http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/825.html
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沖縄タイムスのスクープ記事を黙殺した大手新聞
http://kenpo9.com/archives/3940
2018-06-26 天木直人のブログ
発売中のサンデー毎日最新号(7月8日号)に二つの注目すべき記事を見つけた。
その一つは「大使館ルート」なるものは全く機能していない、という浅川新介記者の手による要旨次のような記事だ。
すなわち、日朝首脳会談への意気込みを強調する安倍首相がよく使う言葉に、「北朝鮮との間で北京の大使館ルートと、さまざまな手段を通じやりとりを行っている」というのがある。
ところが、これがまったくデタラメで、北朝鮮大使館関係者は、この1年−2年、日本大使館からは何ら接触がない、と否定している、という記事だ。
もっとも、北京の日本大使館が機能していない事は、すでに東京新聞の五味洋治記者が繰り返している述べている事から明らかだ。
つまり北朝鮮側への抗議はファックス一本で済ませている、という例の笑い話のような証言だ。
だから、この浅川記者の記事は、やはりそうだったのか、という程度の記事だ。
しかし、もう一つの記事は深刻だ。
友寄貞丸記者の手によるその記事の要旨はこうだ。
米中央情報局(CIA)が米軍基地をめぐる沖縄の世論をどう操作するか研究した「沖縄解説書」なるものを作っていたという。
2012年1月にCIAのオープンソースセンターがまとめた「沖縄における基地と政治」(全60ページ)がそれだ。
この、米政府の政策立案者向けに作成されたとんでもない解説書を、沖縄タイムスが情報開示請求で入手し、5月27日、28日の二日にわけて特報したという。
サンデー毎日の記事に書かれているその一部ですら、米国の沖縄占領政策の正体を見事に物語る噴飯物の報告書だ。
ところが、これほど貴重な沖縄タイムスのスクープ報道にもかかわらず、大手新聞が報道した形跡はない。
もし、どこかが報じていたとしても、大手新聞を毎日読んでいる私が見落としていたぐらいだから、目立たない小さな記事で済ませたに違いない。
これを要するに、安倍政権に都合の悪いニュースは、たとえそれがどんなに重要な事でも大手新聞は黙殺するということだ。
いまからでも遅くない。
野党はこのCIAの解説書の存在を国会で提起し、国民に米国の正体を明らかにすべきだ。
真実を知らなければ何も気づかない。
なかったことと同じになる(了)
沖縄世論をどう操作するか、米CIAが解説書 「基地と政治」県民の思考様式を研究
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/258217
2018年5月28日 05:00 ジョン・ミッチェル特約通信員 沖縄タイムス
【ジョン・ミッチェル特約通告員】米中央情報局(CIA)が、基地を巡る沖縄の世論をどう操作するか研究し、解説書をまとめていたことが分かった。抑止力や環境問題の議論を避け、経済効果や文化交流、災害救助といった「利点」を強調するよう指南。日本政府の差別的な取り扱いを批判しつつ、米国は無関係だと主張している。
CIAの解説書「沖縄における基地と政治」
「沖縄における基地と政治」と題された解説書は全60ページ。2012年CIAオープンソースセンターが米政府の政策立案者向けにまとめたもので、「公用限定」に分類される。本紙が情報開示請使で入手した。
解説書は県内の報道などを詳細に分析し、県民の思考様式を検討。「落とし穴」を避ける方法を示す。
抑止力で米軍駐留を正当化する議論について「『なぜ私たちばかり』という県民の疑問に答えるものではなく、いら立ちで迎えられるだろう」「ほとんどの場合、懐疑派に否定される」と指摘する。鳩山由紀夫元首相が「抑止力は方便だった」と発言したことも例に挙げる。
環境問題も慎重に取り扱うよう提案する。「県民の環境保護の要求は、同盟にとって脅威になる」「県が日本政府に対して、日米地位協定改定など基地跡地の環境対策の拡充を使める可能性がある」と警戒する。特に沖縄での枯れ葉剤使用と投棄が明らかになったことに懸念を表明。環境事故には迅速で透明性のある対応を取るよう促す。
