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新潟県知事選の結果次第で政局も 奢る政権には鉄槌が必要
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230672
2018年6月7日 日刊ゲンダイ 文字起こし
“疑惑の夫妻”そろってまた外遊(C)共同通信社
安倍政権の面々の頭の中をのぞいてみたいものだ。世論を完全に見くびっているのか、あるいはオツムの程度によるものなのか。政権の恐るべき非常識が一段とエスカレートしている。
森友学園への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題は、まるで決着がついたかのありさまである。改ざんの端緒をつくった安倍首相は一貫して頬かむりで、省トップの麻生財務相は続投。閣僚給与1年分170万円を自主返納するといったって、政界きっての資産家の麻生にとっては痛くもかゆくもないだろう。内部調査で改ざんそのもののきっかけを明らかにしないまま、理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官を中心とした関係職員20人にすべての責任をなすりつけ、疑惑の幕引きを図ろうとしている。
政治評論家の野上忠興氏はこう言う。
「公文書改ざんや虚偽答弁によって1年以上も国会審議は空転し、主権者である国民はないがしろにされ、自殺者まで出てしまいました。マトモな神経であれば道義的責任を取って辞任している。羞恥心はないのか。安倍首相と麻生財務相に聞いてみたいものです」
ウソにウソを塗り重ね、デタラメを並べてその場しのぎ。そんなメチャクチャで無理筋を通し、やりたい放題なのは、国民をナメ切っているからだ。
「どうせすぐ忘れる」――、相も変わらずそうタカをくくっているのである。
■蚊帳のソト外交で目くらまし
ハレンチ体質の増長に加担しているのが、いまだに安倍にベッタリと寄り添う大メディアだ。財務省の調査報告書では、昨年2月に安倍が国会で「私や妻が関与していれば首相も国会議員も辞める」と強弁して以降、改ざんが始まったと結論付けている。にもかかわらず、親密な大手紙は「佐川氏が改竄主導」「佐川氏答弁が契機」などと、官邸のシナリオに沿って佐川氏を断罪し、財務省を糾弾する。政治的中立性を口実に電波停止で揺さぶられるテレビもそうだ。政権寄りのコメンテーターに官邸の意向を代弁させ、論点を巧妙にズラす。そうして、世論の7割以上が政権に不審の目を向けながら、内閣支持率3割の壁は破られない異常な状況が続いているのである。
「自民党は世論の傾向を右寄り3割、左寄り2割、無党派層5割とみています。無党派層を少しでも引き寄せれば、政権基盤は安定する。そこで取り込まれているのが貧困化に不満を抱く若年層なのです。現状打開を訴え、次から次へと新しいことをやろうとする安倍政権の主張を真に受けてしまう。新聞購読率が低いことなどからウソやデタラメを見抜けず、安倍政権を支持する悪循環に陥ってしまっています」(立正大名誉教授の金子勝氏=憲法)
追い詰められるとハデに動き回る性質の安倍は、またぞろ外遊を詰め込み、「核・ミサイル、何よりも大切な拉致問題が前進するようトランプ大統領と擦り合わせ、米朝首脳会談を成功させたい」と大口を叩いて米ワシントンへ飛び立った。急展開する北朝鮮情勢にまったく関与できず、蚊帳のソト外交を露呈しているのに、どうやって成功させるというのだろうか。
麻生財務相の辞任を求める野党は合同集会(C)日刊ゲンダイ
組織戦を展開する与党は徹底的な“安倍隠し” |
国民をトコトン愚弄する狂乱政権がのさばり、自民党も野放しにしているのは、政権を直撃する国政選挙がないからだが、鉄槌を下すチャンスは目の前にある。終盤戦に突入した新潟県知事選(10日投開票)だ。野党5党が推薦する元県議の池田千賀子候補(57)と、自公が支持する前海上保安庁次長の花角英世候補(60)による事実上の一騎打ちの構図で、情勢はまさに横一線。デッドヒートを繰り広げている。
