http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/473.html
Tweet |
「「拉致被害者家族会」への批判を諫めた投稿にいただいた多くのコメントへの一括返信」
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/430.html
でいただいたコメントへの返信です。
1)机龍之介さんへ
[引用1]
龍之介ですよ。まず龍之介の記憶違いを謝罪します。横田夫妻はウランバートルへ出かけ、ヘギョンちゃん会ったのでしたか。事実誤認はおっしゃる通り、申し訳ない。
その上であっても、批判の趣旨は変わらない。横田夫妻は
>めぐみさんの娘と孫だと信じました
と言うのは本当かね?お得意の直観ではないのかね?仮に信じたのだとしたら、その後長いことめぐみちゃんを返して!とだけ言い続けるのみ、それこそ必死になって生存情報を集めまわるという行動が見られなかったと思うがどうですかな?
孫だと信じたのなら、その孫がお母さんは亡くなったと証言した(はずですね?)その信ぴょう性を必死になって探ろうとするはずだけど、それはあったの?
[コメント1]
まず、「めぐみさんの娘と孫だと信じました」という根拠ですが、
横田夫妻は、ウランバートルでめぐみさんの血を受け継ぐ女性二人及び夫だったとされる男性と面会した数日後、国内で記者会見を行っています。
記者会見の記事として、「「めぐみに似ていた」「希望がかなった」と孫との対面を喜んだ。めぐみさんの安否について新しい情報はなかったが、「これからも(生存を)信じる」と話した」り、早紀江さんは「元気なうちに会いたかった」と面会に踏み切った心情を明かし、「若いころのめぐみによく似ていた。夢が実現した奇跡的な日だった。たくさんの人に感謝している」」とあります。
横田夫妻「孫、めぐみに似ていた」 2014/3/17付[日経新聞]より
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1701M_X10C14A3CC0000/
このような発言ぶりから、横田夫妻は、ウンギョンさんや生後10ヶ月の女児について、他人の子や孫ではなく、めぐみさんの子や孫だと信じたと判断しました。
次に、貴殿の「仮に信じたのだとしたら、その後長いことめぐみちゃんを返して!とだけ言い続けるのみ、それこそ必死になって生存情報を集めまわるという行動が見られなかったと思うがどうですかな?」や「孫だと信じたのなら、その孫がお母さんは亡くなったと証言した(はずですね?)その信ぴょう性を必死になって探ろうとするはずだけど、それはあったの?」という問いに移ります。
めぐみさんの弟は別ですが、横田夫妻は、「その後長いことめぐみちゃんを返して!とだけ言い続け」ていますよ。
むろん、北朝鮮が帰国させるためには圧力が必要だと政府が説明すれば、圧力で早く帰ってくるのならそうして欲しいと言い、ここ2、3年は圧力だけでは動かないので対話もして欲しいと言っています。
「それこそ必死になって生存情報を集めまわるという行動が見られなかったと思うがどうですかな?」という“極めて失礼な”問いですが、めぐみさん拉致事件は、どこの犯行だったのかはともかく、一般の失踪事件や親族の連れ去り事件ではなく、国家間の外交問題として扱われている特殊な事件です。
横田夫妻は、ウンギョン(当時ヘギョン)さんの存在がわかったとき、平壌に行こうとしましたが、「救う会」や拉致被害者家族会の他のメンバーが、平壌に行けば、いいように丸め込まれたり、取り込まれたりするからやめたほうがいいと言われ断念しました。(政府が横田夫妻の平壌行き希望にどういう働きかけをしたかは不明)
ですから、国内で国民に訴えたり、政府に奪還交渉を促す活動を行ったりするほかないというのが現状です。
「孫だと信じたのなら、その孫がお母さんは亡くなったと証言した(はずですね?)その信ぴょう性を必死になって探ろうとするはずだけど、それはあったの?」という問いについては、ウランバートルでの面会方法に厳しいシバリ(規制)がかかっていたことは想像に難くありません。
北朝鮮?の“好意”で実現した面会ですから、例えば、「面会時間」・「質問内容」がきっちり制限されていたと思いますよ。
