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2018年 07月 10日
西日本の豪雨による被害者の数はさらに増え、9日の夜の時点で、13府県で死者は126人、心肺停止が2人、行方不明や連絡が取れない人は79人となっており、平成にはいって最悪の数だという。(-"-)
<参考までに書くと、死者(&行方不明者)の数は、安倍首相の山口県が3人、竹下総務会長の島根はゼロ。岸田政調会長の広島は45(&47人)が最も数が多い。他では岡山26人(&33人)、愛媛の23人(&3人)が被害が大きい。>
昨日の記事で、安倍首相は11日〜18日の出発予定の外遊をやめるべきではないかと書いたのだけど。(『安倍は災害対策より自己満足の外交やカジノの経済的利益を選ぶのか+米朝の交渉、不調か』)
官邸は最後まで、一部の国だけ訪問するなどの方法を考え、調整を続けていたようだが。午後になって、やっと、外遊の中止を発表した。^^;
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この外遊は、国会延長が決まってから発表されたものなのだけど。国会をやっている間にわざわざ外遊するのだから、よほどの緊急性、重要性があるのかと思いきや、「あら〜」という感じの日程なのである。(・o・)
『[東京 2日 ロイター] - 安倍晋三首相は2日正午に首相官邸で開かれた政府・与党連絡会議で、11日から18日の日程でベルギー、フランス、サウジアラビア、エジプトの4カ国を訪問するとの予定を正式発表した。
ブリュッセルでは、日EU(欧州連合)経済連携協定(EPA)に署名する。首相は「世界で保護主義の動きが広がる中、日本は自由貿易の旗手として、その旗を高く掲げ、今後も自由貿易を力強く推進していく決意だ」と意義を強調した。
パリでは日本文化の博覧会「ジャポニスム2018」の開会式に「マクロン大統領とともに出席し、フランス革命式典のパレードにはメインゲストとして出席する」(首相)という。
サウジアラビアとエジプトでは「経済ミッションも同行し経済関係の拡大に弾みをつけるとともに、地域や世界が直面する諸課題について戦略的な議論を行ないたい」と述べた。(ロイター18年7月2日)』
強いて言えば、EPAの署名はチョット重要かも知れないのだけど。何か首相が行けないって連絡したら、向こうが来てくれることに決まったそうで。どうしてもベルギーまで行く必要はなかったようだし。
フランスは、どちらもイベントがらみで。安倍首相が行かなくてもいいものだし。<自衛隊も出るという革命式典の軍事パレードを見たかったかも知れないけど。(~_~;)>
サウジとエジプトに至っては、つまりは安倍首相が得意にしている経済ミッション(=経済団体や企業など)を引き連れての営業活動をしに行く予定だったとのこと。(-"-)
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それで、野党は災害がひどくなる前から、「国会をさぼりたいために外遊するのか」と。外遊の中止を要請していたのだけど。<誰かさんが「集中審議は勘弁して」とか言ってたらしいしね。^_^;>
『立憲民主党など主要野党は6日の衆院議院運営委員会理事会で、安倍晋三首相が11〜18日に予定しているベルギーやフランスなど4カ国への外国訪問について、「延長国会中の長期外遊は異例」として反対した。
これに関連し、立憲民主党の福山哲郎幹事長は党の会合で「何をしに行くのかさっぱり分からない。国会をさぼりたいために外遊するのか」と批判。一方、菅義偉官房長官は記者会見で「訪問は極めて重要な意義を持つ。わが国は他の国と比較して国会に縛られる時間が圧倒的に多い」と反論した。(時事通信18年7月6日)』
このように豪雨災害が拡大して、もはや外遊に出発するという選択肢はとり得まい。(-"-)
安倍首相&周辺が、外遊を中止した背景には、9月の自民党の総裁選での支持集め、来年の地方・参院選への配慮に加えて、5日の飲み会に負い目を感じたこともあるように思える。^^;
自民党内では先週5日の夜、「赤坂自民亭」なる若手議員の飲み会を議員宿舎で開催。そこに、総裁選の議員票集めのためか安倍首相も参加。また上山法務大臣や、大きな被害が生じた広島を地元にしている岸田政調会長なども同席していたという。^^;
しかし、5日の夜は、既に北九州から中国地方にかけて、かなりの大雨が降ることが予想されており、気象庁は災害に備えるように呼びかけていたとのこと。
しかも、上山法務大臣は、翌6日の朝8時から、オウム真理教の元教祖、幹部7人の死刑執行の署名を控えていたわけで。そのような状況の下、議員宿舎で飲み会を楽しんでいていいのかと問題視や批判する声が強くなっていたのである。^^;
<また安倍自民党の足を引っ張るのが得意な片山さつきちゃんが、この飲み会の写真をツイッターにアップしちゃったのよね。^^;>
『西日本豪雨初期の自民飲み会開催に批判拡大「怒り」
記録的な被害が出ている西日本豪雨に関連し、各地で被害が出始めつつあった今月5日夜、自民党の中堅、若手国会議員が、安倍晋三首相や党幹部を交えて「赤坂自民亭」と呼ばれる恒例の飲み会を議員宿舎で開いていたことに9日、批判が拡大した。
同会は、党中堅、若手議員と党幹部の懇親会的な意味合いで、月に1回、飲み物や食べ物を持ち寄り、議員宿舎の会議室で開催しているという。
当日は数十人の自民党議員が参加した。複数の議員は参加にとどまらず、楽しそうに飲んだり、くつろぐ会の様子の写真を、自身のSNSで紹介している。結果的に、このSNS発信が今回、批判を浴びるきっかけとなった。