一方、強調すべき点には経済効果を挙げ「県は基地のない沖縄という将来像に必要な財源を明示できていない」「県庁内の現実主義者たちは基地に関する日本政府からの見返りを確保しようとしている」と分析。「沖縄の基地は地域の安全を守り、経済・文化交流を活発にしている」と主張する。
さらに、災害救助や人道支援任務の「効果」に触れ、自衛隊による平和、家族、地域社会を強調する広報活動をまねることを提案する。「沖縄メディアは懐疑的に見るだろうが、県民は受け入れてくれる可能性がある」とみている。
<CIA「沖縄における基地と政治」全文PDF>
米CIA、BEGINやモンパチ分析していた 沖縄世論研究で
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/258263
2018年5月28日 12:02 沖縄タイムス
【ジョン・ミッチェル特約通信員】米中央情報局(CIA)が沖縄世論を研究するため、ポップ音楽などを広く分析していたことが分かった。CIAがまとめた解説書は、BEGIN(ビギン)やモンゴル800、Cocco(コッコ)さんなどの歌詞、「琉神マブヤー」のヒーロー像を題材に、「平和を愛する人々」「美しい島々」といった県民の自己認識を説明している。
CIAの解説書「沖縄における基地と政治」には、BEGINやCoccoさんの名前も登場する(画像は一部加工しています)
解説書の題名は「沖縄における基地と政治」。2012年、CIAオープンソースセンターが米政府の政策立案者向けにまとめた。「公用限定」に分類されており、本紙が情報開示請求で入手した。
Coccoさんの歌から「ジュゴンの見える丘」を取り上げ、「沖縄のもろく美しい環境に光を当てた」と解説。「ジュゴンは、反基地や自然保護の活動家が普天間飛行場の移設に伴う環境への影響を示すため、広く利用している」と警戒感も示す。
モンゴル800の「琉球愛歌」は「他者への共感を呼び覚ますとともに、非暴力と自然への愛着を体現する『琉球の心』を強調している」と分析する。
BEGINの「島人ぬ宝」に込められたメッセージを、「島独特の自然や歴史が持つ物質的ではない豊かさ」と指摘。HYの「時をこえ」の歌詞に登場する「命どぅ宝」の考え方について、「間接的に戦争を否定し命の価値を広める」と解説する。
琉神マブヤーは「他者を思いやり、許す」文化の象徴とみる。一方、NHKの大河ドラマ「琉球の風」や「テンペスト」には批判的で、大交易時代を「美化」することで、基地がなくても「アジアの交差点」として経済が成り立つと県民に思わせたと推定する。
世論分析のため、投稿サイト「沖縄のうわさ話」で埋め立てについて賛否の意見を数えた記述も。市町村のシンボルマークや非核都市宣言は、平和を求める県民感情を知る手掛かりにしている。
このほか歴史、文学、空手、平和運動など各分野の第一人者の著作や発言も分析している。
取り上げた主な人物・グループ
CIAが沖縄世論を理解するため、解説書の中で作品や発言を取り上げた主な人物、グループは以下の通り。(敬称略、登場順)
高良倉吉、仲本和彦、金城実、大江健三郎、高良政勝、太田好信、嘉手苅林昌、平安隆、宮城喜久子、仲井真弘多、翁長雄志、赤嶺政賢、知花昌一、富川盛武、大城立裕、大田昌秀、目取真俊、石川元平、稲嶺恵一、佐藤優、仲原善忠、新城俊昭、安仁屋政昭、山里毅彦、安里猛、尚泰、HY、モンゴル800、多田治、BEGIN、Cocco、稲嶺進、新垣裕治、井上雅道、チャルマーズ・ジョンソン、玉城満、柳宗悦、長嶺将真、上地拓郎、尚泰久、尚巴志、新田重清、座安政侑、山中久司、仲里効、林泉忠
<CIA「沖縄における基地と政治」全文PDF>
沖縄を理解するための「五つの物語」 米CIAが示した驚くべき内容
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/258264
2018年5月28日 15:45 ジョン・ミッチェル特約通信員 沖縄タイムス
