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「沖縄」が生んだ奇跡の詩。
https://taninoyuri.exblog.jp/29596683/
2018-06-25 10:14 谷間の百合
沖縄の慰霊式典で14歳の少女がよんだ詩が多くの国民の魂を震撼させました。
なにも無いところから言葉は生まれません。
怒り、悲しみの無いところから言葉は生まれません。
14年しか生きていない少女にどんな怒り、悲しみがあったのだろうと思ったとき、わたしは自然に、20万余の犠牲者の霊が少女に、自分たちの怒り悲しみを託したのだと確信していました。
だから、少女は自分の言葉で語ったというコメントには違和感がありました。
長い詩を原稿を目にすることもなく読み上げたことに驚嘆する人がいますが、精魂を注ぎ込んで書いた文章はどんなに長くても体が覚えているものです。
それよりも、式典の空気に臆することなく、最後まで堂々と読みあげたのは神業のようで、これについてもやはり神が付いていたのだと思いました。
20万余の神となった犠牲者の霊が憑いていたのだと思いました。
沖縄には怒りと悲しみがありました。
それが歴史に残る奇跡の詩を生んだのです。
20年前の、米兵の犯罪を糾弾する決起集会でも、女子高生が怒りを込めて叫びました。
「軍隊のない、悲劇のない、平和な島を返してください」と。
内地の人間にはまったく他人事でした。
すっかり怒りも悲しみもどこかに置き忘れてしまっていたからです。
反戦詩なるものを余り知りませんが、どんな反戦詩人にも劣らない息詰まるような長い詩を少女が書いたのは、やはり沖縄だったからで、その「沖縄」がもう我慢の限界に来ていたからかもしれません。
わたしが注目したのは
みんな、生きていたのだ。私と何も変わらない。懸命に生きる命だったのだ。に続く一節でした。
森有正が、他人と自分が同じ人間なのだと分かるのには時間がかかるものだと書いていたのを読んだとき、わたしは衝撃を受けました。
そのとき初めて他人も自分と同じように悩み、苦しみ、孤独なのだということを認識したのです。(当たり前のことだと思わないでほしい)
少女に遅れること20数年後のことでした。
しかし、これも、少女が認識していたというより、やはり沖縄の魂や霊が少女に語りかけていたからではないかと思いました。
これほどの「悪」が蔓延っているのに、日本人の魂は眠ったままなのです。
「洗脳」という目に見えない睡眠薬の効き目は絶大でした。
もう、目が覚めることはないのかも、、、
沖縄の中学3年生、相良倫子さん:
— yukinokakera (@yukinokakera) 2018年6月23日
あなたも、私と同じこの瞬間を一緒に生きている。
だから、きっとわかるはずなんだ。頭じゃなくて、心で。
戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無いことを。平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯輝かせて生きることだということを。 pic.twitter.com/S7XuELKOmK
沖縄の中学生、相良倫子さんA:
— yukinokakera (@yukinokakera) 2018年6月23日
一人一人が立ち上がって
みんなで未来を歩んでいこう
摩文仁(まぶに)の丘の風に吹かれ
私の命が鳴っている
過去と現在、未来の共鳴
鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に
命よ響け。生きゆく未来に
私は今を、生きていく
…あぁ、この子が日本の首相だったら良かったのに。 pic.twitter.com/5pfEPqdK8M
名文であると同時に、現代史の史料として長く保存されるべき文章だ。971件の中から最優秀となった中学3年生の相良倫子さんの詩。過去−現在ー未来の時間と「私」と「あなた」の空間、全てをつなぐ努力の連鎖が未来となると
— 住友陽文 (@akisumitomo) 2018年6月23日
〜沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文-毎日新聞 https://t.co/K5VeguW4BM
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