気象庁は5日午後2時からの臨時会見で、すでに今後、記録的大雨の恐れがあるとして厳重警戒するよう、全国に呼び掛けた。そんな状況では危機に備えるのが政権政党のはずが、結果的に危機管理のなさを露呈してしまう形となった。SNS上では「マトモな政党なら自粛」「怒りが収まらない」などと、批判の指摘も出ている。
会には首相のほか小野寺五典防衛相や、自民党の岸田文雄政調会長、竹下亘総務会長のほか、松本智津夫元死刑囚らの死刑執行を翌日に控えた上川陽子法相も参加していた。
首相の参加は初めてで、9月の自民党総裁選をにらんだ対応とみられている。当日は午後8時半ごろに会場に到着し、1時間弱滞在した。首相はこのところ、党内の議員と懇談する回数が増えている。
一方、首相は9日、豪雨対応や被災地視察に向けた準備のため、11〜18日に予定していた欧州や中東訪問を中止することを決めた。(日刊スポーツ18年7月9日)』
『安倍首相と法相が オウム死刑執行前夜の“乾杯”に批判噴出
正気なのか――。オウム真理教の教祖・麻原彰晃死刑囚ら7人の死刑が執行される前日の5日夜、安倍首相が、執行を命令した上川陽子法相らと共に赤ら顔で乾杯していたことが発覚した。ネット上で批判が噴出している。(中略)
写真では、上川法相の隣で破顔一笑の安倍首相。とても、死刑執行前夜とは思えない。
さすがに、片山議員のツイッターには、〈どういう神経でどんちゃん騒ぎができるのか〉〈普通は気が沈んで口が重くなる〉〈ゾッとする〉と批判の声が寄せられている。
安倍首相と上川法相は一体、どんな気分だったのか。翌日、7人を処刑するのに酒を片手に笑顔、笑顔とは……この2人、人としておかしい。(日刊ゲンダイ18年7月7日)』
もう安倍内閣の人々には、まともな感覚はないのである。 _(。。)_
そして、これは『自民の都合で参院議員増、特別な比例枠を作る選挙制度変更案を強行成立か。公明党も維新も賛成せず。』の続報になるのだが・・・。
何と安倍自民党は10日に、参院の政治倫理・選挙制度特別委員会で、参院6増案を強行採決するつもりでいるのだ。(**)
しかも、mewも知らなかったことに、自民党案に盛り込まれた比例代表の「特定枠」制度というのは、50人の比例候補がいた場合、特定枠を49人にすることも可能な制度であるとのこと。 参院選の比例は「非拘束名簿式のみ」であるはずなのに、これだと比例名簿全体を事実上「拘束名簿式」にもできることになるわけで。こんな大きな選挙制度の変更を、たった1−2日の審議で自民党の数の力だけで決めてしまっていいのか、大きな疑問を覚える。(`´)
『参院選挙制度「特定枠」に批判噴出 参院6増案審議
参院選挙制度改革に関する各党の公職選挙法改正案は、参院政治倫理・選挙制度特別委員会で9日も審議され、自民党案に盛り込まれた比例代表の「特定枠」制度に対し、野党は「究極の党利党略だ」などと追及した。特定枠は政党の都合によっては、比例名簿全体を事実上「拘束名簿式」にもできる仕組み。現行の「非拘束名簿式のみ」と異なり、各党がばらばらに運用すれば有権者に大きな混乱を招く懸念もある。【村尾哲、遠藤修平】
「ある党で50人の比例候補がいると、特定枠を49人にすることも可能か」。この日の特別委で希望の党の行田邦子氏からこう追及され、改正案を提案した自民党の磯崎仁彦氏は「49人までは可能だ」と明言した。
直前の質疑では同党の古賀友一郎氏が「非拘束名簿式を維持しつつも、『一部について補完的に』拘束式の特定枠が活用できる」と強調。しかし、特定枠が導入されても非拘束名簿式が基本になる、とは言い切れない。
参院選の比例代表は現在、同じ政党の中で個人名の得票が多い候補から順に当選する非拘束名簿式を採用している。自民案は、事前の名簿順位に応じて当選者が決まる拘束名簿式を一部導入するものだ。野党からは、この日も「相いれない方式を合体させるいびつな方式だ」(自由党の青木愛氏)と批判の声が上がった。
さらに「一部」とされる特定枠は各党に運用が任され、「全部でなければ何人でも良い」仕組み。仮に1人を除く全候補を当選順がある特定枠にすれば、事実上、名簿全体に順位がある拘束式名簿と同じになる。
このため行田氏は、仮に1人だけ特定枠でない候補が大量得票しても落選するケースがありうるとし、「民意を無視する制度だ」と追及。磯崎氏は「全く死に票になるのではなく、政党の当選(獲得議席数)を決めるうえでは大きな役割を果たす」などと反論した。
自民案は特定枠の導入に合わせて比例定数を4増する。「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区で立候補できなくなった県の候補者を救済する狙いで、古賀氏は答弁で「合区を踏まえて4増をお願いしている」と本音を漏らしたが、その範囲を超えて選挙制度の根本的な変更につながりかねないのが実態だ。(毎日新聞18年7月9日)』
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ちなみに、JNNの世論調査では、『この法案への賛否を聞いたところ、「賛成」は15%にとどまり、「反対」が69%に上りました。また、この法案の今の国会での成立についても「反対」と答えた人が70%に上りました』とのこと。(TBS18年7月9日)
先日も書いたが、このように大事な選挙制度の大きな変更を、主権者たる国民の声をきかずにして、自分たちの都合だけで強行しようとする安倍自民党政権は、改めて本当にアブナイ政権だと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
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