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いま、すぐそこにある憲法9条の危機
http://kenpo9.com/archives/3931
2018-06-23 天木直人のブログ
森友・加計疑惑が同時多発的に起きたばかりの頃、私はこう書いた。
これほどの権力犯罪を野党が追い込む事が出来なければ、とても安倍首相の憲法9条改憲は防げないだろうと。
いま、まさにその通りになろうとしている。
きょう6月23日は沖縄慰霊の日である。
その沖縄慰霊の日にタイミングを合わせるように、沖縄の心を逆なでするようなニュースが二つ立て続けに報道された。
一つは米国務省が公開した核密約に至る交渉記録だ。
米国が沖縄返還の条件として有事の核持ち込みを強く求めていた事がこれではっきりした。
いうまでもなく、核持ち込みは疑惑はこの国の国会の最大の論争点の一つだ。
しかし、これほど重要な米国の機密文書公開であるというのに、メディアはそのニュースを二日遅れで報じている。
あり得ない事だ。
もうひとつは、沖縄の名護市の農家の小屋の窓を米軍の訓練流れ弾が割ったというニュースだ。
これほど深刻な事件が起きたというのに、メディアは一向に大騒ぎしない。
一段の小さな記事ですませ、しかもいつまでたっても真実の追及をしようとしない。
すべては米国の調査任せだ。
そして米国の調査はいつも曖昧なままで終わる。
見ているがいい。
これほど重大な事件が沖縄慰霊の日にあわせて立て続けに起きたというのに、週明けから始まる国会の集中審議では、これらの問題を野党が本気で追及する事は無いだろう。
国会で追及されなければ、すべてはなかったことと同じだ。
私がまだ外務省に入ったばかりの70年代の国会では考えられないことだ。
日米安保条約に関わる審議は国会審議の花形だった。
野党の追及は厳しく、政府の答弁は、少しでも下手なことを言えば、国会が止まり、局長の首が飛び、時の政権を揺るがす事態にまでなった。
ところが、いまはその緊張感は皆無だ。
質問すら行われない。
これを要するに、今のメディアも、そして野党の国会議員も、世代交代が進んで、日米安保を政治の大きなテーマにしなくなったのだ。
これでは安倍首相の憲法9条改憲の野望はとても阻止できない。
もちろん、その裏にある米国の日本占領の野望は微動だにしない。
日本が憲法9条を放棄させられる危機は、いま、すぐ、そこにある(了)
これは大問題!
— つながろう!ちば六区市民連合 (@o9Yg90Q2OK5C5qS) 2018年6月22日
沖縄に核を持ち込む密約があった。野党は追及してほしい!
米国務省:「核密約」の存在確認 資料集で判明 - 毎日新聞 https://t.co/0wP17SZLoQ
米国務省 「核密約」の存在確認 資料集で判明
https://mainichi.jp/articles/20180623/k00/00m/030/071000c
毎日新聞 2018年6月22日 20時10分
日米両政府が沖縄返還に合意した1969年11月の首脳会談で、当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が交わした秘密合意議事録が、米国立公文書館に機密扱いのまま保管されていることが22日、分かった。返還後の沖縄への核再持ち込みを認めた密約とみられる。
米国務省が公開した資料集「米国の外交・日本」で判明した。日米密約を調べる有識者委員会は2010年、合意は佐藤氏限りの私蔵文書で、国家間の密約ではなかったと結論付けていたが、米国では正式な機密文書として扱われていた。
キッシンジャー米大統領補佐官との交渉に当たった、佐藤氏の密使で国際政治学者の若泉敬氏(故人)は、94年出版の著書で「共同声明に関する合意議事録」の草案を公開。09年には両首脳の署名入りの合意議事録を、佐藤氏の遺族が保管していることも判明した。
同じタイトルの文書2ページの存在が、保管場所も含め、今回公開の資料集に記録されていた。
琉球大の我部政明教授はこの文書について、形式などから核密約を記載した合意議事録であると判断。機密を解除すれば、安全保障や外交関係上の利益を害する恐れがあると判断されていることから「米政府は日米首脳が交わした国家間の密約だと認識していたことを示す」と指摘した。
資料集は沖縄返還交渉に関する記録を収録。米軍部の要請を受けたキッシンジャー氏が核の通過権、再持ち込みの権利を主張していたことを示す文書が収められている。
若泉氏は著書で、日米が核持ち込みと繊維問題について2通の秘密合意議事録を作成し、首脳会談でニクソン、佐藤両氏が大統領執務室隣の小部屋で2人きりで署名する段取りだったと暴露した。米側は合意議事録そのものは公開していない。(共同)
流れ弾か、小屋の窓割れる 沖縄、米軍基地近く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32079430R20C18A6ACYZ00/
2018/6/21 21:01 日経新聞
21日午後2時ごろ、沖縄県名護市数久田の農作業小屋に「銃弾のようなものが落ちている」と所有するマンゴー農家の40代男性から110番があった。県警によると、小屋の窓ガラス2枚が割れたが、けが人はいない。
現場は米軍キャンプ・シュワブに隣接。県警が、米軍の訓練の流れ弾かどうかも含めて調べている。
県警によると小屋のガラス1枚には貫通した形跡があった。銃弾のようなものは直径約1センチ、長さ約5センチで、割れたもう1枚のガラス付近で見つかった。〔共同〕
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