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モリカケで終わった政権が「拉致で延命」の悪辣シナリオ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231380
2018年6月16日 日刊ゲンダイ 文字お越し
やることなすこと支離滅裂(C)日刊ゲンダイ
一体どの口が言うのか。安倍首相は「北朝鮮と直接向き合い、拉致問題を解決していく決意だ」と繰り返し、2004年以来の日朝首脳会談の実現に気勢を上げている。官邸に呼び込んだ拉致被害者家族を前に「拉致問題は日朝問題。日本が主体的に責任をもって解決しなければならない」と口にしていたが、よくも言えたものだ。第2次政権発足以降の5年半にわたるアベ外交を振り返れば、拉致問題を1ミリも進展させなかったのは安倍自身なのである。
拉致問題に詳しい国際ジャーナリストの太刀川正樹氏が言う。
「2014年のストックホルム合意に基づく拉致被害者の再調査では、北朝鮮側が複数の生存者情報を提示したといいます。ところが、安倍首相が救出を訴える象徴的な存在の横田めぐみさんは含まれていなかった。死亡という従来結果が覆らなかったため、安倍政権は再調査報告書の受け取りを拒み、政府代表団団長を務めた当時のアジア大洋州局長は間もなく在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使に異動しました。
その後、拉致問題はたなざらし。北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を強行したことを契機に安倍政権は16年2月に独自制裁を強化し、反発した北朝鮮が再調査を全面中止したのがこれまでの経緯です」
■孤立する北朝鮮を自由自在に政治利用
悲願の憲法9条改正で名実ともに軍隊を保有し、米国と一緒に戦える国へのつくり替えを目指す安倍政権は北朝鮮の脅威をあおり、トコトン政治利用してきた。それが史上初の米朝首脳会談でトランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長が急接近。国際社会がこれを歓迎し、対北融和ムードが広がると、これまでの手が通用しなくなった。その途端、ほったらかしていた拉致問題を引っ張りだしてきたのである。北朝鮮問題でまた政権を延命させようという皮算用だ。
これまで拉致問題の解決に取り組むどころか、隣国を挑発し、ひたすら軍事国家への地ならしをやってきたのが、ほかならぬ安倍である。
「改憲、軍拡路線でヒタ走る安倍首相は当初、南シナ海への海洋進出を加速させる中国を敵視。その脅威をあおって中国包囲網づくりに躍起になってきました。周辺国へのバラまきは50兆円を超えています。ところが、南シナ海は日本列島からはるか遠く、安倍首相の思惑通りに世論は動かない。トランプ政権の誕生で米国の対中政策は修正された。それで飛びついたのが北朝鮮問題でした。国際社会で孤立を深める北朝鮮を自由自在に使い回し、拉致問題の解決を先送りにすることで北朝鮮憎しの国民感情を醸成し、巧みに利用してきたのです」(政治評論家の本澤二郎氏)
集団的自衛権行使を容認する安保法を強行採決し、防衛費は5年連続で過去最高を更新した。モリカケ問題で政権の屋台骨がグラつき始めると、ミサイル着弾を警告するJアラートを響かせて全国各地で避難訓練を実施。国民を不安のドン底に陥れ、北朝鮮を「国難」と呼んで解散・総選挙を断行したのである。そうして今度は、拉致被害者を“人質”にとる悪辣なやり方で、局面を打開しようとしているのだ。
進む拉致被害者家族の高齢化(C)日刊ゲンダイ
モリカケ問題をめぐる衝撃の新事実が次々露呈 |
歴史的な米朝首脳会談の陰に隠れて大マスコミはほとんど報じないが、安倍のアキレス腱であるモリカケ問題をめぐる衝撃の新事実が次から次へと明るみになっている。
森友学園が1.3億円で払い下げられた国有地をもとに、金融機関から10億円を借り入れる契約を締結し、それを当時の国交省大阪航空局長が承認していたことが分かった。国有地に10億円の価値があると知りながら、なぜ叩き売ったのか。まったく説明がつかない。安倍と加計孝太郎理事長が否定する面会の裏付けも進んでいる。安倍―加計面会が表面化する端緒となった愛媛県文書には、〈文部科学省の動向について〉という項目の中に〈理事長と総理との面会時の学園提出資料のうち、「新しい教育戦略」に記載の(中略)資料を示して、短時間での回答を求めている〉と記されていた。文科省は「新しい教育戦略」の資料を添付したメールを有識者会議委員ら4人に送り、2日以内に回答を得たと参院予算委員会に報告。疑惑の面会をきっかけに、加計学園の獣医学部新設が一気に進んだ疑いがますます濃厚になった。
ウソとデタラメで必死にフタをし、外遊を詰め込む“外交の安倍”の演出で国民の目をくらまそうとしても、不信は深まる一方だ。時事通信の世論調査(8〜11日実施)で、内閣支持率は4カ月連続で下落。前月比2.6ポイント減の35.5%に落ち込み、不支持率は0.4ポイント増の43.4%に上昇した。昨年7月の29.9%に次ぐ低水準である。
モリカケ問題で追い詰められた安倍が拉致問題で政権浮揚を目論んだところで、北朝鮮にも足元を見透かされていると言っていい。党機関紙「労働新聞」(14日付)は〈安倍政権の首を絞める縄――不正醜聞事件〉と題した論評で、モリカケ問題のいきさつを詳細に解説。のたうち回る安倍政権をこう酷評している。
〈現在、安倍政権が森友及び加計学園問題に介入した事実資料が次々と明らかになっている〉
