http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/556.html
Tweet |
信濃町の攻防<本澤二郎の「日本の風景」(3009)
2018年06月19日 「ジャーナリスト同盟」通信
<戦争遺児VS太田ショウコウ>
「木更津レイプ殺人事件」の被害者の戦争遺児の怒りの告発は、言論の自由を封じ込める特定秘密保護法が成立した2013年12月6日の前後のことである。当時、この憲法違反の悪法を率先、強行した国交相が太田ショウコウ。「太田は裏切り者だ。池田理念に反している」との怒りの告発は、いま信濃町の婦人部も共有しているようだ。「太田弾劾は池田先生の命令だ」というのだ。既に、その年の夏ごろ、彼女はやくざ浜名にレイプ、水商売を強いられていた。さしずめ大蛇に体半分呑み込まれていた状態での、彼女にとって乾坤一擲の裏切り者・太田ショウコウへの、悲壮すぎる一撃だった。戦争遺児の平和主義は、その月の安倍・靖国参拝強行にも、激しい怒りの反発をしていたものの、公明党機関紙は、これまた憲法違反の靖国参拝に沈黙を守ったままだった。私事だが、この12月にジャーナリストとして訪中100回記録を達成した。
<美人栄養士は「師弟不二」の最初の実践者!>
筆者は、公明党の安倍・日本会議へのテコ入れが目立つようになったころの数年前の北京で、友人が保管していた池田本の数冊をぺらぺらとめくってみた。そこに「師弟不二」という小見出しが踊っていたのが気になった。
門外漢にはわかりにくい言葉だろうが、要するに裏切り者を阻止するための、カリスマ指導者の手段といっていい。しかしながら、池田信者にとって「師弟不二」は、絶対的な響きで頭脳を支配するものだ。いいかえると、マインドコントロールである。信仰の世界では、そうして信者を増やし、資金集めをする。これが創価学会は、他の教団に比べて圧倒していた。
対して、政治や企業などの組織・団体では、部下に忠誠を求める。いまの安倍・日本会議の手法は、正にこれであるが、モリカケ事件では次々と極秘資料が霞が関から露出している。
要するに、池田信者である戦争遺児・美人栄養士は、池田理念を放棄して、極右の安倍路線を突っ走る太田ショウコウに対して、師弟不二の立場から声を上げたものであろう。あたかも中国の三国志演義に登場する諸葛亮孔明が、病に伏す中での、自らもやくざの歯牙にかかって、身動きが取れない中での、痛々しい決死の一撃だったのだろう。
人権侵害の極限が、殺人である。レイプ・性奴隷から抜け出そうと、毎日3時間も仏壇の前で題目を唱えたという戦争遺児に対して「レイプをばらす、写真を公開してやる」というやくざの1時間以上の携帯電話でのドーカツに、生きる望みを喪失した戦争遺児の運命は、信仰では変えられなかったのだ。これほどの大罪人であるやくざ浜名は死刑が相当であろう。
信濃町の攻防第一ラウンドは、もう4年前のことだ。
<特定秘密・戦争法・共謀罪+カジノ法案に婦人部が抵抗>
国交大臣ポストと引き換えに、太田ショウコウは極右路線に突っ込んで、特定秘密から、自衛隊参戦法である戦争法、さらには共謀罪強行に率先して取り組んだ。安倍と太田の間に何があったのか。信濃町の関係者は、誰もが知りたがっている。
過去に池田に弓を引いた人物は何人もいるが、憲法違反の国法を強行するという大罪人は、太田ショウコウが初めてであろう。
現在は、太田が保証する石田とかいう国交大臣が、これまた国民が大反対のカジノ法案、それも世界最大級のやくざ利権そのものである賭博場を強行しようというのだ。そのための国会の延長も強行される。3分の2の威力だ。公明党創価学会の戦果を次々と悪用しての安倍・日本会議の暴政である。
この悪法に婦人部が抵抗している。信濃町の攻防・第二ラウンドであろう。
<婦人部+地方幹部VS太田後継の石田国交相+山口公明執行部>
一連の戦争法制は、自民党単独では実現は不可能だった。公明党創価学会の文句なしの実績である。安倍の言いなりになっている石田と山口執行部である。
池田大作が主導した平和路線は、ドブに捨てられてしまったのだ。後ろめたいのか、公明党の屋外に掲示されている大きな看板には、ブルーを背景に山口那津男の上半身と、大きな文字で書かれた「教育費削減」文字が、同党の公約を提示している。
この公約とカジノ法案との因果関係を、普通の日本人は理解できない。
ちなみに戦争遺児の自宅の塀には、数十年来、この公明党の看板が張り付いていた。自宅は中学校前の一等地である。戦争未亡人の母親である助産婦が、娘の教育のために、孟母三遷の教えに従って、敗戦後に居を構えた尊い場所である。
今頃は、手入れの行き届いた庭内に、バラなどが咲き誇り、通り過ぎる近所の住民の誰もが、目を向けたものだ。今はやくざが関与したものか、自宅も庭も人手に渡り、廃車のキャンピングカーと二台の軽自動車が駐車している。週に1度だけ柏ナンバーや袖ケ浦ナンバーの軽自動車が駐車している。得体のしれない住人が出入りしているらしく、近所との付き合いはない。
すばらしかった庭は、姿を消してしまって草ぼうぼうで、小さなベランダにはゴミが散乱する化け物屋敷に変身してしまっている。瀟洒な住宅も様変わりしている。余りのひどさに近所の親類も「こわい」といって近寄らない。「やくざと創価学会」は本当なのか。
<安倍打倒は公明党創価学会の覚醒次第>
憲法違反の悪法の数々、続出する安倍犯罪事件、それでも自民党に自浄能力は起きない。犯罪政権の主は、三選に意欲を見せる。9条解体をあきらめようとはしていない。
日本会議のカルト政権にとって、普通の道義・倫理は通用しない。どうしてか?理由ははっきりしている。公明党創価学会が安倍支援を続けているからである。このことを、誰かが週刊誌にしゃべっている、と今朝、事情通が電話してきた。一部でようやく理解する人が現れたらしい。
公明党創価学会が安倍と関係を切れば、即座に安倍犯罪政権は沈没する。それには戦争遺児が叫んだ裏切り者の太田ショウコウを退治しなければならない。山口公明執行部を退陣に追い込まねばならない。
婦人部の攻勢いかんである。地方組織の反撃次第である。「師弟不二」の原理が作動するか否かである。
創価学会初代会長は、神社本庁の前身である国家神道に反発、服従を拒否して獄死した。池田が心酔した彼の恩師の二代会長も獄に入れられた。そして21世紀の今日、神社本庁の安倍を支援して、軍国主義の日本へと改造しようという、いまの公明党創価学会の信濃町である。
歴史の教訓を学ぼうとしない太田・山口の信濃町は、このまま支持率2・4%で失速してしまうのかどうか。自浄能力喪失の二階自民党と、婦人部と地方組織が反乱を起こしている信濃町の動向が、政局を左右するカギなのだ。おわかりだろうか。
4回連続して信濃町を特集した理由である。日本にタブーは許されない。日本国憲法は、本当に偉大である。
2018年6月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK246掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK246掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。