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安倍首相と加計学園の否定に疑念 焦点は15年2月15日の真実
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/230195
2018年5月31日 日刊ゲンダイ 文字お越し
党首討論でもムダ口叩き(C)日刊ゲンダイ
安倍首相が「ドリルの刃」となって打ち破った岩盤規制の穴を通れたのは、“腹心の友”ただひとり。国家戦略特区とは“奢り奢られ”の関係にある40年来の友人が熱望するビジネス拡大のためだったのか――。加計学園の獣医学部新設について、多くの国民はこうした疑念を抱いている。なぜなら、安倍首相がつい最近まで友人の野望すら「知らなかった」とむきになっているからだ。そんな中、最大の焦点となっているのは、国会に提出された愛媛県作成文書で浮上した「2015年2月25日」の真相だ。愛媛県文書に書かれているように、この日、首相は加計孝太郎理事長と面談したのか。その席で加計氏は獣医学部新設計画を説明したのか。安倍は「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたのか。
疑惑の面談が首相動静で報じられず、官邸の入邸記録が破棄済みなのを材料に、安倍は「ご指摘の日にお会いしたことはない」「(学園関係者から県や市への)伝聞の伝聞だ」と否定した。ところが、これまでダンマリを決め込んできた今治市の菅良二市長が「理事長と首相が会ったという報告は受けたと思う」「おそらく(加計学園の)事務方が私どもの担当に話したと思う。私自身も聞いたと思う」と言ったものだから、安倍の言い分は怪しくなった。そうしたら先週末、加計学園サイドが唐突に学園側が愛媛県と今治市に虚偽説明をしたとコメントを出し、31日、県庁や市に出向き、謝罪する展開になったのである。
面談そのものを「ない」とする安倍と加計サイド。「あった」という報告を受けていた愛媛県と今治市。どっちが嘘つきかと思ったら、匿名的な存在の加計学園関係者のデッチアゲだったとは、“できすぎた”話だ。あまりにも唐突で不自然な加計学園の言動に、国民は不信感を募らせている。
■接待は金額の多寡を問われない
安倍と加計氏が本当に会っていない可能性も確かにある。とはいえ、前後の状況を検証すれば、怪しいことだらけだ。加えて、安倍らには面談を否定しなければいけない事情もある。2015年2月の面談が事実であれば、安倍が加計の獣医学部新設計画を知ったのが「2017年1月20日」とした国会答弁の虚偽が明るみに出るばかりでなく、贈収賄に問われる可能性があるからだ。だとすれば、面談の事実を認めることは、犯人が「やりました」自白するようなものになる。かたくなに否定するのもうなづける。
発売中の週刊誌「サンデー毎日」で、無所属の会の江田憲司衆院議員がこう指摘している。
「問題は賄賂性。金銭の収受だけでなくていい、というのが20年前の大蔵省接待スキャンダルの時の捜査当局の方針転換だった」
「接待は金額の多寡は問われないのが通説だ。問題は対価性の認識。加計氏側に獣医学部新設認可をしてもらおうという接待の意図があり、安倍氏がそういう趣旨で接待を受けた、という認識があればアウトだ」
安倍と加計氏は第2次政権発足以降、19回も会食やゴルフを共にし、奢ったり奢られたりの親密な付き合いを続けてきた。安倍は国家戦略特区で規制緩和メニューを決定する諮問会議議長で、獣医学部新設に関わる職務権限を持つ立場にある。加計氏はあの手この手で構想実現の方策を探っていた。心から信頼し合い、どんなことも打ち明ける仲を誇る2人が宿願については一切口にしない。そんな子供だましがどこの世界で通用するというのか。
元特捜部検事の郷原信郎弁護士はこう言う。
「職務権限を持つ公務員がその職務に関して賄賂を受け取れば収賄、賄賂を贈った業者は贈賄の罪に問われます。それには接待の趣旨が重要な要素になる。国家戦略特区を利用した加計学園の獣医学部新設計画と、安倍首相に対する接待の関連性を解明する必要があります」
第4、第5の物証を表に出すのか(C)日刊ゲンダイ
関係者が固唾をのむ愛媛県、今治市の文書調査 |
「2015年2月25日」の面談は、加計問題の最大のポイントなのだ。参院予算委の集中審議で共産党の小池晃書記局長が「面談を架空のものとすると説明のつかないことが多すぎる」とただしていたが、その通り。面談が事実でなければ、その前後の加計学園をめぐる動きはまったくつじつまが合わなくなる。なにしろ、この面談について加計学園は今治市に事前通知している。そのうえで、報告内容が愛媛県文書に記されたのだ。
愛媛県文書には、面談を受けて、首相秘書官だった柳瀬氏から資料提出の指示があったことや、面談の席で加計学園が示した資料をもとに文科省がアンケートを行うという記述もあった。参院からの要請で文書を提出した愛媛県は調査を続けていることから、第4、第5の物証が表に出てくる可能性がある。
