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2018年06月03日 「ジャーナリスト同盟」通信
<田中角栄の確たる政治家診断>
永田町の生き字引のような元清和会秘書団のボスが電話をしてきて、肩を落として言うのには、意外や「田中角栄の政治家診断に頷くばかりだ」と。福田赳夫に心酔した人物でもある彼だが、福田のライバルの「成り上がりの国会議員はモノにならない、は正しい」というものだった。この角栄診断の相手は、雑巾がけを途中でやめた竹下登を指していたのだが、今も政界の中枢を占めている人物の多くが、この成り上がりもの達ばかりなのだ。
<志の低い地方議員経験者はダメ>
政治記者としては、気の弱い方だった筆者が、記者会見で初めてトンチンカン質問をした相手は、佐藤栄作内閣の官房長官だった竹下さんだった。もう質問の内容など記憶にないのだが、感じでは、それでも気配りの彼は、駆け出し記者に対して、丁寧に答弁してくれた。国会が開会中だったため、議事堂中枢の狭く、うす暗い会見場だった。
彼の相棒である金丸信の幹事長時代の野望を1面トップで叩くと、なんとやくざのハマコーが抗議してきた。金丸の番犬がハマコーだった。
そのため金丸嫌いの記者で押し通したが、竹さんの印象は悪くない。彼が首相の時は、月一回の政治部長との官邸懇談では、よく彼の隣の席に座って、両手を組む内側の赤身が気になった。酒の飲み過ぎによる肝臓悪化を裏付けていた。
肝臓の特効薬は、宇都宮徳馬さんの「強力ミノファーゲンC」がいいはずだったが、当時はよく理解していなかったため、彼に推薦することを忘れてしまった。衆院議長をした田村元さん、河野洋平さんは、今も打っているはずだ。
気配り名人の竹さんは、一緒のゴルフで猛打賞の記録を有する筆者の得点まで数えてくれた。何発も売っていると、点数を忘れてしまうものだが、彼はしっかりと計算をしていて「ホンちゃん、00点だよ」と二けた数字を読み上げてくれた。
暮れには、醸造家のオーナーとして日本酒2本を贈ってきた。「竹下誉れ」だったと記憶している。いまの自民党総務会長の竹下亘は、彼の義弟である。
<若くして手練手管のとりこ>
結局のところ、大蔵省の言い分を受け入れて、中曽根康弘内閣が処理できなかった庶民大増税の消費税を導入するや、リクルート事件の発覚で沈没した。
「角さんの成り上がりものは、モノにならない」とは、地方議員経験者を指している。理由は「若くして手練手管を覚えて、それに溺れてしまい、志をなくしてしまうため」なのである。
現役時代の野中広務がそうだった。同じような人物が、今の政府自民党を支えている。
<ダメ政治屋の典型人は菅官房長官>
官房長官の菅である。彼に政治家としての見識や廉潔さを求めても、とても無理だろう。
ただ長く同じポストに就いて、官房機密費を各方面にばらまいている、ただそれだけのことだろう。その恩恵者はたくさんいるに違いない。正義の言論を崩壊させている言論人も少なくない。
安倍犯罪を注意するどころか、一緒になって嘘つきに徹している。「犯罪の政府」のスポークスマンでは、国民の代表者とは言えない。
安倍・日本会議(神社本庁)の国民と国家への背信行為である。安倍が手放せない理由なのだ。とても尊敬と信頼を寄せられる政治家ではない。政治屋にすぎない。
<小此木彦三郎のコヤマ秘書が面接>
地方出の菅を採用した人物は、小此木彦三郎である。当時、中曽根派に所属していた。やくざとの関係を指摘する関係者も多い。
実際に、菅を面接した人物は、現役記者時代は、筆者もよく知るコヤマ女史だ。彼女も老人介護をしたと記憶している。
永田町の生き字引に言われて思い出したのだが、彼女は「材木屋の娘」。菅は彼女の面接で、小此木の秘書になることが出来た。もっぱら地元回り専門だった関係で、そのころ会ったことはない。彼が市議になれたのもコヤマさんのお蔭だ。したがって、菅に陳情するには、彼女経由が正解で、確実であろう。
思い出もある。小此木事務所をのぞいた時のことである。小此木が青くなって「キミ、毎日のSを知っているかね。奴がいま私を脅しまくって帰ったところだ」といって震えていた。
この時、政治屋を脅しまくる記者の存在を初めて知り、とても驚いたものである。
<二階・自民党幹事長もダメ政治屋>
「二階もダメだね。口を開けば安倍三選、これしか言わない」と自民党幹事長の採点も辛い。
「二階は藤山派の遠藤三郎の秘書をしていて、県議から政界に出てきた。竹下と同じ経歴。手練手管を覚えているだけの、志の低い人物の代表。安倍の犯罪に文句ひとついえない、このだらしない幹事長もまた、自民党を崩壊させている」というのだ。「秘書時代から、年中、マージャンをしていた」という。
マージャンと言えば、金丸も安倍の父親も大好きだった。思い出した。「福田赳夫夫人のマージャン仲間の女性大蔵官僚のNは、それゆえに国会議員になれた」とささやかれていた。「マージャンを踏み台にして議員になって、いい加減な拉致問題対策をして、拉致被害者を泣かせている」と一部で評されている。
<手あかのついた者は国政は無理>
要するに、角さんが言わんとしてることは「若いうちに手練手管を習い覚えた人間が、国政を担うと、ろくなことをしない」「手あかのついた人間は、国民のためにいい仕事が出来ない」というものだ。
全くその通りである。政権の中枢が犯罪の巣窟、その犯罪者が、まだ辞めない、引き続き支持してゆくという二階と菅である。
<農村に泥棒が氾濫?>
私事だが、昨日早朝、専業農家の柴崎さんが、新鮮なキャベツ2個、大根2本を農道沿いの玄関入り口に置いて行った。それを家庭菜園の様子を見ようとして朝の7時に確認した。ところが、数時間後にキャベツ1個が消えてしまっていた。
小さな、小さな窃盗である。先には台車1台が盗まれたので、警察に届け出た。以前に気付いていたのだが、我が家にしては立派な鉢が、これまた無くなっている。近くの農民は、小型の耕運機が盗まれたが、警察に届けなかったという。野菜の盗難は一般化しているらしい。
以前では考えられなかったことが、穏やかな農村で発生している。
やくざが姿を隠して介護施設を経営、バイトの美人栄養士をレイプ、性奴隷にして、逃げ出そうとするや、レイプをばらすと脅しまくって、ついには突発性の大動脈りゅう破裂で即死させた「木更津レイプ殺人事件」を追及していると、不思議と世の中の隅々の悪徳が見えてくる。
中枢が壊れると、地方も家庭も壊れてくる。ホントに深刻な時代の到来を予感させる。警察庁・法務検察は、こうした時代状況を正確に把握しているのであろうか。
間違いなく角さんが言う通り「手あかのついた政治屋の質の悪い政治」だと、社会は崩壊してゆくものである。鍵をかけなくても安心できた日本の農村も、どうやらオサラバなのだろう。神社の賽銭泥棒は、それへの抵抗運動の一つかもしれない?
2018年6月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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