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<働き方法案可決>人の命かかってるのに 傍聴席ぼうぜん(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/273.html
投稿者 JAXVN 日時 2018 年 5 月 26 日 10:43:00: fSuEJ1ZfVg3Og SkFYVk4
 

「<働き方法案可決>人の命かかってるのに 傍聴席ぼうぜん
5/26(土) 0:36配信

 「人の命がかかってるんだぞ、まじめにやれ!」。与党が働き方改革関連法案の採決に踏み切った25日の衆院厚生労働委員会。野党議員が怒鳴りながら高鳥修一委員長を取り囲む中、法案は与党議員らの起立多数で可決された。傍聴席で遺影を手にした過労死遺族らは目を潤ませ、にらみつけるようにして成り行きを見守った。【市川明代】

 午後4時過ぎ、加藤勝信厚労相の不信任決議案が衆院本会議で否決されると、委員室前は一時、高鳥委員長の入室を阻止しようとする野党議員でごった返した。

 間もなく、不信任案の提出で中断していた質疑が再開した。与野党で対立しているのは、高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)の創設だ。「大臣が取るべきなのは、法案の中から高プロを削除することです」。あいまいな答弁に終始する加藤厚労相に対し、西村智奈美氏(立憲民主党)が怒りの声を上げると、野党側から拍手がわき起こった。

 委員室には、採決を何とか阻止しようとする野党議員の数が徐々に増えていく。傍聴席の遺族らは口をねじ曲げ、時々ため息をつきながら、答弁に耳を傾けた。

 続く岡本充功氏(国民民主党)は、厚労省の不適切データ問題で、この日新たに公表されたミスについてただした。田畑裕明政務官、加藤厚労相、山越敬一労働基準局長が入れ代わり立ち代わり答弁に立ち、用意された資料をめくりながら説明する。「いいかげんな答弁はやめろ」「改めて紙を出し直してくださいよ」。野党側は納得しない。

 予定されていた野党の質問時間が経過し、高鳥委員長が質疑打ち切りの動議を出すと、野党議員は続々と席を立って委員長席に殺到した。「こんなのおかしいでしょ」。傍聴席もどよめいた。

 高鳥委員長の発言は、怒声にかき消されて聞こえない。何が起きているのか分からず、ぼうぜんとする遺族らをよそに、自民党、公明党、日本維新の会の起立で法案は可決された。傍聴席には口元を押さえ、涙をこらえる人の姿もあった。

 ◇過労死遺族「悔し涙が出た」

 「信じられない思いだ」。強引な採決を目の当たりにした遺族らの声は、怒りで震えていた。

 「命がかかった法案なのに、しっかり議論されないまま通るとは」。親友だった同僚が過労死した元システムエンジニア(SE)の木谷晋輔さん(39)は憤った。

 2006年、同じSEの西垣和哉さん(当時27歳)が、寮で睡眠薬を大量に飲んで亡くなった。同期で同い年。「典型的な関西人」で、一緒にいると笑いが絶えなかった。ともに即戦力として期待され、入社後間もなく大きな仕事を任された。

 連日残業が続き、会社に泊まったり、連続37時間勤務をしたりしたこともある。

 2人は03年、ほぼ同じ頃にうつ病になり休職。西垣さんが亡くなったのは、その約3年後のことだ。「法案は明らかに過労死を助長する。国は過労死を防ぐ責務に違反している」

 「全国過労死を考える家族の会」の寺西笑子代表世話人は採決後、しばらく傍聴席から動けなかった。「久々に悔し涙が出てきた。命を奪う法律だ」

 13年に過労死したNHK記者、佐戸未和さん(当時31歳)の母恵美子さん(68)は「数の力で強行採決なんてあり得ない。未和は泣いています」と声を震わせた。【金子淳】」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00000002-mai-soci

関連
自民党の、これが輝く女性の姿か 
http://www.asyura2.com/18/senkyo245/msg/261.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 5 月 26 日 01:54:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU  

