http://www.asyura2.com/18/senkyo247/msg/308.html
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<衣の下の鎧を隠した中国とマスコミに利用される元首相>自分の言ったことを忘れるようでは、虐殺記念館など元首相として訪問してはだめだ・・・福田さん
https://gansokaiketu-jp.com/kaiketukeijiban/geinou-kenkou-sportu/chuugotuto-kokunaimedhiaya-hidarikei-dantaiya-jinbuturaniyoru-nankindaigyakusatu-netuzou-giwaku.htm/light.cgi?
【単刀直言】
福田康夫元首相 南京記念館の訪問「展示内容の修正評価」「鳩山元首相のときとは展示物違う」
http://www.sankei.com/politics/news/180704/plt1807040007-n1.html
6月24日に(中国江蘇省の)南京大虐殺記念館を訪問したのは、私の希望でした。
小学校進学前におやじ(福田赳夫元首相。当時は大蔵官僚)の仕事(汪兆銘政権の財政顧問=1941〜43年)の関係で南京に住んでいた。私は3カ月間だけの生活だったが、異質の体験だったね。(南京事件があったとされる37〜38年の後だったにもかかわらず)現地の中国人は非常に親切にしてくれたんだな。あのときの南京に対するあこがれというか望郷というか、そうした思いが以前からあったんです。
説得力はあった
その後2回、南京を訪れたことがあるが、記念館には足が向かなかったし、行く気にもなれなかった。マネキンを使った展示物などがあまりにもおどろおどろしいと聞いていたからです。しかし、2014年に習近平国家主席が記念館を訪問した後、内容が随分入れ替えられたと聞いた。それならばぜひ行ってみたいと。
さらに、日本テレビが2カ月前ぐらいに放送した「NNNドキュメント『南京事件II』」をたまたま見てね。旧陸軍が焼却し地中に埋めた資料を掘り起こして残った部分をつなぎ合わせたり、当時の従軍兵の日記を集めたりした内容で、やはり旧日本軍が中国人を殺したことは事実なんだなあと。行こうという思いを強くしたわけです。
時間の都合上、すべてを見学することはできなかったが、写真や文書を中心とする実物主義というか記録主義という感じで、納得できるようなものが多く、説得力はあったと思う。
記念館の館長は、南京の城内の人だけでなく、そこに至るまで日本軍が戦争しながら殺害した人も30万人に入っているというふうな感じの説明をしていた。30万人は南京市内にいた人だけではないというような説明だったね。
今回の訪問では、「元総理」の名で献花をしました。すでに「元総理」と書いてあったが、献花はいろんなところでもやってきたので、別におかしいとは思いませんでした。
(現地では)事実を事実として記録する努力をするのであれば、それは評価するという趣旨のことは言いました。(現地メディアが「日本人も記念館を訪問し、歴史を理解すべきだ」と発言したと報じたが)そこまで言ったかはよく覚えていないな。
多すぎるが受け入れる
昨年秋の中国共産党大会での習氏(党総書記)のスピーチ以来、中国の日本に対する対応は変わったんです。「新型国際関係」という考えの下、拡張主義は取らない、各国と友好的にいく、運命共同体をつくると。他国と協調し、利益を共有していかないと「一帯一路」構想は完成しない。そうした方針で中国は外交を進めている。
この流れの中で、中国側に日本研究を進めようという動きが出てきた。上海交通大学に設置された日本研究センターの発会式と、復旦大学で開催された日中平和友好条約40周年のシンポジウムに出席し、友好的な話し合いをしてきた。そのついでに記念館を訪問したわけです。
記念館の展示内容を修正したのも、こうした一環なのでしょう。修正する努力をしているのであれば認めてあげないといけないし、素直に評価してあげないといけない。そういう姿勢は必要ではないか。
鳩山由紀夫元首相らのときとは記念館の展示物が違うし、おかしなことをするとかいう特別の気持ちをもって行ったわけではない。そこは分かってほしいんです。
30万人が犠牲になったというのは、ちょっと多すぎると思っていました。それでも、向こうが30万人の被害者が出たというのであれば、そこは受け入れてですね…、信じる信じないは別だが、1万でも2万でも3万でも5万でも不法に殺害してしまったということについては、日本国民として謝らなければいけないところじゃないかな。それをしてはいけないというのなら、その理由をきちんと説明しなきゃいけないな。
30万人がどうのこうのという議論を続けていると、満州事変や盧溝橋事件以来の中国側の犠牲者が1千万人なのか、2千万人なのかみたいな話になってしまい、取り返しのつかない議論になりかねない。それを恐れているわけです。
北交渉時に文書見ず
今年に入っての北朝鮮の変化は、なぜでしょうね。自分では分かりませんね。日朝協議の見通しはどうか。これも、現在やっている人に聞いてもらった方がいい。
(02年の日朝首脳会談前に北朝鮮側と下交渉した元外務省アジア大洋州局長=後に外務審議官=の)田中均氏については、ずっと評価してきたし、彼のやってきたことは正しかったと思います。
拉致被害者の生存情報は首脳会談直前まで分からなかった。ただ、間違いなく生存者はいるという確証は得ていた。1人でも生存者がいるのであれば政治家として助けなければいけない。(首相だった)小泉純一郎氏も(官房長官だった)私もそういう気持ちでした。
日朝会談直前の田中氏の北朝鮮側との2回分の交渉記録が外務省に残っていないとされているが、そういう話は聞いていない。田中氏は北朝鮮との交渉では随時報告してくれたから、いちいち文書を見る必要がなかったのでね。(今堀守通、原川貴郎)
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