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あの悪しき小泉時代よりも、今の安倍時代の日本のほうが悪いですよ。
しかし、これも、小泉が、経世会(旧田中派)をやっつけてしまったからである。
そう、小泉構造改革とは、「角福戦争」の代理戦争だったのである。
誰よりも派閥にこだわった小泉純一郎という政治家が、”経世会憎さ”に、派閥戦争を起こして、その小泉純一郎(清和会)が、勝利したものであった。
それから、清和会支配(民主党政権時代を除く)が、続いてしまったのである。
経世会(旧田中派)の牙城は、郵政・土建であった。
清和会(旧福田派)には、財務省・警察庁・検察庁が、付いていた。
これに、清和会・小泉側に、財界やマスコミが、付いてしまった。
これで、勝負があった。
純一郎は、まず、10兆円もの公共事業を削減して、土建を潰し、
郵政省も、解体してしまった。
清和会・小泉側の勝利によって、まず、「貧困」「格差」問題が生じた。
日本の一億総中流社会は、田中角栄が築いた「土建国家」で、成り立っていたからである。
それからは、警察・検察の横暴が、目立ち始めた。
駐停車の厳しい取り締まりによって、多くの外食産業が、潰れてしまった。
あと、なにより、監視カメラが、激増した。
清和会支配によって、日本では、日本人の人口以上より、監視カメラの数が増えてしまった。
監視カメラの激増により、犯罪は3分の1ほどまで減ったが、
監視カメラが、激増したことによって、日本は、監視社会になり、
それに加えて、ケータイのGPS追跡(OFFにしてもダメ)や、盗聴、集団ストーカー(言論弾圧・殺人)というものまで激増してしまった。
そして、この3つのいずれも、マスコミは、報道しない。
マスコミは、こんな大事なことを、一切、報道しないのだ。
日本のマスコミというのは、どうしようもないクズなのである。
つまり、ようするに、清和会支配になってからの、日本は、中国・ロシアのような、強権政治・警察国家になってしまったのだ。
経済というものは、限られたパイの取り合いである。
でも、そのパイは大きくすることができる。
しかし、そのパイを大きくするには、「公共事業」か「外需」しかない。
しかし、小泉の土建潰しによって、多くの中小零細企の建設会社と、多くの職人が、廃業してしまったのである。
その結果、公共事業費を増やそうとしても、25兆円でMAX状態になり、
日本は、内需拡大というものが、できなくなってしまった。
「90年代の公共事業は、効果がなかったじゃないか」と馬鹿なことを言う人がいるが、
効果は、あったのだ。
90年代は、実態経済(もの作り・GDP)の伸び率は、97年まで伸びていたのである。
しかし、思っていたより、効果が薄かったのは事実だ。
これは、公共事業に使われる”材料”に、輸入品を使ったからである。これが、マイナスとして大きかった。
それでも、90年代は、まだ日本の経済は、良かった。
もう一つ、日本の経済を悪くしたのは、経団連である。
経団連の意向で、98年から、大手企業が、内部留保を行うようになったのである。
これによって、庶民の所得は、減る減るばかりになってしまった。
(続きは、また今度。)
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