【ジョン・ミッチェル特約通信員】米中央情報局(CIA)がまとめた解説書は、沖縄を理解するために「被害者意識」「差別」「平和を愛する人々」「美しい島々」「アジアの交差点」という「五つの物語」を提示している。
CIAによる沖縄「五つの物語」の説明
CIAは2011年、「地域のアイデンティティー、経験、希望、懸念を反映する物語」を特定し、他国の世論操作に生かす手法を考案した。12年に発行した沖縄版の解説書では、まず「被害者意識がアイデンティティーの中心にある」と批評する。
現在の事件や事故にも琉球処分や沖縄戦が影響し、「より象徴的な意味を持つ」と分析。1995年の暴行事件は「沖縄では今も利用価値があるとみなされている」と批判的に紹介する。県民が米軍を「スケープゴート」にしているとも訴えるが、根拠は示していない。
「被害者意識」と同様に県民が強く信じている物語として「差別」を挙げ、この二つが「米国のメッセージ発信と同盟の維持に最大の障害となる」との見解を示す。
3番目の「平和を愛する人々」の物語は、「命どぅ宝」の文化や沖縄戦の経験に根ざすと説明。「(県民は自身に)特別な資格があると考えている」と分析し、基地に反対する本土の団体がこうした傾向を「利用」しているとも批判する。ただ、若い世代にはあまり受け入れられていないと示唆する。
4番目の「美しい島々」は「比較的新しいものの、広く共有されている」との見立てを示す。県民が「自然環境を誇りの源泉としている」と指摘。新基地建設や返還地の汚染で、米軍の存在が利益になるという主張が県民に受け入れられなくなると警告している。
最後の物語は「沖縄が再びアジアの交差点になる」というもので、琉球王朝黄金期の「漠然とした歴史から派生した」と冷淡に扱う。「この島の将来について、説得力ある代案を示すには至っていない」「近い将来基地に悪影響を及ぼすことはない」との見方を示す。
沖縄経済は、基地と日本政府による見返りの補助金に依存していると主張。基地が「(アジア)地域の経済、文化交流促進を可能にしている」と説得すれば、「アジアの交差点」の物語は米軍にプラスに働く可能性もあるとみている。
沖縄2紙を批判 社説の推移分析
【ジョン・ミッチェル特約通信員】米中央情報局(CIA)の解説書は、沖縄タイムスと琉球新報の2紙を繰り返し批判する。社説などを引用し、「自らを沖縄の平和主義を体現する者と位置付け、その『権威』を基地反対に使っている」と表現する。
2008年5月から11年9月までの3年余り、基地問題と政府の差別を結び付けた社説の数をグラフ化。鳩山由紀夫首相(当時)が普天間飛行場の移設先を巡って辺野古回帰を決めた11年5月に、件数が激増していることを示した。古くは1997年から、数は少ないものの同じ趣旨の社説があることにも言及した。
全国紙の沖縄報道も分析している。政府を批判することが多い朝日新聞を繰り返し「左寄り」などと表現する一方、政府寄りの論調が目立つ読売新聞は単に「日本最大の発行部数を持つ新聞」と紹介しており、CIAの肩入れがうかがえる。
<CIA「沖縄における基地と政治」全文PDF>
在沖米軍、CIAの指南に沿い活動 人道支援で「恩恵」を強調 若者へアピールも
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/258265
2018年5月29日 05:00 ジョン・ミッチェル特約通信員 沖縄タイムス
【ジョン・ミッチェル特約通信員】在沖米軍の広報活動には、米中央情報局(CIA)が指南した沖縄世論操作の手法に沿った例が多くみられる。
経済効果を強調する海兵隊のウェブサイト
CIAの解説書は、人道支援活動を使って基地の「恩恵」を宣伝するよう助言している。米軍は2015年のネパール大地震、16年の熊本地震の際、在沖米海兵隊の果たす役割を強調。特にオスプレイの活用を繰り返し発表しており、配備の正当化を図ったとみられる。
異文化交流の宣伝というアドバイスも踏襲している。ツイッターやフェイスブックで米兵による英会話教室、スポーツや文化交流のイベントを頻繁に投稿する。こうした交流イベントは主に若者が対象。解説書は、若者は平和志向が薄いと分析しており、働き掛けのターゲットとみなしている可能性がある。
