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トランプは金を裏切り 安倍は北朝鮮国難を歓ぶ
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2018年05月25日 世相を斬る あいば達也
トランプが、米朝首脳会談の中止を宣言した。世界注視の世紀の会談は、夢の如しだ。しかし、北朝鮮のロケットマンの心は穏やかではないだろう。3人の拉致米人を無事帰国させた。また、真偽のほどは別にして、核実験場の坑道を招待国の記者ら公開の下で爆破した。それなのに、トランプは、裏切るように米朝会談を急遽キャンセル。北朝鮮金朝鮮労働党委員長はメンツ丸つぶれな状況になったようだ。
トランプは、将来の米朝会談に含みを持たせたようだが、北朝鮮ロケットマンが、中国・習近平と相談しながら話を進めた行為に、かなり腹を立てていたようだ。つまり、中朝と米韓という枠組みで話を進めるのは得策ではないと考えたのだろう。アメリカ通と称する連中の解説では、ペンス副大統領を非難したことがキッカケだとか言われているようだが、本音は闇の中だ。外交上の駆け引きだから、押したり引いたりするのが普通なので、その範疇だろう。
おそらく、非核化のプロセスで合意点を見出しにくい環境の米朝会談なら、行わない方が無難だ。いくら中間選挙のためと言っても、成果がゼロでは逆効果もあり得るという判断だろう。数カ月以内に、北朝鮮の態度が変われば、緊急に会談が持たれるかもしれない。トランプにしてみれば、最低でも人質は取り返したので1点ゲットしているので、そんな出来事ではなかったと解釈している筋もある。しかし、会談中止でNYダウは下げがきついので、その辺は厄介かもしれない。
≪敵意むき出し、いま会うのは不適当 トランプ氏書簡全文
トランプ米大統領が24日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長にあてた書簡の全文は以下の通り。
◇
親愛なる委員長へ
我々は、双方が長い間求め、6月12日にシンガポールで開かれる予定だった首脳会談について、あなたが交渉と議論に敬意を持って時間を割いてくれたこと、また忍耐強さと労力に心から感謝する。
会談は北朝鮮側が望んでいたと我々は知らされていたが、そんなことは全く重要ではない。私はシンガポールであなたと会うことをとても楽しみにしていた。残念ながら、あなたの直近の声明にあった強い憤りとむき出しの敵意をかんがみると、長い間計画していた会談を今開くことは不適当だと、私は考えている。
そのため、この手紙をもって、(米朝)双方にとっては良いことで、世界にとっては不利益ではあるが、シンガポール会談は行わないことをお知らせする。あなたは自国の核能力について語っているが、我々の核能力は大規模かつ強大であり、使わなければならない時が来ないよう神に祈っている。
あなたと私の間で素晴らしい対話がなされてきたと私は感じていた。結局のところ、その対話こそが大事なことだ。いつの日か、あなたに会えることをとても楽しみにしている。一方で、人質を解放してくれたことには謝意を示したい。いま彼らは家族と自宅にいる。素晴らしい振る舞いで、高く評価されるものだった。
もしあなたの考えが変わり、この最も重要な会談をしようと思うなら、遠慮なく私に電話をするか、手紙を書いてほしい。世界、とりわけ北朝鮮は、恒久平和や偉大な繁栄、裕福さを得る素晴らしい機会を失った。こうして失われた機会は歴史上、非常に悲しい時である。
≫(朝日新聞デジタル)
問題は、わが国の辞めない総理の外交センスの問題だ。そりゃみたことか!やはり、北朝鮮には最大限の圧力こそが、最大の防御である。ミサイル防衛もの整備を前倒しで急ぐようにしなければならない。Jアラート訓練も、精度をあげて、国民に、緊迫した北朝鮮との対峙情勢を伝えなければならない。安倍は、この会談中止を、最大限に「国難」と捉え、政治利用し、森友加計問題を有耶無耶にしようとたくらむに違いない。汚ねえ野郎だよ、まったく!
早速、時事通信などは、“米朝の対立不可避=北朝鮮、圧力警戒−首脳会談中止”と報じている。安倍の心を読んだうえの煽り記事に近いが、真実の一面でもあるので、無碍に否定も出来ない。サギトワ選手への“秋田犬”贈呈式に出席の為にロシアに行っている安倍首相にとっては、トランプの決断に狂喜乱舞したに違いない。ついでに、サンクトペテルブルクでプーチン大統領とも会談して、絶対に進まない平和条約交渉などする振りをして、経済界が歓ぶ、北方四島での共同経済活動の具体化を目指すようだ。プーチンも朝鮮半島問題では、安倍ほどではないが蚊帳の外に遇されただけに、同病相憐れむって感じで、歓談に興じるのだろう。
≪米朝の対立不可避=北朝鮮、圧力警戒−首脳会談中止
【ソウル時事】6月12日の米朝首脳会談をトランプ米大統領が取りやめたことで、朝鮮半島情勢をめぐる融和ムードが消え、北朝鮮は米政権による「最大限の圧力」が再び高まることに警戒を強めるとみられる。金正恩朝鮮労働党委員長が呼び掛けた会談をトランプ氏が断ったことは、最高指導者の威厳に関わる事態と言え、北朝鮮が反発を強め、米朝間の対立が深まるのは避けられない。
北朝鮮の崔善姫外務次官は24日、「米国がわれわれの善意を冒涜(ぼうとく)し、非道に振る舞い続けるなら、朝米首脳会談を再考する問題を最高指導部に提起する」と米政権をけん制していた。
だが、崔氏の反発は、段階的な非核化を求める正恩氏に対して早期の核放棄を求める米政権幹部らの発言が相次いだためとみられていた。正恩氏は拘束していた米国人3人を既に解放しており、これは米朝首脳会談のために、信頼関係を築く狙いだったとの見方が強い。
長年にわたり、膨大な資金を投入し開発してきた核兵器は北朝鮮で「宝剣」と呼ばれ、国家の存続に関わる。非核化をめぐる対米交渉が頓挫すれば、影を潜めていた北朝鮮軍の強硬派が正恩氏に圧力をかけ、北朝鮮が米国との対決姿勢を強めることも考えられる。
≫(時事通信)
しかし、安倍の思惑通りに、来週の国会が動くかどうかは別の話である。Jアラートとミサイル防衛の強化が、胡散臭いものだという情報は拡散してしまったので、あまり有効なメクラマシとは思えないので、ひとりピエロのように見えてしまうかもしれない。金ロケットマンが中距離ミサイルでも撃ってしまうと、安倍の勝ちかもしれないのが悩ましい。来週野党側は、4000枚の目くらましに慌てず、“2014年4月28日に関する記録”の提出を、財務省に強く要求、国会でも、安倍や麻生を追及すべきだ。“都合の悪いものを隠す”という癖は、官邸も財務省も同じように“性悪”だ!
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