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「経団連とは会食するのに過労死遺族とは会おうともしない安倍首相。悔しくてならない」寺西笑子さん
https://ameblo.jp/takumiuna/entry-12389075786.html
July 07, 2018 かばさわ洋平
経団連とは会食するのに過労死遺族とは会おうともしない安倍首相。悔しくてならない。
全国過労死を考える家族の会代表の寺西笑子さんはこう語っています。「残業代ゼロ制度」高度プロフェッショナル制度を含む、働き方改革一括法案が、自民、公明、維新の賛成で成立しました。労働者から要望のない制度で12人の聞きとりだけを行い、安倍首相は「経団連から要望いただいた」と国会で認めました。高プロは労働時間の規制を外す制度で、過労死しても労災認定が困難になるなど,働く人の健康や命を脅かす法律です。もともと経団連は年収400万円まで対象の制度を求めてきました。私には関係ないでは決してすまない法律です。財界献金の見返りに財界のための政治を変えることが必要です。
赤旗日曜版 7/8
労働者の命にかかわる法律が数の力で強行されたのは本当に許せません。大切な家族を過労死で失った遺族として、この法律は絶対に認められません。
2014年6月、過労死防止を「国の責務」と明記した過労死防止法が全会一致で成立しました。それから4年。まさか過労死を増やすような法律ができるとは思いませんでした。本当に悔しい。
「高度プロフェッショナル制度」を導入すれば間違いなく過労死は増えます。高プロは労働時間の規制を外す制度だからです。使用者は労働時間を把握する義務もないので、過労死しても労災認定が難しくなります。
政府は”交渉力のある専門職に対象を限定する”と説明しています。だけど、会社や上司から指示されれば労働者は逆らうことはできません。過大なノルマを与えられ、長時間労働を強いられるのは明らかです。
私の夫もそうでした。和食店の店長だった夫は会社から過大なノルマを与えられ、過労自殺しました。夫の年間の労働時間は4千時間以上。長時間・過重労働が原因でうつ病を発症し、22年前、飛び降り自殺しました。49歳でした。
会社や上司と力関係が平等でない労働者は、与えられた仕事を断ることはできません。過労死するまで働かされ、残された遺族は地獄の苦しみを背負うことになります。
「過労死ライン」の月100時間未満の残業を認める上限規制も過労死の防止と逆行するものです。残業時間の上限は月45時間という大臣告示を特例なしで法制化すべきです。
私たちは安倍首相に面会を申し入れましたが、拒否されました。経団連の人たちとは会食するのに私たち遺族とは向き合ってもくれない。聞く耳を持ってもらえず、悔しくてなりません。
私たちは決してあきらめません。これからも過労死を防ぐ活動をしていくし、この法律は廃止すべきだと言い続けます。次の犠牲者を出さないためにも。
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