海兵隊の日本語ウェブサイトにも「在沖米軍による経済活動」というページがある。軍関係者の消費や防衛施設整備事業で、14年度に2400億円以上の経済効果があったと指摘。県民9千人が働く基地は「県庁に次ぐ2番目に大きな雇用主」と強調している。
県民を蔑視する内容が16年に明るみに出て問題になった在沖海兵隊の新任兵士対象の研修にも、解説書の記述がそのまま引用されている。県民の特性を解説する「被害者意識」「差別」「美しい島々」「アジアの交差点」という「物語」が研修のスライドに含まれている。
これらの記述は11年版にはなく、解説書が12年に発刊された後の14年版になって盛り込まれた。
知らないうちに調査の的に… 沖縄県民驚き、CIAの世論研究
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/259081
2018年5月29日 10:28 ジョン・ミッチェル特約通信員 沖縄タイムス
2012年、米中央情報局(CIA)が沖縄世論を研究するためにまとめた解説書には、政治家だけでなく、ミュージシャンや作家、歴史家などの名前や発言などが取り上げられていた。知らないうちに調査の的になっていた人たちは報道を受けて28日、一様に驚いた。
CIAの解説書「沖縄における基地と政治」
対馬丸記念会の高良政勝理事長(78)の名前は、同記念館のウェブサイトに掲載された理事長メッセージとともに記されていた。
メッセージは「記念館をとおして、戦争と平和、命の尊さについて子どもたちと大人が共に考えてほしい」との内容。解説書では県民の意識について「被害者意識がアイデンティティーの中心にある」と批評しており、高良理事長のメッセージは「被害者意識」の物語を証明する材料として提示されている。
高良理事長は「ごく普通の民間人の名前が書かれていることに驚いた。そこまで調査しているのかと、怖くなった」。
CIAの批評には「米国を敵視しているわけでもなく、被害者意識でもない。戦争や紛争が絶えず、多くの子どもたちや民間人が犠牲になっている。歴史的事実を共有し、未来に正しく伝え継ぐことが必要との思いで活動している」と語気を強めた。
読谷村在住の平和運動家で僧侶の知花昌一さん(70)は、2011年に県外で講演した内容を分析されていた。「CIAが(私を)基地反対運動家として認めていることは悪く思わない」とする一方、「沖縄のことを細かく分析して対策を練っていることが分かった。そこまでやるのかとびっくりした」と驚いた。
元副知事で歴史家の高良倉吉琉大名誉教授(70)は、琉球王国の交易ネットワークを「海のシルクロード」と表現した人物として紹介されている。
高良名誉教授は「基地や政治だけでなく、音楽や歴史など県民の価値観にまでアンテナを広げて調べたことに驚いた」と強調。「情報がどこまで精度の高いものかは分からない。沖縄の等身大の情報を正確に把握し、米側が沖縄を理解する上で情報利用しているなら意味があるかもしれない」と話した。
県議の玉城満さん(59)は、11年6月のNHKの番組で笑築過激団の座長として登場し、方言札について「忘れられない記憶」と表現したことに触れられていた。玉城さんは「芸能や文化が沖縄のアイデンティティーを目覚めさせるのではないかと、CIAが警戒していたのではないか」と指摘した。
SNSも対象か
◆佐藤学沖縄国際大教授
どういう意図でCIAが調査しているのか分からないが、単純に見れば、沖縄は米国が治めている場所という意識があるのではないか。調査する背景に何があるのかを知りたい。
ただ、今回明らかになった調査の対象は、ミュージシャンや作家などの公に出ている発言や情報だ。CIAは、公に出てこないSNSの個人情報も調べているのかもしれない。それが懸念される。(政治学)
県民性示す好機
◆我部政明琉球大教授
外国の沖縄で起きている問題で米国の利益が失われないために何をすべきかという危機感からの調査だろう。米国が何をやっているかは記されていないが、12年以降それに沿った措置を取ったのではと考える。
前向きに捉えれば、沖縄は多様な意見、批判を理解した上で、県民自らの考えに基づき物事を決めているという開かれた社会であることを示すいい機会だと思う。(国際政治学)