〈安倍首相は不正醜聞事件に連座したことを認めれば、権力の座から追い出されるため、全てを否定しながら、責任転嫁、執拗な隠蔽行為をしている〉
〈日本の民心は、権力を悪用しながら不正腐敗を行っている安倍政権に背を向けている〉
■“交渉進展”を盛んに流布
元韓国国防省北朝鮮情報分析官で拓大客員研究員の高永テツ氏は言う。
「北朝鮮は安倍首相を取り巻く政治状況を詳細に分析しています。金正恩委員長はこの2カ月足らずで米中韓の首脳とトップ会談を重ね、ロシアのプーチン大統領からもラブコールを送られている。経済制裁の緩和に向けた動きも進みつつある。いつ退陣するか分からない瀕死の政権と交渉する必然性がありません。17日にはトランプ大統領との電話会談が予定され、年内に2回目、3回目の米朝首脳会談が調整されています。対米関係が好転する中、拉致問題を前面に押し出してテロ国家扱いする安倍政権は邪魔な存在でしかないのです」
どっこい、安倍政権は対北交渉の“進展”を盛んに流している。
モンゴルで開催された国際会議「ウランバートル対話」に外務省の志水史雄アジア大洋州局参事官が出席し、北朝鮮外務省のシンクタンクである軍縮平和研究所のキム・ヨングク所長と2、3分程度接触。拉致問題に関する原則的立場を伝える志水氏に対し、キム氏は何の反応も示さず、言葉らしい言葉も発しなかったというのに、外務省はわざわざ「キム所長と短時間意見交換を行った」とする報道発表文をリリースした。日朝外相会談も急浮上。シンガポールで8月上旬に開かれるARF(ASEAN地域フォーラム)閣僚会議に合わせて河野外相が李容浩外相と会談し、拉致・核・ミサイル問題が解決すれば、日朝平壌宣言に基づいて国交正常化し、経済協力を行う用意があるとの立場を伝える方針だと報じられた。
「安倍首相にとって拉致問題は、9月に控える自民党総裁選3選を実現する最大の足掛かりです。9月中旬にウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに金正恩委員長が招待されていることから、その合間に短時間でも話をして〈14年ぶりの日朝首脳会談〉という実績をこしらえ、総裁選後に訪朝する日程を何としても押し込もうという算段でしょう。そうして“拉致問題を解決できるのは安倍首相しかいない”というムードをつくり、3選を確実にする。安倍首相というフィルターを通した拉致問題は陰謀に満ち満ちています」(本澤二郎氏=前出)
政権を担う資格をとうに失っている極悪非道の亡国首相の筋書き通りにいくものか。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年6月16日
【北でまた政権延命の皮算用】
『拉致被害者を“人質”にとる悪辣』
「安倍外交の5年間を振り返れば、拉致解決に取り組むどころか、隣国を挑発しひたすら軍事国家への地ならしをやってきたではないか」
「モリカケでも追い詰められた政権が拉致で浮揚を目論んでも北に見透かれる恐れ」 pic.twitter.com/fgFcPppcKx
日刊ゲンダイが「国民に平気でウソをつく安倍総理は、金正恩以上に全く信用できない」と皮肉を交えて痛烈に断じているけど、これが権力と距離を置くマスメディアとしての普通の報道だと思うよ…(ゆるねとにゅーす)https://t.co/Wzi4xEKPfs
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年6月16日
アベアベ詐欺はもうアキタ犬!
— yuji shitamori (@YujiShitamori) 2018年6月16日
居座り強盗自民党 モリカケで終わった政権が「拉致で延命」の悪辣シナリオ https://t.co/KiQe89y4aw #日刊ゲンダイDIGITAL
— 森友加計スパコン(逮捕まで徹底追及) (@78rpmnet) 2018年6月16日
モウあなたの役割は終わったんだよ、北もモリカケで窮地だと言ってるんだ、次にバトンタッチをしてくれる事を望んで居るように聞こえてくるんだが。
— iruka (@OKIIRUKA) 2018年6月16日
モリカケで終わった政権が「拉致で延命」の悪辣シナリオ https://t.co/4qmqZKGHKP #日刊ゲンダイDIGITAL
モリカケで終わった政権が「拉致で延命」の悪辣シナリオ https://t.co/B3Ml2W6MXx #日刊ゲンダイDIGITAL
— nohohonhonkan (@nohohon6098) 2018年6月16日
安倍政権が国内でどんなにマスコミをコントロールしても北朝鮮が一言安倍とは話さないと言うだけでマスコミのコントロールは無効化される。残るのは産経か読売か、読売もさすがに見放すだろう
拉致被害者を人質≠ノとる悪辣 北でまた政権延命の皮算用 安倍外交の5年間を振り返れば、拉致解決に取り組むどころか、隣国を挑発し、ひたすら、軍事国家への地ならしをやってきたのではないか 孤立する北朝鮮を自由自在に政治利用 交渉進展≠盛んに流布(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/STyJIgQash
— KK (@Trapelus) 2018年6月16日
拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々
— 無核 (@nonucs) 2018年6月16日
著:蓮池 透https://t.co/ciR0Ct9CpR
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