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池上彰氏が危惧 ネットでは凄まじい産経新聞の影響力 高齢者の巣窟 ネトウヨの正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/230635
2018年6月7日 日刊ゲンダイ
池上彰(C)日刊ゲンダイ
永田町では、モリカケ疑惑で安倍首相が追い込まれているが、新潟は10日投開票の知事選が大詰めを迎えている。朝日新聞の情勢調査によれば、与党候補がわずかにリードしているという。その裏でキナ臭い動きを見せたのが、“安倍応援団”の産経新聞だ。
「菊田真紀子衆院議員、指名停止企業から計120万円」
知事選告示10日前の先月14日付で、こんな見出しの記事を掲載。菊田議員は、昨年の衆院選で野党統一候補として新潟4区から出馬。自民党の金子恵美前衆院議員との“女の仁義なき戦い”を制してバッジを獲得している。この知事選では、出馬要請を固辞し、野党統一候補の一本化の流れをつくったキーパーソンだった。
産経の記事タイトルを目にすると、談合や汚職などに絡んだ業者から献金を受けていたような印象を受ける。しかし、指名停止業者は汚職に絡んでいない。県発注工事での人身事故を県に報告していなかったことに伴う処分で、処分期間と献金時期も一致しない。しかも、その業者は同時期に同額の献金を自民党新潟県長岡市・古志郡第1支部にも行っている。
知事選直前のタイミングで、自民党への献金をスルーした記事は、野党をバッシングするための“材料”といわれても仕方ないだろう。その思惑通りにネトウヨが反応。〈産経新聞しか報道しない。マスコミ各社の「忖度の事由」〉〈こんな奴に負けるなよ、自民党!〉といった具合で、産経の偏向報道にあおられている。
■野党バッシングや誤報で世論誘導
ニュース解説の第一人者・池上彰氏は月刊誌「世界」2014年12月号でこう指摘している。
「ニュースについては最初にネット配信を始めたのは産経新聞です。いまは他紙が公開するようになりましたが、産経の流通量は多いから、基本、若者たちが得るニュースは産経新聞のものです。紙では産経新聞は部数が少なく、影響力は極めて弱いけれど、ネットでは圧倒的なのです」
産経は2007年10月、マイクロソフトと提携し、「MSN産経ニュース」をスタートした。
「朝日や日経なども当時からネット配信していましたが、無料で読めたのは冒頭のみ。すべて無料の産経は画期的で、そこにネトウヨが集まったのです」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏) 紙の公称部数は、読売が847万部で、朝日が594万部。産経は155万部と劣勢だが、14年10月のMSNとの提携解消後も残るネットの影響力は無視できないという。
もっとひどいのが、昨年12月に沖縄の高速道路で起きた多重事故に関する報道。産経は「米兵が日本人を救った」とする記事を配信したが、その内容はまったくのデタラメ。警察は「確認できない」とし、米軍は「米兵の救助」を否定した。
当たり前だが、地元紙の沖縄タイムスと琉球新報が“救助記事”を掲載しなかったことで、産経シンパのネトウヨが「米軍の善行には知らぬ存ぜぬ」「メディア、報道機関を名乗る資格はない」などと猛反発。“反米2紙が黙殺した”というデマが広がり、地元2紙には抗議電話が殺到したのだ。
「ネットは紙より圧倒的に記事の拡散スピードが速い。そこにいち早く目をつけたのが産経で、ネットファーストを掲げ、記事全文の無料化を実現。ネトウヨは自分にとって都合のいい情報だけを選択して入手する傾向があり、産経は彼らの格好の情報源。産経のビジネスモデルに呼応して、ネトウヨが集まり、結果として業績の下支えになっています」(井上氏)
カネに色はないが……。
池上彰氏が危惧 ネットでは凄まじい産経新聞の影響力 https://t.co/3af9OO42pj #日刊ゲンダイDIGITAL 『すべて無料の産経は画期的で、そこにネトウヨが集まったのです』デマ、誤報、なんでもありの産経新聞。しかし、これは無視できないと思うなぁ・・・。
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) 2018年6月7日
偏った産経の主張が若者に影響をもっているのはゆゆしき事態…池上彰氏が危惧 ネットでは凄まじい産経新聞の影響力 https://t.co/yxV4K7mPwk #日刊ゲンダイDIGITAL
— 明石行夫 (@andreakasi) 2018年6月7日
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