(DNA鑑定の試料を貰うこともダメだったと思います)
貴殿が考える「その孫がお母さんは亡くなったと証言した(はずですね?)」については、曖昧な記憶ですが、そのときではなく、ウンギョン(ヘギョン)さんの存在が明らかになったとき、夫と称する男性が「めぐみさんは死んだ」と“証言”しています。
その後のウランバートルの面会ですから、めぐみさんの生死に関わる質問は禁じられていた可能性が高いと思います。
横田夫妻が、北朝鮮に渡ってめぐみさんの存在を捜索しようとしても、北朝鮮が横田夫妻の行動を制限することになります。
「拉致問題」とりわけ「横田めぐみさん拉致事件」を一般の失踪事件や親族の連れ去り事件と同じように考えない方がいいと思いますよ。
横田夫妻は、とにかく、必死になってめぐみさんの帰国を求めて生きている人たちです。
[引用2]
「それから、投稿者よ、君が書いたのは次だ。(再掲)
>>積極的に取り上げ始めたあとも北朝鮮非難の道具として利用してきた経緯を考えると、とにかく口先だけでも、「拉致問題の解決が私の第一の政治課題」という安倍氏に、「大変なご苦労をされてきたことがよく分かりました」と発するのも仕方がないと思う。
第一の政治課題だと口先だけで言う輩に、なぜ「大変なご苦労をされてきたことがよく分かりました」と発しなければならないのか?口先だけ言うのにも、大変な苦労があったと君は言いたいのかね?
印象操作と言うのは、とにかく安倍は拉致問題の解決に大変な苦労をしてきたと言う点が強調されるからだ。
再度問う、口先だけのリップサービスが、どんな意味で大変な苦労だったのか?大変な苦労だと発することが拉致被害者にとってなぜ仕方ないことなのか?
>拉致問題を政治利用してきたし今なお利用していると言い続けています
ひょっとしたら、安倍は拉致問題を政治利用したけれども、解決に向けて真剣に取り組んできた、と言いたいのか?
これについても明確な回答を求む。
[コメント2]
この部分を読んで貴殿とやり取りする意欲が大きく削がれましたが、簡単に応じます。
「第一の政治課題だと口先だけで言う輩に、なぜ「大変なご苦労をされてきたことがよく分かりました」と発しなければならないのか?」という問いですが、そのような言声を掛けるのは、日本人特有の挨拶代わりのお世辞の可能性もありますが、拉致被害者家族会が安倍首相の取り組みをそれなりに評価し頼っていることの現れだろうと言っているだけです。
「口先だけ言うのにも、大変な苦労があったと君は言いたいのかね?」って、バカげた突っかかりですよ。
しかも懲りずに、「再度問う、口先だけのリップサービスが、どんな意味で大変な苦労だったのか?大変な苦労だと発することが拉致被害者にとってなぜ仕方ないことなのか?」などと発する。
拉致被害者家族会がアベにお礼を言うのは、「積極的に取り上げ始めたあとも北朝鮮非難の道具として利用してきた経緯を考えると」、仕方がないことだと書いているのに、「大変な苦労があったと君は言いたいのかね?」とわけのわからない問いを発しています。
そうでないことは、私が投稿でどれだけアベを非難しているかを読めばわかるはずです。
貴殿は、貴殿自身のアベ評価をもって拉致被害者家族会の言動を批判するという倒錯的なことを行い、それに私の説明まで巻き込んで突っかかっているのです。
貴殿の評価とは違い、(貴殿がそれを愚かだと思うとも)、横田夫妻など拉致被害者家族会は、安倍首相や政府が口先だけで拉致問題を扱っているとは思っていません。
そう思っていたら、安倍政権ではなく、国民にもっと幅広く強く訴えかけ、政府の対応を促す活動を選ぶでしょう。
ところで、口先だけでも、拉致被害者に寄りそい(面談し)、拉致を何とか解決しますと、アベ以上ないしアベと同等の回数で言った首相(政治家)が他にいたのなら教えてください。
直前の投稿でいただいたコメントに、「その中にどうしても安倍を登場させたいってわけ。いや、逆か。安倍主演の目的が先だ。ストーリー展開はそれに合わせて作り上げたものと見る。つまらん、やめた。」というのがありますが、やめてもらってまったくかまいせん。
貴殿のコメントは、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の類いで、私がそれでも日朝国交正常化=拉致問題解決はアベにしかできないと言っていることなどが気に入らないように思えます。