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コメント
 
1. 2018年5月26日 11:36:06 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-2294]
2018年5月26日(土)

「働き方」法案 やり方も中身もデタラメ

強行に怒り 廃案しかない

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-26/2018052603_01_1.jpg
(写真)野党議員が採決に抗議する中、「働き方改革」一括法案の採決が強行される衆院厚労委員会=25日

 政府・与党は25日の衆院厚生労働委員会で、「働き方改革」一括法案を強行採決しました。データのねつ造などで法案提出の根拠が総崩れし、過労死促進の危険な中身も浮き彫りになる中での暴挙。国政私物化で政権の資格そのものが問われているにもかかわらず、疑惑にフタをしたまま、法案採決を強行する安倍政権の暴走は許されません。

「データねつ造」底なし

 「働き方改革」一括法案は、ねつ造、隠ぺいの疑惑にまみれたままです。

 「審議の出発点」となった労働時間データは、1日の労働時間が24時間を超えるなどの異常値を2割も削除しました。法案を強行採決した25日も、同一の調査票を二重に集計していたことが発覚。データねつ造疑惑は底なしです。

 ねつ造疑惑の原因究明も、高プロ対象者を検討するデータとなる裁量労働制の再調査もこれからです。

 加藤勝信厚労相は、2割削除したデータでも「法案の結論に変わりない」と強弁します。しかし、再集計で、一般労働者の残業時間を年1000時間超で協定している事業所で実際に限界まで働かせている事業所は、3・9%から48・5%に激増しました。法案を撤回し、労働政策審議会に差し戻すしかありません。

 過労死が増える懸念に対して安倍政権が「しっかり指導」の好事例とアピールしていた、野村不動産の「特別指導」は、過労自殺の事実を伏せたままのものだったことが判明。4年前の監督時に裁量労働制の違法適用を見抜けず、過労自殺に至ったことも明らかになりました。“過労自殺隠し”をしていた安倍政権に法案提出の資格はありません。

長時間労働 歯止めなし

 働き方法案は、わずかな審議のあいだにも欠陥が噴出しています。

 安倍首相は、高プロを「自律的に働ける」とアピールしました。しかし、高プロは、長時間労働に歯止めがなく、労働者に裁量を与える規定もないため、業務命令を拒否できません。最低限義務付けられた休日をまとめて取らせれば、あとは1日24時間労働を48日連続させることも可能です。

 加藤厚労相は、残業相当が月100時間で医師面談を行うと繰り返しましたが、面談で残業がストップするわけではありません。月200時間でも合法だと認めました。

 安倍首相は「時間ではなく成果で評価されたい人もいる」と言いわけしました。しかし、法案には、成果をあげても報酬が増えるとは書いていません。業務量はあらかじめ決められており、残業を減らせない仕組みです。

 残業時間の「上限規制」は単月100時間、平均80時間という「過労死ライン」にお墨付きを与えるものです。月をまたいで30日間150時間以上の残業も可能であり、抜け穴があると加藤厚労相も認めました。

 研究開発は適用除外。建設、自動車運転、医師は5年先送りのうえ、自動車運転は5年後も緩い基準になります。中小企業では違法に対する罰則を骨抜きにされます。

 同一労働同一賃金は、法案に言葉もなく、中身も従来と変わりません。パートで正社員と同等になるのはわずか1・5%。有期雇用は、無期転換した労働者と比較するので、正社員との格差は放置。派遣労働者も正社員と同等に扱われる人は限られると厚労省が答えています。実効性ある改正には徹底審議、見直しが不可欠です。

「モリカケ」疑惑にフタ

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-26/2018052603_01_1b.jpg

 そもそも安倍内閣と与党に「働き方改革」一括法案を提出し、採決する資格などありません。

 安倍首相は23日の衆院厚生労働委員会で、森友学園への国有地売却について問われ、「私や妻がこの国有地払い下げや学校の認可に一切かかわっていないことは明確にさせていただきたい」と強調しました。しかし、この日に財務省が公表した森友学園との国有地取引をめぐる決裁文書や交渉記録には、安倍首相の妻・昭恵氏の動かしがたい関与が記されており、国会と国民を欺き続けてきた安倍首相の責任が厳しく問われています。