<CIA「沖縄における基地と政治」全文PDF>
社説[CIA沖縄解説書]「過酷な負担」直視せよ
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/258248
2018年5月28日 07:30 沖縄タイムス
海兵隊の沖縄駐留を正当化するために抑止力を強調する議論について、米中央情報局(CIA)が、政治的効果を疑問視していたことが分かった。
「沖縄における基地と政治」という表題のついた米政府政策立案者向けの解説書を、本紙のジョン・ミッチェル特約通信員が、情報開示請求で入手した(27日付本紙)。
解説書は「『なぜ私たちばかり』という県民の疑問に答えるものではなく、いら立ちで迎えられるだろう」と指摘し、「ほとんどの場合、懐疑派に否定される」との見方を示している。
CIAオープンソースセンターが報道などをもとにまとめたもので、2012年1月に発行された。
国内では、防衛省が手を変え品を変え、海兵隊と抑止力を結びつける議論を展開していた時期に当たる。
「海兵隊=抑止力=沖縄でなければならない」という議論は、防衛省がつくり上げた国民向けのフィクション(虚構)であることが明らかになりつつある。その状況をCIAも追認した格好だ。
復帰前の環境問題については「県民の環境保護の要求は、同盟にとって脅威になる」と注意を促している点が注目される。
基地跡地の環境対策や環境事故への対応などに神経質になっていることがうかがえる記述だ。
逆に言えば、沖縄の負担軽減を進める上で、これまで以上に重視されなければならないのは環境問題だということになる。
■ ■
政府発行の外交青書や防衛白書は、日米同盟の重要性は強調するが、米軍の事件事故や騒音、環境破壊など、県民が被っている基地被害に対する言及は、ほとんどない。
CIAの解説書も、その性格からくる限界は否定しようがない。
同書は、基地維持のために沖縄の政治資源をいかに有効に活用していくか、という世論操作の観点から沖縄の政治状況をまとめたものだ。
復帰前、アメリカは「沖縄を見たいように見、そのような見方にあわせて対住民政策をとってきた」(宮城悦二郎『占領者の眼』)。
CIAの解説書にも、占領者の眼を思わせるような部分がある。
沖縄の基地問題の本質は、戦後一貫して「過酷な負担」を押しつけられ、自治や人権が脅かされてきた点にあるが、解説書は、自らの使用者責任にはほとんど触れていない。
■ ■
CIAはこれまで、政治動向を分析し評価するだけでなく、世界各地で「秘密工作」に従事してきた。返還された知念補給基地(旧玉城村、キャンプ知念)は、CIAの活動拠点だった。
1965年11月の立法院選挙や68年11月に行われた初の主席公選では、保守系候補が有利になるよう裏工作が行われた。資金面を含めCIAの関与が疑われている。
間接的であっても、沖縄の自治に介入したり干渉したりするようなことがあってはならない。
[大弦小弦]基地を巡る県民世論をどう操作するか…
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/259073
2018年5月29日 07:52 沖縄タイムス
基地を巡る県民世論をどう操作するか。米中央情報局(CIA)が作成した解説書「沖縄における基地と政治」の存在が本紙の情報開示請求で明らかになった(27、28日付)
▼米統治下、CIAはキャンプ知念や瀬名波通信施設を拠点に諜報(ちょうほう)活動していた。だが解説書の作成は2012年。今も続くばかりか、BEGINやモンゴル800の歌詞までも研究材料にし、県民の価値観を探っていたとは薄気味悪い
▼米軍やCIAは復帰前、日常的に世論を操ろうとした。弾圧や工作のほか新聞の黒枠広告を毎日切り抜き、有力者の人脈・動向調査までした
▼問題は、過去も今も米国が何のために県民の思考を研究しているかだ。目的は米軍の安定的な駐留のため、不安要素を除去することにある
▼解説書は日本政府の差別的な政策を批判しつつ、米国は無関係と主張。反基地感情の高まりを日本側のせいにし、「差別の物語に米国を巻き込んだ」とまるで被害者のようだ。最大の当事者の自覚はなく、「上から目線」が貫かれる。これこそ差別