貴殿にとっては間違った評価であっても、アベは熱心に拉致問題に取り組んでいると評価している人も少なからずいるのです。また、拉致被害者家族会にとっては、アベは首相であり、芳しくない対応と思っていても頼らなければならない相手なのです。
とにかく、これまでの投稿をお読みいただけばわかることですが、私は、拉致問題に関して、アベの実績をまったく評価していません。
2)人間になりたいさんへ
返信の催促を受けた机龍之介さんを優先して申し訳ありません。
[引用]
1. 人間になりたい[710] kGyK1ILJgsiC6IK9gqI 2018年6月17日 06:02:28
コメントへの一括返信ということで、コメントしていない私がいうのもなんなんですが、
この問題がコンガラガっているのは、対立軸の設定が間違っているからではないでしょうか。
本質的な対立は、拉致被害者を救出したい人と、救出したいフリをしている人の対立です。
安倍晋三や「救う会」はむしろ問題が解決せずに、
国民の北朝鮮に対する憎悪が増大することを望んでいるのでしょう。
今、あっしらさんと対立しているのは、救出したい人たちの対立です。
この人たちは本来、救出するための方法論を議論するべきで、家族会を非難することではありません。
私は蓮池透さんの考え方に賛同するので、家族会とは意見が異なるが非難する気持ちは一切ない。
安倍晋三は、無能で最悪の権力者だが、政権トップであることには違いない。
だからといって、オレが最高権力者なんだから、
拉致被害者なんか知ったこっちゃねーよとは言えないだろう。
ブルーリボン付けて、救出するフリをすることに余念がないのはそのためだ。
家族会がこのクズを支持するフリをして、
安倍晋三の救出するフリを利用するのも一つの方法だろう。
国家と8人の命とどっちが大事だという人もいるが、どっちも大切であり、
どっちも大切にすることが、国家と8人の命を救うことになる。
8人の命を見捨てる国家など国家として存続する意味がないし、
国家をないがしろにして8人の命を救うことはできない。
[コメント]
貴殿の趣旨には同意です。
しかし、「本質的な対立は、拉致被害者を救出したい人と、救出したいフリをしている人の対立です」というのはちょっと違うと思います。
アベや小泉も、フリではなく、救出したいとは思っています。
そうでありながら、02年9月平壌訪問後に受けた「拉致問題の半端な解決」に対する風当たりに怯え、“初動対応”を誤ったため、泥沼にはまり、さらに深みへとはまっていき、救出(解決)からどんどん遠ざかってしまいました。
小泉政権は、拉致問題対処への批判(非難)が渦巻く中、“一時帰国”した拉致被害者5人を北朝鮮に戻すことができませんでした。(アベが表向きの発言とは違い5人を北朝鮮に戻すよう家族を説得させています)
そして、10月末に再開した日朝国交正常化交渉後に、拉致問題解決を今後の協議の条件にするという対応を選んだため、交渉が継続できなくなりました。
そこで、小泉政権は、北朝鮮との合意を破ったことや帰国拉致被害者及び国民を説得できなかった自分たちの無力・無能を糊塗するため、“拉致問題を解決しない北朝鮮が悪い”というキャンペーンを張り始め、04年の第二次小泉訪朝まで、日朝国交正常化交渉も拉致問題もなんら進展しない状態に陥りました。(二次訪朝が実現したのですから、水面下の協議は繰り返し行われていた)
第二次小泉訪朝の成果も、02年に帰国した被害者の家族が日本にやってくるというものですから、拉致被害者家族会から猛烈な批判を浴び(会見の様子を見ていてが、唾棄すべき小泉が哀れに思え、少しは前進したのだから拉致被害者家族会はほどほどにしたらと言いたくなるほど責められた)、再び“反北朝鮮”の嵐が吹き続けることになります。
共産党や社民党は日朝国交正常化を求めましたが、両党を含めどの野党も、日本が北朝鮮との約束を破ったのだから、(いったん謝罪し:表に出ると内閣が倒れるので内々で済ます)、すぐに日朝国交正常化交渉を再開し、そのなかで拉致問題も解決に向けて交渉すべきといった主張はしていません。