「安倍政権への審判」と位置付ける野党は幹部が続々と現地入りし、2016年の参院選以降に定着した野党共闘の強みをフル稼働。東電柏崎刈羽原発の再稼働問題の争点化とともに、モリカケ問題をはじめとする一連の疑惑を訴えて猛攻をかけている。6日は立憲民主党の枝野代表が街頭に立ち、「永田町、霞が関を向いて県政ができるのか」「(官僚出身の)上からのリーダーか、皆さんの暮らしに寄り添った草の根からのリーダーを選ぶかが問われている」と声を上げた。一方、与党も総力戦で臨んでいるが、徹底的な“安倍隠し”で動いている。この日は二階俊博幹事長、岸田文雄政調会長、塩谷立選対委員長が揃って新潟入りするも、表舞台を避け、別行動で企業や支援団体回りに徹した。
現地で取材するジャーナリストの横田一氏がこう言う。
「与野党対立構図の排除を狙う花角陣営は政党色を消そうと『県民党』を掲げていますが、実態は自公与党の丸抱え。地元選出の“魔の3回生”が告示翌日に開かれた建設業協会の会合に参加してマイクを握り、〈勤務時間中にぜひお願いします〉と露骨な期日前投票を呼び掛けてヒンシュクを買っていましたが、それほど自公はなりふり構わぬ組織戦を展開しています。反原発で浸透を図る池田候補も善戦しているので、投票箱を閉じる瞬間まで結果が読めない大接戦になっています」
自民党きっての人寄せパンダの小泉進次郎筆頭副幹事長が応援に入っていないが、「二階幹事長も出席した党副幹事長会議で、副幹事長は全員新潟入りするように要請があったようです」(自民中堅議員)というから、最終盤までどうなるか分からない。
■「山が動いた」参院選大勝は岩手発
「新潟県知事選は野党共闘で誕生した前知事の辞職を受けたもので、本来なら与党が“勝てる選挙”。この勝敗は間違いなく政権の浮沈を左右することになる。統一地方選を来春に控える地方の自民党員の不満は、世論同様に高まっています。与党系候補が敗北すれば地方の“安倍離れ現象”が加速するのは必至で、来夏の参院選への影響は避けられない。1989年の参院選で旧社会党が大勝を収め、土井たか子委員長(当時)が〈山が動いた〉と名言を残しましたが、その口火を切ったのが『岩手ショック』と呼ばれた87年春の参院岩手補選でした。中曽根政権がブチ上げた売上税導入への反対を訴えて勝ち、世論を根底から突き動かす流れをつくったのです。与党が新潟県知事選を落とし、内閣支持率3割を割り込めば、9月の自民党総裁選に向けた党内政局が一気に動く可能性がある。安倍首相の出馬そのものが危うくなるでしょう」(野上忠興氏=前出)
日米首脳会談後にカナダで開催されるG7首脳会議へ向かう安倍は、11日までは外遊浸り。投開票日は日本を留守にするが、与党系候補が勝てば「信任を得た」と胸を張り、負ければ「地方選にいちいちコメントしない」とか言って知らんぷりを決め込むのは目に見えている。しかし、大惨敗に追い込まれればそうはいかない。新潟で国民の良識を突きつけなければウソだ。
野党6党派による【麻生大臣の辞任を求める!野党合同緊急院内集会】
— 小山田としえ(智枝) (@42toshie) 2018年6月6日
日本共産党は小池晃書記局長が、「麻生大臣のみならず安倍政権全体の責任を問うべきだ」と主張し「全ての道は安倍首相に通じている。内閣総辞職を求めてたたかい抜こう!」と呼びかけました。 pic.twitter.com/JV59oyvJKi
「麻生大臣の辞任を求める!野党合同緊急院内集会」に参加。
— もとむら伸子(本村伸子) (@motomura_nobuko) 2018年6月6日
財務省が、公文書改ざん問題で、調査結果なるものを出したが、お手盛りの調査で、原因究明もなく、組織的ではないと言いはっている。公文書改ざん、隠ぺい、セクハラ事件など麻生財務大臣の責任は免れない!
