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予選リーグ突破をかけた日本ーポーランド戦を見ていた。
後半の10分くらいになると、日本は急に戦意を無くし敵陣へ攻め込まなくなりボールをパスし続けた。
呆れ返った、相手のポーランドの選手の中には、グランドに座り込む者も出てきた。
それほど見っともない場面であった。
理由は、他の会場で行われていた、コロンビアとセネガル戦で、コロンビアが勝ったことが解り、ポーランドに、このまま0−1で負けても決勝戦に出られることが解ったので、下手に動いて、これ以上失点しなければ決勝リーグへ出られることが解ったから、その様にしたそうである。
今までの試合で、1〜2分くらいは、このような場面を見たことがある。
10分も続けられれば、観客も騒ぎだしブーイングが起きていた。
勝てば良いのならば、ルールなどはいらない。
フェアプレイ精神をもっとうとするスポーツではない。
この様な事をしてまで決勝リーグへ進んでも何の意味があると言うのか。
お金を払って見に来ていた数万の観客を馬鹿にし、私などテレビで観戦していたものを不快にし、どのような心構えで決勝リーグを戦うというのか。
自分達、個人の資格のゲームではない。
W杯という世界中が注目し、スポーツを堪能している、その当事者である。
サッカーというスポーツを代表して演じている、その場面である。
勝つことだけが目的ではないはずである。
勝つことに、それほどの意味があるなら、負けた場合の責任も考えるべし。
ところで、こんな状況を言うために書いている訳ではない。
翌日のテレビの報道を見て呆れ返り、嘆かわしく、いても立ってもおられなくなった。
要するに、勝つためには仕方がない選択であり、西野監督の判断を称賛すらする傾向が強い。
コメンテーターの多くも、その行動を批判しながらも、結果として監督の判断を支持するものであった。
驚く事に、その時間帯は、殆どの放送局が同じ話題を放映していた。
どこを向いても、日本中が、西野監督の判断を支持している。
試合の成り行きは批判しながらも!
これが現代日本の心情である。
勇気を持って正論を吐く人間など、一人もいない。
まあね、街中で意見を聞いた人の中には、私と同じように憤慨した人もいたであろうが、放映はしない。
選手のインタービューでも、醜い様子を見せた事を詫びながらも決勝リーグへ進むためには仕方がない判断であったと監督を非難するものはいない。
硬骨漢の本田でも、意に反して監督を非難しない。
このような時に批難してこそ、本物の硬骨漢ではないのか。
この様な場面も、全国の子供たち、サッカーフアンが見るところとなった。
せめて、メディアの主流が、
「日本よ、これではいけないと、何故言わない。」
この様な現代日本の心情は、醜く矮小化されたものとなっていて、あらゆる面で日本の衰退が始まっている事を示している。
最期に付け加えておきます。
テレビでいろいろな話を聞きましたが、
安倍首相だけが、この様に言いました。
「それにしても長すぎないかね・・・」
決勝リーグへ進んでも、失ったものの大きさは考えないのだろうか!
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