http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/397.html
Tweet |
https://okita2212.blogspot.jp/2018/05/612.html
5月 29, 2018 日々雑感(My impress daily)
<安倍晋三首相は28日夜、トランプ米大統領と電話で約30分協議し、6月12日のシンガポールでの開催で調整が進む米朝首脳会談の前に、日米首脳会談を開くことで一致した。北朝鮮の非核化実現に向けて「米朝首脳会談が意義あるものとなるように協力していく」との方針も確認した。首相は日本人拉致問題について「解決が絶対に必要だ」と伝え、改めて協力を要請した。
両首脳の電話は今月10日以来。両首脳は6月8日からカナダで開く主要国首脳会議(シャルルボワ・サミット)で会談する見通し。日本政府内にはサミット前後に首相が訪米する構想もある。北朝鮮情勢を巡る緊密な連携をアピールする狙いだ。
首相は電話協議後、首相公邸前で、米朝首脳会談に向けて「認識を共有し、共通の方針のもと」で協力していくと強調した。日米両首脳は北朝鮮に「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」を求めていく考えだ。トランプ氏は電話で、米朝首脳会談の調整状況などを説明した。
拉致問題では、首相は28日に拉致被害者家族と面会したことをトランプ氏に伝え、米朝首脳会談でも拉致問題を取り上げるよう求めた。
トランプ氏は米朝首脳会談の前提として北朝鮮に「完全な非核化」を求めている。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長も韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との26日の会談で「完全な非核化」の意思を示しているが、米朝双方の認識の溝は大きい。
米側は「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」を求めているが、北朝鮮側は段階的な非核化とその見返りとしての体制保証を要求している。日米両国は、北朝鮮が完全に非核化しない限り、経済制裁などの圧力を続ける方針を確認している>(以上「日経新聞」より引用)
安倍氏の米朝首脳会談に対する基本的な姿勢は何処にあるのだろうか。つい先日はトランプ氏が「延期だ」と発言すれば「ご尤も、日本政府は100lトランプ氏を支持する」と世界の首脳で唯一トランプ氏の6/12米朝首脳会談の延期宣言を支持した。
そして今度は6/12米朝首脳会談を「開くことで一致」したといい、日米両首脳は北朝鮮に「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)」を求めていく考えで一致したという。半島の非核化はもちろんだが、それだけで日本の安全が担保できるわけではない。
もっと具体的にいえば、北朝鮮の体制維持を米国が保証することは北朝鮮の「脅威」を温存することに他ならない。確かに米国本土の安全はICBM開発の廃棄と非核化で達成できるが、日本は通常弾頭の中距離ミサイルで日本海側の原発を飽和攻撃されれば結果は核弾頭攻撃と同じことだ。
米国大統領は米国本土の安全保障を実現するのが第一義的使命だ。そのためにトランプ氏は金正恩氏と会談しようとしている。そこに安倍氏が割って入って「日本人拉致問題をよろしく」とトランプ氏に託すのはただ単にトランプ氏に借りを作るだけだ。
日本が唯一持っている「経済支援」カードをトランプ氏が米国本土安全保障のために、日本が拉致問題で切る前に先に切ってしまう可能性が増すだけだ。なぜこうした馬鹿なことを政府専用機を駆ってモスクワでプーチン氏に話してみたり、ワシントンへ飛んで何度もトランプ氏に念押ししてみたり、日本にやって来た習氏や文氏に託してみたりするのだろうか。
金正恩氏はなぜ日本政府は直接言ってこないのか、と不満を述べているではないか。日本人拉致問題は他国首脳に託す問題ではないだろう。安倍氏は自分の政権で拉致問題を解決する、と5年前に大見得を切ったではないか。なぜ特使を北朝鮮へ派遣するなりして、日本政府として解決を模索しないのだろうか。
国内問題でも「自分が直接指示したことはない」と「モリ カケ」疑惑から逃げ回っているが、安倍氏は本当に直接には相手に言っていないのかも知れない。ただ官邸の秘書などに電話で「腹心の友」と話した内容を伝えただけなのかも知れない。
どうやら安倍氏とはそうした小心者の内弁慶のような気がする。マトモな大人の政治家なら世界各国の首脳を走り回って無様な依頼外交を展開しないだろう。ただ官邸官房が人事権を握っている幹部官僚の指示により公文書が改竄されたり国有地払い下げに関して価格の事前交渉するように指示していたことは監督責任者たる財務大臣やその統括責任者の総理大臣の責任は免れない。直ちに退陣すべきだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK245掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK245掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。