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2018年06月13日 「ジャーナリスト同盟」通信
<トランプ・金正恩・文在寅に感謝感激>
改めて6・12の米朝首脳会談に乾杯したい。日米の死の商人が撃沈した日としても忘れられないだろう。日米の1%に勝利した記念すべき日でもある。トランプ・金正恩に感謝したい。縁の下の力持ちとして大活躍した文在寅の功績も忘れない。東アジアに新時代の到来である。平和と繁栄の半島・大陸・列島の夜明けとなろう。「アジアの世紀」の本格始動である。6・12で99%成功である。残り1%を中国とロシアも後押しする。100%の半島非核化は、ほぼ手に入れた東アジアである。人類も称賛している!
<IOCのバッハ会長にも感謝>
韓国の平昌冬季五輪で、南北の和解を推し進めたIOCのバッハ会長のことも忘れない。東西ドイツの統一の成果を踏まえて、彼はぐいぐいとアクセルを踏んだ。
昨今のIOCは、金儲けの1%の利権屋のスポーツ大会の印象を強くさせていたが、見事に東アジア・人類の悲願を実現した手腕に感謝したい。アジアの火薬庫を取り除いてくれたのだ。その契機を創造したIOCにも乾杯である。
ヒトラーのドイツによる、恐ろしいほどの過ちから、いち早く抜け出したドイツとドイツ人は、優秀な民族として、改めて敬意を表したい。いまだに1945年以前にとどまり、あわよくば国家神道・教育勅語・大日本帝国憲法の明治に引きずり込もうとしている、まさにZOMBIE政治が蠢動する日本と比較すると、余計にドイツ人の有能さに乾杯である。
先日行われたばかりのカナダでのG7首脳会議で、米国の保護主義に真正面から「間違いだ」と詰め寄るメルケルドイツ首相は、文句なしに第一級の国際的政治指導者である。日本の心臓などは、恥ずかしくてG7の面汚しもいいところだ。プラスチックによる海洋汚染にブレーキをかける決議に心臓は、反対したというのだから。論外で声も出ない。1日も早く退陣させるしかない。
<東アジアに平和と安定が実現>
トランプ・金正恩の会談は、事前の作業がよくこなされていたようで、瞬く間に共同文書に両者は署名して、取材記者団を驚かせた。
半島の非核化・半島に平和体制を築く・新たな米朝関係の構築など、戦後70年間、半島に悪魔のような黒い霧として覆ってきた根っこを吹き飛ばした米朝合意を、国際社会にあっさりと示したのだ。双方の秘密の会談ではない。
得意満面のトランプは、記者会見で「北の安全を保障する」、北を震え上がらせてきた米韓合同軍事演習をやめ、いずれ在韓米軍を撤退するとも公約した。
半島の非核化は、在韓米軍の撤退で完了することになる。この合意に中国もロシアも、そして何よりも、北の人々を感動させるだろう。
<北朝鮮の人々にも白いご飯が!>
筆者は、大陸の東北地方で朝鮮族の人々を知る機会が出来た。観光先では、犬の肉を食べたこともある。それよりも何よりも、彼らは勤勉である。清潔である。学問を身に着けることの大事さを体得している優秀な民族だ。
古くは、大陸の文化を即座に取り入れて、素晴らしい農耕文化を開花させ、それを列島にもたらしてくれた。日本人にとって、中国と共にお世話になってきたことを忘れてはならない。侵略時代の朝鮮軍司令官・宇都宮太郎大将を感動させた朝鮮文化だ。彼は息子の徳馬に向かって「お前は大きくなったら朝鮮族の女性と結婚しなさい」と諭している。ことほど優秀な朝鮮族である。
ようやくにして、彼ら彼女らが、念願の白いご飯を食べられる環境を手にした、立派な米朝合意なのだ。潜在的な朝鮮の経済力と連携する米国経済界は、ことのほか大喜びに違いない。「アメリカが得たものはたくさんある」と口を滑らせたトランプだ。
<中国の朝鮮族も奮い立つ時>
大陸の朝鮮族が奮い立つ時ではないだろうか。言葉と文化が同じ強みである。改革開放時の香港のようだろう。
半島と大陸の朝鮮族による経済連携による活性化は、速度を速めるに違いない。経済の活性化は、徐々に凍てついていた政治の民主化を溶かすことになるだろう。急いではだめだ。しばらくは、半島の危機が消滅したことによる、南北と大陸の同胞による経済連携による経済的成果に注目を集めるだろう。
人と物の往来である。一説によると、北朝鮮には、米国経済界が期待する鉱物資源が眠っているという。トランプのいう「アメリカが得たもの」なのかどうか。
安くて質のいいものが、ここでは製品化するだろう。数年後に北の経済力は、格段に上昇することにもなる。政治のかじ取りにもよるが、希望は膨らむばかりだ。
日本の役割は、韓国や中国に劣らず大きく重い。
<狂っていたのは安倍・自公とNHKなど新聞テレビ>
6・12の日本の新聞テレビの報道は、安倍・自公内閣のそれと歩調を合わせているようで、いただけない。大局からの価値判断がまるでない。
1993年に1か月のアメリカ取材を敢行した際の、ホワイトハウス報道官の言葉を思い出した。
「日本の特派員は、重箱の隅をつついて記事にしてばかりいる。アルバイトを使って、JAPANの文字を見つけさせて、それを東京に送っている。大局から報道するという才能にかけている」というものだった。
語学力が弱いせいかもしれないが、確かに大局からの価値判断が出来ない新聞テレビである。簡単に官邸の情報操作に呑み込まれてしまう新聞テレビだ。
拉致問題の真相を伝えず、官邸の野望に沿った報道に徹してきている。この点ではNHKも、他の新聞テレビもほぼ同様のスタンスである。「拉致が本物であるならば、生きている証拠を掴んで、それをぶつけるのが外交である。安倍にとって、それはどうでもいいことだった。北の脅威論さえ合唱できれば、改憲軍拡に好都合だから、それで十分と考えている。拉致被害者や国民を騙すことは当たり前と考えている人物でしかない。新聞テレビも同じレベルだった」のである。
「非核化の具体的プロセスが見えない」などと、さも神になったような気分で、勝手な解説をして国民を惑わすのが上手だ。
トランプのソバには、北強硬派のボルトンが控えていた。米産軍複合体からホワイトハウスに送り込まれた人物と思えるのだが、その上での、トランプの胸張りだった。
<東アジア経済共同体も実現する!>
米朝首脳会談は、北の悲願だった。米朝関係が、半島に覆いかぶさるモヤモヤを吹き飛ばすことが出来るからだ。日朝問題・南北問題の解決は、米朝関係の正常化がカギを握っているとの判断のもとに、一連のミサイル・核開発だった。
いまや東アジア経済共同体が実現する環境が完成である。日本の若者にも未来が見えてきた!すばらしい6・12に感謝しよう。
2018年6月13日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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