 さらに、加計学園の獣医学部新設をめぐっても、愛媛県が参院に提出した面談記録によって、加計学園の加計孝太郎理事長と安倍首相が2015年2月25日に面談したことが出発点となった可能性がいよいよ濃厚になっており、安倍首相の進退が問われる問題になっています。安倍首相に求められるのは、真相究明に応じ、国民に謝罪して総辞職することです。

 ところが、安倍首相は、疑惑にフタをしたまま、採決ありきで強引な国会運営を強行。衆院厚生労働委員会での審議は、自民党の高鳥修一委員長が職権を乱用して、委員会を開催しつづけました。野党が不在でも質疑時間を消化させる「空回し」時間は実に17時間23分。委員長職権による開催は、開催委員会の半分の11回にも及び、もはや国会審議の体をなしていません。

 政権を担う資格のない安倍政権が世論と運動に追い詰められ、数の力で採決を強行しても、圧倒的多数の国民の声を押しつぶすことはできません。政府・与党をさらに追い詰め、民意の力で廃案にさせるしかありません。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-05-26/2018052603_01_1.html


2. 2018年5月26日 11:48:31 : MB5WQlyyik : GOUrdtgErNc[33]
別のところで「全社員の月給を90万にして、24時間働かせる。働いてない時間は遅刻・早退・欠勤扱いにして、減給」みたいなこと書いたんだ。
で、落ち着いて考えたら、これ、「遅刻・早退・欠勤が多い」ことを理由に首を切ったり、雇止めできるんじゃないか?
つまり、高プロは「働かせ放題法案」であると同時に「いつでも首切りOK法案」で「5年ルール無効法案」では?

3. 投稿のあんちゃん[62] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2018年5月26日 11:52:25 : ec5C2vDjSU : aSHPXHF@09I[218]

 法案があろうがなかろうが無理して死ぬ人間はいる。今にはじまったことではない。

 そこまで無理しなければ食っていけないからなのか。過労死について、そんな話は聞いたことがない。将来の出世を考えてなのか。家族の期待(重圧)がかかっているからなのか。

 ダメ社員の烙印を押されても、生き続けている人間は嫌と言うほどいる。自閉症になって生きている人間もいる。ニートという存在で生きている人間もいる。文書改竄して、つるし上げられても、結構な退職金をもらって生きている人間もいる。

 「 人の命かかってるのに 傍聴席ぼうぜん 」。何言ってるんだ。それが無理だと思うなら、仕事をやめればいい。殺したのはあんたたちかもしれない。仕事をやめてもそれを支える家族がいることが大事だろうに。

 


4. 投稿のあんちゃん[63] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2018年5月26日 12:18:04 : ec5C2vDjSU : aSHPXHF@09I[219]

 誰も無理せず、法に触れそうな悪いこともせずに、みんな適度な仕事をしていればどこの会社も利益をあげられ、社員みんな幸せでいられる。

 そんなわけないであろう。

 だから次々に不正が問題となってマスコミに取り上げられる。取り上げられる不正は、それがあってむしろ自然なのではないのか。

 新聞社だって今生き残りに必死ではないか。昔だったら問題にならなかったようなことが大見出しとなる。


5. 2018年5月26日 12:26:32 : 59Lx1Q7kiM : EiPhq@yH6Go[53]
>>3、4さん、そうとは限りません。自覚の無いまま「働きすぎ」になる事もあります。だから「制度」で歯止めをする事が必要なのに、今の「働き方改革」は真逆です。