新潟県知事選でも勝利しよう! pic.twitter.com/Q2EhJqfn0c
麻生大臣の辞任を求める!野党合同緊急院内集会に出席しました。 pic.twitter.com/mzZf7KucMS
— 佐々木 隆博 STOP TPP! (@sasaki_stop_tpp) 2018年6月6日
麻生大臣の辞任を求める!野党合同緊急院内集会。改ざん・虚偽答弁の責任、セクハラ2次被害の責任、いずれも反省の姿勢すら示さない麻生大臣の辞任を強く求める。同時に6野党の代表全員が新潟県知事選の勝利を訴えた!新潟ショックで安倍政権を退陣に追い込もう!! pic.twitter.com/TPTWCJrylh
— 藤野保史 (@FujinoFujinooo) 2018年6月6日
『麻生大臣の辞任を求める!野党合同緊急院内集会』に参加。
— 山添 拓 事務所 (@yamazoejimusyo) 2018年6月6日
もはや麻生大臣には辞任という道しか残されていない。麻生大臣には、調査する資格も能力もない。
行政への信頼を取り戻す第一歩は、麻生大臣の辞任。
各野党から、安倍政権退陣、内閣総辞職を求めて団結して頑張る決意が述べられました。 pic.twitter.com/s710Nzn6hU
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年6月7日
【「どうせすぐ忘れる」と舐められている国民】
『まずは新潟県知事選での鉄槌が必要』
「佐川一派にすべての責任をなすりつけ森友終幕を図る恐るべき政権の非常識はどこからくるのか」
「いまだに安倍さまベッタリの大メディアと強固な支持率3割に支えられた狂乱政権の国民愚弄」 pic.twitter.com/1fGKclWFgN
世論調査と言う名の盛に盛られた支持率が本物だと言うならば、この国は既に崩壊していると言っても良いでしょう。しかしながら、あの世論調査は盛に盛られた数値であり、実態は2割にも満たないのが支持者だと思いますね。まずは新潟で不正選挙が出来ない程の得票を池田候補が得る事が先決ですね。
— subaru50 (@subaru_50) 2018年6月7日
忘れないぞ〜😣簡単に忘れてたまるか‼
— 長岡 伸子 (@NanakoNobuko) 2018年6月7日
新潟県知事選の結果次第で政局も 奢る政権には鉄槌が必要 https://t.co/FEdE1qgikD #日刊ゲンダイDIGITAL
— Yab. (反戦・反核・反原発) (@yab887) 2018年6月7日
「どうせすぐ忘れる」と舐められている国民 まずは新潟県知事選での鉄槌が必要 佐川一派にすべての責任をなすりつけ森友幕引きを図る恐るべき政権の非常識はどこから来るのか いまだに安倍サマベッタリの大メディアと強固な支持率3割に支えられた狂乱政権の国民愚弄(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/jElKDEvlhI
— KK (@Trapelus) 2018年6月7日
大激戦、大接戦の新潟県知事選挙。
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2018年6月7日
最大争点の原発再稼働で両候補の違いがハッキリしました。
「新潟のことは新潟で決める」「官邸のいいなりにならない」!!
池田ちかこさんの押し上げに、全国のみなさんの支援を心から訴えます!! https://t.co/7JkK6EeY3S
新潟県知事選挙。
— umekichi (@umekichkun) 2018年6月7日
池田ちかこ候補の応援演説、
枝野幸男議員「皆さんの古里、新潟。原発の被害で緑豊か、自然豊かな古里を失う様な事はしてはいけない。その為にしっかりと筋を通す池田ちかこさんを選ぼう」
俺も「池田ちかこ候補」を応援する。
自民党、公明党の方々。クソリプ飛ばすの止めてね。 pic.twitter.com/ZOSj57569v
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