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トランプ・拉致は安倍の願い 田崎・総理の願いは日本の願い
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2018年06月09日 世相を斬る あいば達也
羽鳥モーニングショーを観ていたら、安倍が、慌てふためいてトランプに会いに行って、金正恩と会って話す時、日本人拉致問題の話をして欲しい、と執拗に懇願した件に関して、トランプは、晋三が個人的に、また政治的意味合いで、(拉致が)重要な案件なのなら、取りあえず話すよ、というったことに関しての、田崎史郎の解説を聞いていたら「安倍総理の願いは、イコール日本人の願いと云う意味」という趣旨の発言をした。
冗談ではない、あの嘘つき右翼安倍の、個人的願いが、日本人の総意(願い)だと云う田崎の解説は異様だ。半ば気が狂っている。田崎の考えは、まさに国家主義全体主義の感覚なのだが、どうも、安倍勢力の人間たちの精神に通底しているようだ。安倍の考えは、日本人の考え。安倍の利益は、日本人の利益。そのうち、“安倍(朕)は国家なり”などと解説しないとも限らない羞恥心のなき御仁だ。
そもそもが、今回の米朝会談開催の主目的は、朝鮮戦争の終結が表看板だ。つまり、メインプレーヤーは南北朝鮮であり、オブザーバーが米中と云う構図だ。ついでに、金体制の安全の担保と核ミサイル問題を討議しようという場である。主目的は、朝鮮戦争の終結。そして、朝鮮半島の安全保障問題と云うことだ。これだけでも十二分に厄介な交渉である、この課題に対して、当事国以外が、足し算や引き算を要求することは、国際的には、外交音痴と蔑まれる。
しかし、安倍首相や外務省の面々は、いっぺんに解決しそうもない日本人の拉致問題を加えろと、総理大臣が、トランプ詣でをしたのだから、あきれた話である。悪名高きトランプ大統領も、“SHINZOU何を言っているんだ?”になったに違いない。どうして、今度の世紀の会談で、米国は北朝鮮と、日本人の拉致問題を話さなければならないのか、その意味がわからない“と遠回しに話したに違いない。このトランプの疑問は、国際交渉では、当然の疑問であるからだ。
そこで、国務省は、後々、北朝鮮の復興等々で、日本に金を出させる都合があるので、何とか上手いことまとめようとした苦心の答えが、トランプ大統領のツイッターに表れている「米朝首脳会談で 日本人拉致問題を協議する この問題は安倍総理にとって 個人的に需要な問題であると 認識している」としたわけだ。苦肉の策だが、朝鮮半島の終結や北朝鮮復興には、朝鮮戦争終結の戦後補償が重要になるのだから、財布は幾つもある方がベターだ。それが、アメリカの考えだ。
その上、更なる“バイ・アメリカン”を約束した報道もある。田崎は、「この間の約束を、再度言っただけ」と解説していたが、おそらく違う。安倍は、更なる購入を考えるから、私の願いも叶えてくれ、と発言したに違いない。金正恩ロケットマンの答えは、ほぼ想像がつく。「あの厚顔無恥で無礼な物言いの日本の右翼首相と話すつもりはない。正しく、国際基準の歴史認識が出来る首相が現れたら、我が国も全力で、日本人の拉致問題の解決に尽力する」と答えるのは目に見えている。
場所は変るが、G7の席上でも、トランプ米国大統領の自己主張は続く。フランス・マクロン大統領は「(米国が孤立する)6+1という(対決)構図を排除すべきでない」と米国に強く反発した状況に、トランプ大統領が腹を立てたかどうか判別できないが、“もう俺はシンガポールに行かないと”とばかり、G7を途中退席してしまった。返す刀ではないが、記者団の質問に対して、「ロシアもサミットに参加させるべきだ」と発言。
どうも世界全体の構図が変りつつあるようだ。世界で一番鈍い外交センスの、日本の外務省は、この変化を肌で感じているのだろうか?感じてはいても、手立てが判らないのかもしれない。朝鮮戦争の終結と云う歴史的事実は、その後の、連鎖的に東アジアの安全保障の枠組みも変っていかざるを得ないだろう。朝鮮国連軍という構図は、徐々に解消しなければならないだろう。米国は米韓相互防衛条約に基づき在韓米軍としては駐留を続けることは可能だが、現在の規模のままの米軍の駐留を北朝鮮が飲むとは思えない。戦争が終わったのだから、それなりの規模でと云う要求は正論だからだ。
そうなると、在韓駐留米軍を玉突きのように、日本駐留に置きかえ、駐留経費を過大に要求してくるつもりではないのか、色々と悩みは尽きない。日本は米軍と自衛隊で満員になるそうだ。筆者の個人的観測としては、金正恩ロケットマンは、“北朝鮮の非核化だけじゃフェアーじゃないよ、韓国や日本の隠れた核も非核化の中に入れて貰わないと”と一応は主張するのではないかと考える。もっと高飛車な要求であれば、駐韓米軍の撤退を要求するかもしれない。(まぁ、今さら、タカピー発言する経済情勢ではないことも考えられるが。)この時も、日本は、玉突き事故にでも遭ったような騒ぎになるのは必定だ。いずれにせよ、そのような状況において、安倍がトップでは悲惨すぎる。
≪G7開幕、トランプ氏は途中退席へ 各国の批判に反発か
主要7カ国首脳会議(G7サミット)が8日、カナダのシャルルボワで開幕した。会議の前から、米国の高関税措置やイラン核合意の離脱方針など「米国第一主義」に対する批判が噴出。これに対し、トランプ米大統領は閉幕前に席を立つと発表した。会議の共同声明を出すことが難しくなるかもしれない状況だ。
米ホワイトハウスは7日夜、トランプ氏が予定を早めて米朝首脳会談のためにシンガポールに発つ、と発表した。気候変動などの会合は大統領副補佐官らに代理出席させ、トランプ氏は欠席する。だが、本音のところでは、トランプ政権に対する各国の批判に反発した可能性もある。
この発表の前、フランスのマクロン大統領は記者会見で「我々は自分たちの国益と主権を守る」と強調。「前言を撤回すべきは、欧州でもカナダでも日本でもない」と述べた。米国が自国以外のG7参加国に課した鉄鋼・アルミ製品への高関税措置や、イラン核合意からの離脱方針などの撤回を要求したものだ。
「(米国が孤立する)6+1という(対決)構図を排除すべきでない」とも述べ、米国以外で結束する構えまで見せた。 カナダのトルドー首相も7日の記者会見で高関税措置について「カナダとフランスは長年、米国と最良の同盟関係にあったのに、それが安全保障の脅威になるとは滑稽だ」と批判した。
一方のトランプ氏はツイッターで、欧州連合(EU)やカナダが巨額の関税を米国に課してきた、などと応酬。8日は「カナダは乳製品に270%の関税をかけている!」「我々の農家にとって公平ではない!」とつぶやいた。
さらに記者団には「ロシアもサミットに参加させるべきだ」と発言。ロシアは2014年のクリミア半島併合を受けてG8から排除されている。トランプ氏は会議を始める前から欧州側との溝を鮮明にしている。(ケベックシティー〈カナダ〉=疋田多揚、杉山正)
≫(朝日新聞デジタル)
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