▼県民に対する侮蔑に満ちた内容が2016年に発覚した新兵用の研修資料には、解説書の記述が引用されていた。米政府の政策決定者から末端兵士まで影響力を持つCIAの解説書に、操作されるかもしれない県民世論。「驚いた」で済ませてはならぬ。(磯野直)
沖縄タイムスのスクープ記事を黙殺した大手新聞。米中央情報局(CIA)が米軍基地をめぐる沖縄の世論をどう操作するか研究した「沖縄解説書」なるものを作っていたという | 新党憲法9条 天木直人https://t.co/sA7ZIkpqit
— 黒坂三和子 (@miwakokuro) 2018年6月26日
本日の沖縄タイムス一面。CIAが基地をめぐる沖縄世論をどう操作するか研究し解説書をまとめていたというもの。2012年のものだそう。まぁ、よく分析しているよなと思う。災害時の自衛隊の広報効果を米軍も真似るよう提案するとかね。それなら県民は受け入れるだろうと分析。この論調デジャヴ… pic.twitter.com/ZcBlO6Zxww
— rainforest (@foresetmagic) 2018年5月27日
すげー資料でた!CIAに洗脳され続ける日本人、目を覚ましましょうー😔
— polarbear (@polarbear_2017) 2018年5月28日
引用:米中央情報局(CIA)が、基地を巡る沖縄の世論をどう操作するか研究し解説書をまとめていたことが分かった。抑止力や環境問題の議論を避け、経済効果や文化交流、(続
https://t.co/EFdoNJFDii pic.twitter.com/LkyguuxITt
「米軍抑止力に懐疑的」「基地で経済は活発化」 CIAが沖縄世論の解説書:沖縄タイムス
— 西村茂樹(ラウド・マシーン/西村組/他) (@nissie_loud) 2018年5月28日
『米中央情報局(CIA)が基地を巡る沖縄の世論をどう操作するか研究し解説書をまとめていた。抑止力や環境問題の議論を避け、経済効果や災害救助といった「利点」を強調するよう指南』 https://t.co/mnbH0BV43U
CIA が、在沖米軍基地めぐる沖縄県民世論をどう操作するか研究し、解説書もまとめていた。
— BARANEKO (@BARANEKO0409) 2018年5月27日
タイムスのジョン・ミッチェル特約通信員が、情報開示請求で入手。 pic.twitter.com/pEZQv91f8I
続き
— BARANEKO (@BARANEKO0409) 2018年5月28日
CIAがまとめた(2012)沖縄県民世論研究の(世論操作)解説書「沖縄における基地と政治」には・・
沖縄のポップ・ミュージックなどや、琉神マブヤー、テレビドラマ・・歴史・文学・空手・平和運動まで多岐にわたっていた
沖縄県2紙への批判も。沖縄の「被害者意識」は日米同盟の障害とも
タイムス pic.twitter.com/7SKURMRKih
続き
— BARANEKO (@BARANEKO0409) 2018年5月29日
基地を巡る県民世論をどう操作するか。米中央情報局(CIA)が作成した解説書「沖縄における基地と政治」の存在が沖縄タイムスの情報開示請求で明らかになった・・「驚いた」で済ませてはならぬ。https://t.co/bdXeyNxqpq
続き
— BARANEKO (@BARANEKO0409) 2018年5月29日
知花昌一さん「CIAが私を基地反対運動家と認めていることは悪くはないが・・ここまでやるのか」
我部政明さん「開かれた社会・県民性示す良い機会」 pic.twitter.com/5dbHm9v7lH
続き
— BARANEKO (@BARANEKO0409) 2018年5月29日
CIA が、在沖米軍基地めぐる沖縄県民世論をどう操作するか研究し、解説書もまとめていた。
英文ですが↓https://t.co/DpRmJ4D6Ay pic.twitter.com/etLInPke9m
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