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カンヌ受賞 世界の是枝監督が描き出す家族の現実と普遍性
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2018年5月21日 日刊ゲンダイ
パルムドールに輝いた是枝監督(C)ロイター=共同
「カンヌは7回目の常連。最高賞パルムドールは実績のない監督では受賞できません。これまでの作品も含めて高く評価された証しです」(映画批評家・前田有一氏)
第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督(55)の最新作「万引き家族」(6月8日公開)が最高賞「パルムドール」を受賞してお祭り騒ぎだ。日本映画としては衣笠貞之助監督「地獄門」(1954年)、黒沢明監督「影武者」(80年)、今村昌平監督「楢山節考」(83年)、「うなぎ」(97年)に続く21年ぶりの快挙。海外映画祭の場数は踏んでいる是枝監督でさえ受賞スピーチでは「さすがに足が震えています」と語ったほどである。
受賞作「万引き家族」は東京の下町を舞台に、祖母の年金を頼りにしながら万引で生計を立てる一家を描いた意欲作。息子・祥太(城桧吏)と協力して万引を重ねる父・治をリリー・フランキー(54)。その妻・信代を安藤サクラ(32)、信代の妹・亜紀を松岡茉優(23)、祖母・初枝を樹木希林(75)が演じている。
今作も「そして父になる」などと同様に是枝監督が描き続ける家族の在り方がテーマ。なかでも母親役の安藤サクラの醸し出す猥雑で根源的なエロスと存在感は特筆に値するという。
受賞後の会見では「今の日本社会の中で隅に追いやられている、本当であれば見過ごしてしまうかもしれない家族の姿をどう可視化するか考えた」と語った是枝監督。
「今や黒沢明や今村昌平と肩を並べる世界的な映画監督」(前出の前田有一氏)になった世界のKOREEDAが描き出す家族の中に、日本社会の矛盾や現実がぎゅうぎゅうに詰まっているようだ。
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