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台湾海峡を通過した米駆逐艦の意味/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201807090000224.html
2018年7月9日9時16分 日刊スポーツ
★極東の安全保障は一進一退の米朝協議に委ねられているが、7日午前、米海軍のイージス駆逐艦「マスティン」と「ベンフォルド」2隻が台湾南部の海域から台湾海峡を通過し、北東に向かったと台湾の国防部が発表した。航行について台湾総統府の黄重諺(こう・じゅうげん)報道官は同日夜、「台湾はかねて、台湾海峡と地域の平和・安定を重視している」とし、貿易問題などで対立する米国による中国へのけん制説との見方を一蹴した。
★6日、中国・中東欧サミットに出席する直前に中国の李克強首相は「貿易戦争は解決策ではない。中国が貿易戦争を始めることは決してないが、いずれかの政権が関税の引き上げを手段として用いるなら、中国は利益を守るために対応措置を取る」と、米国をけん制した発言をした直後のことだ。外交筋が言う。「米国家安全保障補佐官・ジョン・ボルトンは保守派の中でもタカ派と言われていて、米朝対話の演出家の1人だが、実は彼こそが、トランプ大統領の中間選挙のカギを握る台湾派が期待する、台湾ロビーの第一人者だ。北朝鮮の後ろには中国がいて、米中は貿易摩擦を抱えるが、その挟み撃ちに台湾カードが有効だ」。
★同時に米朝関係で、東シナ海に緊張が走る横で、台湾海峡が手薄になることを避けたいボルトンの巧妙な軍事的揺さぶりでもあるといえる。「これがトランプ支持層や中間層、台湾ロビーに与えるインパクトは大きい。米軍艦が台湾海峡を通過するのは、ブッシュ政権以来約11年ぶりというのもうなずける」(自民党外交筋)。ただ、台湾ロビーを取り込んで中間選挙が有利に運ぶとともに米朝核廃棄、米中貿易摩擦の両方を同時に解決しようとすれば、どこかでほころびが出る。中国もそれを見逃すまい。台湾海峡の波が高くなった分、極東問題で日本外交の選択肢が狭まるのではないか。(K)※敬称略
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