09年から12年まで続いた民主党政権でも、まったくと言っていいほど、日朝関係の改善はなされませんでした。(水面下では二三度接触)
12年に発足したアベ政権は、14年5月にワケのわからないストックホルム合意(他の日本人関連の調査もありますが、02年段階で日本側も知っているくらいの拉致被害者の現況について再調査)という歪なかたちで日朝関係を動かしました。
ストックホルム合意は、日朝の協議環境と本格協議までの時間的猶予をつくるなかで、なんとか早く落としどころを見出したいと思った日本側の依頼だったと考えています。
今のところ、北朝鮮が調査報告書を出さないという“ウソ”の説明でうやむやになっています。(再調査するまでもなく、北朝鮮には拉致被害者を含め日本人の現況に関する資料がありますから、日本がそれを受け取らなかった(国民を納得させられる資料ではないと判断)というのが実相)
日本政府は、ストックホルム合意は今もまだ生きているという立場ですから、これからの日朝交渉で再び日の目を見るかもしれません。
このような経緯から、「本質的な対立は、拉致被害者を救出したい人と、救出したいフリをしている人の対立です」とは言えないと思っています。
とは言え、自民党の政治家や官僚機構のなかに朝鮮半島の分断と対立が続く方が日本の“国益”と考える勢力もいますから、「拉致問題」もずるずる先延ばしになった方がいいと思い、救出したいフリをしている人もいます。
02年9月の平壌訪問の成果に向けられた拉致被害者家族会の方々や国民の怒りに怯え、北朝鮮との約束を反故にしたうえに、国交正常化交渉まで閉じるというとんでもない愚策を採ったことが主たる原因ですが、朝鮮半島の分断・対立を“国益”と考え北朝鮮との国交正常化を望まない勢力の存在が足を引っ張り続けてきたという側面もあります。
また、条約さらには経済協力金の支払いは、政府(内閣)だけでは片付かず、国会で批准を得た上で予算として成立しなければなりません(条約が批准されれば予算化できますが)。
それが、日朝国交正常化をやり遂げたくても、首相の一存で強行突破できない所以でもあります。
不可思議と思われるかもしれませんが、それほど難しいのが「日朝の国交正常化」なのです。
(アベくらい、表向きだけですが、北朝鮮に対し強硬な言動を採っている首相でなければ、難しいとも言えます。共産党や社民党は国交正常化に賛成ですから対策は要りません。対北朝鮮強硬派の半分くらいは、アベさんが国交正常化の腹を決めたのなら仕方ないかと思うでしょう。さらに、米国が先行して和解を実現しているので、残りの対北朝鮮強硬派も、ケチを付けない態度で成り行きを見届けるでしょう。このような政治のつまらない現実に対応しなければならいので、今のところはアベがうってつけなのです)
そのうえで、なせ、「拉致被害者家族会」批判を諫めるかと言えば、日朝協議の展開次第では、アベ政権が、北朝鮮に対する強硬対応も発言している「拉致被害者家族会」を悪者=日朝国交正常化交渉の足を引っ張る輩にするという“逆キレ”状況が起きる可能性もあります。
そうなったとき、反安倍のものも含めネットで発信されている拉致被害者家族会への批判が、拉致被害者家族会叩きのネタとして“悪用”されるかもしれないと恐れています。
3)不可知さんへ
7. 不可知[2] lXOJwpJt 2018年6月17日 14:30:35
>横田めぐみさんは、北朝鮮に拉致されたのではないと(いくつかの一般公表情報を根>拠)直観しています。
北朝鮮以外の組織に拉致された?
それとも、拉致ではなく、自分の意思で行った?
[コメント]
不可知さん、初めまして。
「北朝鮮以外の組織に拉致された」可能性があると思っています。
次の投稿をご参照ください。
「闇が深い拉致問題:帰りたくない人や死んだ人そして北朝鮮以外に拉致された人などがいる可能性も」
http://www.asyura2.com/18/senkyo246/msg/451.html
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK246掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK246掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。