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米朝会談中止か否か、の最中に気になる安倍総理の「胸の内」 なぜ会期延長なのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55834
2018.05.26 歳川 隆雄 ジャーナリスト 「インサイドライン」編集長 現代ビジネス
トランプ「会談中止」で面子を失った「あの人」
正直言って、「ディール(取引)の人」とはいえ、ドナルド・トランプ米大統領が6月12日の米朝首脳会談中止を決断するとは予想していなかった。
ホワイトハウスは5月24日午前(米国東部標準時間)、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩労働党委員長に宛てた、米朝首脳会談中止を通告する書簡を発表した。その中に「米国が保有する核戦力は非常に威力があり強力だ。私はそれを決して使わずに済むことを祈っている」とあり、かなり強圧的なトーンであった。
その一方で、発表直後の記者会見では「会談を楽しみにしていた。いつか会えることに期待する」と発言、柔軟な対応の可能性も残した。
要は、トランプ大統領が米朝対話のドアは依然として開いている、ボールを金委員長に投げたと言っているのだ。
北朝鮮側も米側の想像外の強硬姿勢に驚いたのか、翌25日、同国外務省は「金委員長はいつでもトランプ大統領と会う用意がある」との声明を発表、軟化姿勢を見せた。
いずれにしても、この中止発表で面子を失ったのは仲介役を自任してきた韓国の文在寅大統領である。他方、中国が新たな仕切り直し役として急浮上したことで、習近平国家主席が果たし得る役割に注目が集まっている。
にわかに注目が集まる安倍首相の「胸の内」
こうした中で、安倍晋三首相の動向がにわかに関係国の耳目を集めている。安倍首相は今、5月26日のウラジーミル・プーチン露大統領との会談(モスクワ)、6月8〜9日の主要7ヵ国首脳会議(カナダのシャルルボワ)、そして会談中止となった12日の米朝首脳会談(シンガポール)など重要な外交案件を抱えるが、頭の中は9月の自民党総裁選で一杯である。
直近のマスコミ各社の世論調査を見ると、内閣支持率は微増ながら上昇基調にあり、自民党支持率も軒並み30%台後半の入口付近で安定している。
その調査結果は次の通り。「読売新聞」(5月18〜19日実施):内閣支持率前回比3ポイント増の42%、不支持率6ポイント減の47%、「朝日新聞」(同):内閣支持率前回比5P増の36%、不支持率8P減の44%、日本テレビ系列(18〜20日):内閣支持率前回比5.7P増の32.4%、不支持率2.8P減の50.6%。
自民党支持率は、「読売」:前回比±0の37%、「朝日」:3P増の36%、日テレ:3.3P増の36.7%であった。確かに、3社調査ともに36%を上回っている。
森友、加計両学園を巡る数多ある疑惑、働き方改革法案における裁量労働制に関する不適切データ発覚、自衛隊のイラク派遣部隊の日報問題、そして”最後っぺ”の財務省の福田淳一前事務次官のセクハラ問題噴出によって、3月下旬の一時期、安倍首相が総裁選出馬を見送るのではないかという声が官邸周辺から聞こえてきた。
ところが、野党第1党の立憲民主党を始め各野党が大型連休を挟んで4月27日から5月7日まで18日間も国会での審議拒否を続けたことが国民の反発を受け、結果的に安倍政権を救ったのだ。
総裁選に影響あり? クセモノの「会期延長」
それにしても、である。安倍官邸は現時点で、今国会中に3つの政府提出の重要法案であるTPP承認法案、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案、働き方改革関連法案の成立を目指しているが、国会会期を1週間程度延長することで乗り切れると判断した模様だ。
この会期延長がクセモノというか、実は微妙に総裁選に関係してくるのである。今週前半に会食した自民党幹部も認めたことであるが、会期延長が安倍首相(総裁)に相当程度、有利に働くのだ。
現在、総裁選出馬の意向を明らかにしているのは、石破茂元自民党幹事長と野田聖子総務相の2人である。石破派(水月会)はご本人を含めて20人だが、立候補に必要な推薦人20人の確保には問題ない。だが、野田氏は前々回同様に推薦人の確保に難航している。
石破、野田両氏が出馬すれば、国民レベルだけでなく地方の自民党員のなかでも人気が高い石破氏は地方票(405票)の相当数獲得が見込まれる。一方の野田氏も例のセクハラ問題が追い風となり、それなりの地方票が期待できる。
そして焦点は岸田文雄政調会長である。同氏周辺は、安倍首相が会期末に行う記者会見で総裁選正式出馬表明の後に岸田氏が出馬、不出馬の判断を明らかにし、同時にその理由を説明すると語っている。
だが、岸田派(宏池会)の実力型中堅幹部であり、これまで主戦論者と見られていた木原誠二(元財務官僚)、三ツ矢憲生(元国交官僚)両衆院議員が慎重論に転じたと言われており、岸田氏不出馬の可能性が高い。
それはともかく、国会会期延長は総裁選立候補者にとって準備期間の短縮を意味し、現職総裁である安倍首相にとって圧倒的な有利を意味する。かつて安倍氏が総裁選について語ったとされる「2012年9月の総裁選は十分な準備もなく出馬し、やっとのことで石破さんに勝てた。しかし今回は、現職であることをフル活用できるのでそれほど心配していない」という言葉を想起させる。
そう言いながらも、頻繁に当選1〜3回生議員を首相公邸に招き、食事を共にして党員獲得に発破をかけた上で、さらに自民党の有力地方組織の大阪府連や北海道連の集会に駆けつけてテコ入れを欠かさないのは地方票の行方に一抹の不安があるからに違いない。
であるとしても、現状では「安倍3選」は、ほぼ間違いないのではないか。
米朝会談中止か否か、の最中に気になる安倍総理の「胸の内」 https://t.co/YJc9wkxevN #現代ビジネス 金正恩とトランプが会うときは、お互い地獄のお釜の湯加減の中?
— 御用 関八州取締役出役代官 (@Xq9e2tjbgIXtDeK) 2018年5月25日
骨太の方針で消費税どうするのか。
— トンビー (@to_n_bee) 2018年5月26日
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— 懸衣翁 (@keneou) 2018年5月26日
👿金を配り歩いても「国際的に信頼感」が起きないのは、ご本人の資質・品格の不足のせいだ。このまま、首相を続けても、お友達で問題を起こすだけで、日本の為になる事を出来る人物とは思えない。
三選っぽい。でも問題はその後ですよね。四選はないし支持率もさほど上がらない。どうやってグリップして行くのでしょう。:米朝会談中止か否か、の最中に気になる安倍総理の「胸の内」 https://t.co/GNrnP4XOx2 #現代ビジネス
— ダラスキー高代(仮名) (@takafee2010) 2018年5月26日
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— 愛謝・キルレ (@aisyapon) 2018年5月26日
( ̄△ ̄;)エッ・・?安倍総理は蚊帳の外〜部外者です。 ヤッテラレンワ…ヽ(○´3`)ノ フッ
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