「調査は現在進行形で行われています。言われたことは徹底してやるのが役所の仕事ですから、疑惑を裏付ける関連文書がさらに出てくるのではないか。関係者は固唾をのんでいます」(県政関係者)
参院は情報公開条例をタテに文書提出を渋る今治市に対して、重ねて協力を要請。「2015年2月25日」の面談に関する報告が記された文書などの提出を求めている。憲法が定める国政調査権に基づく要請をいつまでも突っぱねられるわけがない。真相究明は待ったなしだし、いま疑惑が解明されなければ、ウソとデタラメを繰り返す厚顔無恥な安倍の居座りを許すことになる。
■3選死守、解散を視野に会期延長
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「1年以上にわたって一連の疑惑を否定し続けてきた安倍首相がいまになってウソを認めたら、即退陣に追い込まれてしまう。絶対に認めるわけにはいかないのです。これまで同様に政治的な関与を否定しながら、行政府の長としての責任は認めて頭を下げる。一方で、側近議員や親密メディアに〈いつまでモリカケ疑惑をやっているんだ〉〈国会で審議すべき重要なテーマはほかにたくさんある〉と声を上げさせて世論誘導キャンペーンを張り、モリカケはもういいんじゃないかというムードづくりを急ぐ。その間に米朝首脳会談へのコミットをアピールして外交でポイントを稼ぎ、幕引きを図る絵を描いているのです。米朝会談前にホワイトハウスで日米首脳会談を行うほか、米朝会談後にもトランプ大統領との直接会談を探るなど、必死で動き回っています。8月初旬にシンガポールで開かれるASEAN地域フォーラムに合わせた日朝外相会談の調整が報じられましたが、これは安倍首相が3選を狙う9月の自民党総裁選をにらんだ動きです」
第1次政権ではストレスで悪化した腹痛に苦しみ、ミジメな放り投げ辞任に追い込まれ、そのまま病院へ逃げ込んだ。国内外に醜態をさらしながら、恥も外聞もなく首相の座に返り咲いた原動力は、憲法改正への執念だ。ところが、安倍が招いた数々の疑惑が悲願達成を遠のかせ、任期は4カ月を切った。
「改憲を実現するには総裁3選しか道はありません。安倍首相は3選のためには何だってやってくる。総裁選はあくまで自民党内の選挙で、党内の政治力学や数の論理がモノをいいますが、内閣支持率の低迷で状況が厳しくなることも想定し、解散を打つことも視野に入れているでしょう。ここにきて、6月20日に会期末を迎える通常国会の会期延長が調整され始めたのも、総裁選出馬表明と解散をにらみながら、情勢を観測するためだとみています」(鈴木哲夫氏=前出)
国家と権力を私物化して仲間内で甘い汁を分け合い、公文書改ざんで民主主義の根幹を破壊して歴史を冒涜する。ペテン政権の長期化でこの国はどうなるのか。分かり切っていることだ。安倍の願望は国民にとって悪夢でしかない。
安倍首相と加計学園の否定に疑念 焦点は15年2月15日の真実 https://t.co/9deZfEjum8 #日刊ゲンダイDIGITAL
— nohohonhonkan (@nohohon6098) 2018年5月31日
今治が国政調査権を跳ね除けて文書提出を拒否し続けられる余裕はない。まさに安倍嘘がバレるのは時間との勝負。
■@最初から「加計ありき」(https://t.co/m2SWf24FFs) 【安倍首相と加計学園の否定に疑念 焦点は15年2月15日の真実】(https://t.co/16olq4PUoR)/《安倍首相が「ドリルの刃」となって打ち破った岩盤規制の穴を通れたのは、“腹心の友”ただひとり。国家戦略特区とは“奢り奢られ”の関係にある4…》
— AS (@ActSludge) 2018年5月31日
<加計孝太郎氏は… 表に出て来ないのね>
— 斉羽 (@bianconoce) 2018年5月31日
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■A最初から「加計ありき」(https://t.co/m2SWf24FFs)【安倍首相と加計学園の否定に疑念 焦点は15年2月15日の真実】(https://t.co/16olq4PUoR)/《…穴を通れたのは、“腹心の友”ただひとり。国家戦略特区とは“奢り奢られ”の関係にある40年来の友人が熱望するビジネス拡大のためだったのか――。》
— AS (@ActSludge) 2018年5月31日
焦点は15年2月25日の真実 犯人が自白などするものか 誰もが怪しいと思っている首相と加計理事長の疑惑の面談と不自然な否定 これば本当であれば首相の虚偽答弁にとどまらず収賄罪に発展する最大のポイントは今後、真相が解明されるのか 安倍の願望は国民にとって悪夢でしかない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/HqhcJO8n3A
— KK (@Trapelus) 2018年5月31日
まるで、詐欺師が総理大臣になっているようだ!
— yabetti2011 (@yabettitti) 2018年5月31日
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