残業60時間以上、健康リスク高くても幸福度は上昇(毎日新聞)
2/9(金) 14:00配信

 人材サービスのパーソル総合研究所と中原淳東京大准教授(人材開発)が共同で行った残業実態調査で、残業時間が60時間を超えると健康リスクは高まるのに幸福度は上昇することが分かった。幸福度は残業時間が長くなると少しずつ下がるが、60時間を超えると跳ね上がる。会社への満足度や仕事への意欲も同様に60時間を超えると上がったという。【中村かさね/統合デジタル取材センター】
(中略)
国会ではまもなく、働き方改革関連法案が審議入りする。残業の上限を「月100時間未満、年720時間」までと定める罰則付き規制のほか、高収入の一部専門職を労働時間規制から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設や裁量労働制の対象拡大が盛り込まれる。調査を手がけた小林祐児研究員は「長時間働いても幸福度も満足度も高い人にとって、裁量労働制や高プロが天井知らずな働き方を促すことになるのではないか」と危惧する。

 中原准教授は「もう少し分析が必要だが、残業60時間以上の人はランナーズハイのような状況なのではないか。働くことを走ることに例えるなら、以前は中距離競走でよかったのに、人生100年時代の今は長距離競走。バランスのとれた走り方をしないと、ランナーズハイでは完走できない」と指摘している。」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180209-00000062-mai-soci


6. 2018年5月26日 12:29:49 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[8619]
「堀内の実家である富士急グループは、山中湖畔の県有地、約440ha(東京ドーム94個分)を山梨県との随意契約で1m2当たり約74円借り受け、1m2当たり平均1万円で顧客に転貸している。このようなデタラメが通るのは、堀内家の政治力があるから」

過労死遺族の気持ちなど理解できるわけない、堀内のりこ。
https://twitter.com/guchirubakari/status/1000132041797648385

これは事実でしょうか…
数字が細かく出てますが…
おどるポンポコリンこと、堀内のりこ氏。お答えください。


7. 2018年5月26日 20:06:31 : bqSxumkiHM : ojact308L1k[60]
命など 守る気ないと 高笑い

8. 投稿のあんちゃん[64] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2018年5月27日 20:29:14 : ec5C2vDjSU : aSHPXHF@09I[220]

 >>4.「誰も無理せず、みんな適度な仕事をしていれば利益をあげられ、みんな幸せでいられる。」

 これが共産主義者の「夢」である。それが「夢」であったことはソビエトの崩壊で見てきたことである。

 チェルノブイリで、放射能の怖さを知らなかったのであろうが、身を捨てて消火活動を行い、命を落とした勇気ある者もいた。同時にその事態を隠そうとしたものもいた。隠し通せばみんな幸せになるとでも思ったのであろうか。(安倍政権の話の様であるが、そうではない。)

 いずれにしても間違った選択は、結局崩壊を生むことになる。



9. 投稿のあんちゃん[65] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2018年5月27日 20:38:04 : ec5C2vDjSU : aSHPXHF@09I[221]

 ん?


10. 投稿のあんちゃん[66] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2018年5月28日 14:29:06 : ec5C2vDjSU : aSHPXHF@09I[222]

 関係ない話だが、ロシアは今どうなっているのだろう。統一ロシア党と共産党とを中心にして少数政党が現れては消える。そして大統領が王あるいは皇帝のように大きな権力を手にし、独裁ともいえる国家?

 違っていたら誰かに教えてもらいたいと思う。

 あのプーチン支持の数字は本当なのであろうか。そして本当ならば、何故支持されているのだろうか。

 まさか誰も無理しないで国が発展する仕組みをプーチンが知っているからだ、というわけではあるまい。


11. 投稿のあんちゃん[91] k4qNZYLMgqCC8YK_guGC8Q 2018年6月25日 15:16:46 : ec5C2vDjSU : aSHPXHF@09I[247]

 今になって思い出したが、やはり「正規社員・非正規社員」の区別ある会社組織この国に持ち込んだのは小泉政権、そしてその主犯格は竹中平蔵。

 今はパソナという人材派遣会社の取締役会長を兼任し、高度プロフェショナル制度を推進する立場にいる。

 つまり諸悪の根源は安倍晋三ではなく。この男にある。安倍晋三にキャンキャン吠えかかるのはいいが、この男の存在を忘れてはいけない。いまだに生きているのだ。


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