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“ヤジ主” ねめつける安倍の笑顔 その目は笑っていなかった
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2018年05月18日 世相を斬る あいば達也
昨夜、どこかのニュース映像で見たのだが、加計学園の提供車両を、藤原審議官が使用した問題で、官用車を利用したように虚偽の記載をした問題を追及されていた安倍の口から、「ルールに則って……」と、ルール破りの張本人の口から出た言葉に反応した野党らしき議員の「ルール云々と……」との“ヤジ”に対して反応した安倍晋三は、引き攣れた笑顔を作りながら、一間あけて、“ヤジ主”をねめつけた。ヤジ主は、安倍の一瞥で、借りてきた猫の如く、その後、静粛になってしまった。
この瞬間に、筆者は、安倍晋三の冷徹な“ヤ●ザ性”を感じた。“山口県・巣鴨プリズン系・山口組・長州班”のような……。岸信介、赤尾敏、児玉誉士夫、笹川良一、瀬島龍三、大野伴睦、田岡一雄ら錚々たるメンバーの一員であることを、強く意識した幼少期を迎えていたのではないかと想像する。安倍晋三は、無論、ヤ●ザではないのだが、岸の周りでウロウロしていた、これらの人物たちの立ち居振る舞いを観察し、臭いを嗅いで育った可能性が強い。
三つ子の魂と云う言葉があるが、まさに、安倍晋三の心に、これら個性豊かな、良し悪しは別にして、肝の座った連中の空気に触れながら、悪しき処世術だけを身につけて、戦後デモクラシーの世界に放り投げられた、一人の男と捉えることが可能だ。このような空気は、おそらく、安倍官邸全体を覆った暗雲のようなもので、あの中の住人は、誰ひとり抗えない空気なのかもしれない。
あの安倍晋三が、たかが軽いジャブのような“ヤジ”を聞きつけ、発言を休止した瞬間、“ヤジ主”は殺気を感じとったのだろう、次のヤジを返すだけの気力は萎えていたのだ。“ヤジ主”が、一言居士の主であれば、追いかけるように、安倍に向かって、二の矢、三の矢のヤジをかませ、安倍の本性が剥き出しになるまで、追いこめるチャンスだったのに、非常に残念なシーンだと感じた。あれは、危険で凶暴な人間が、紳士の仮面を剥ぐには絶好のチャンスだったのだ、ひどく惜しいことをしたと思う。
おそらく、安倍官邸においては、あのような状況の日々が続いているに違いない。迫田、佐川、柳瀬など現役官僚は蛇に睨まれた蛙の如く、小便をちびるほど、恐怖の瞬間を何度となく味あわされた結果、魂の抜けた躯となって、夢遊病者のように“嘘”を吐き続けたものと思われる。その点で、現役官僚でありながら、抵抗し続けた前川喜平には感服する。そして、菅、今井や和泉らは、そもそも加虐性と冷酷さと、男社会のいわれなき常識に汚された人格の持ちなのではないだろうか。いつの間にか、生まれながらに権力者であったような錯覚の中に、簡単に溺れてしまったに違いないのだ。
このように、妖怪じみたサディスティックな性向と陰湿さと、暴力性を兼ね備えた輩が、安倍晋三という、一人の人物を核として群れ集まっていると考えてもよさそうだ。このような集団は、大人の世界や右翼政治や軍組織において屡々みられる集団である。戦後で言えば、暴力団系統に多く見られる属性を持つ集団だが、中学生水準の、所謂、不良グループにおいても、似たような集団が見られる。神輿に祭り上げた親分格の少年を核に、陰湿ないじめや暴力行為やカツアゲ、婦女暴行を日常的に行うのに似ている。
このような集団に、常にカルト的性格のある集団がつきまとうのも常である。安倍晋三グループでいうならば、国家神道を信じる“日本会議”、創価学会を信じる“公明党”が控え、一定の絶対的組織票を固め、国会を牛耳るのである。小選挙区制度と有権者の政治離れは、この絶対的組織票にとって最大の好機であり、有権者の2割以下の支持でも、国会においては、絶対過半数を得ることが出来るのが、現状だ。
野党の組織票は、「連合」が頼りだが、高度経済成長とバブル経済を経験する中で、日本人から、労働者と云う意識が薄れていったのが痛いのだろう。労働組合、労働者の権利を勝ち取る。このような意識は、遠の昔に消え去り、「社員一人一人が経営者のつもりで…」といった甘言に弄ばれ、今では、残業代なんていらないと言い出す社員まで出てきているようだ。社会学者等の中には、日本の階級社会化に警鐘を鳴らすものもいるが、相対的には少数派だ。
このような趨勢が今後も増幅し続けるのか、その点は未知だが、現時点では、増幅の勢いに水を差す気配はみられない。筆者は、学者ではないので、これ以上の論考は出来ないが、おそらく、現在で言えば、1000万円以下の年収の人間たちは、概ね労働者階級に属していると考えるべきだろう。年収1000万円くらいで、経営者気取りするのは、百年早いと思うのだが、どうなのだろう。経済の安倍、外交の安倍、Jアラートの安倍、どれもこれも完全に挫折しているわけで、褒めるべき面は皆無だ。しかし、自信満々で虚言を捲し立てる映像に、愚民は弱いのかもしれない。
≪ 学園車問題「精査中」 首相、追及かわす
安倍晋三首相は17日の衆院内閣委員会で、藤原豊内閣府地方創生推進室次長(当時)が2015年8月に愛媛県今治市などに出張した際、学校法人「加計学園」の車を使用した問題について「国家公務員は国民から疑念を持たれないよう、自らをしっかり律する必要がある」と述べた。
立憲民主党の阿部知子氏は「なぜこういうことが起こるのか」とただしたが、首相は「梶山弘志地方創生担当相が精査中であり、しっかり対応してもらいたい」とかわした。
藤原氏の出張記録には「岡山市内〜今治市内〜松山空港は官用車利用」と書かれていた。内閣府の担当者は同委で「旅費の支払いが不要だと説明するための欄であり、支払い手続き上は問題はない」と説明。加計学園の車を使ったことに関しては、人事院の国家公務員倫理審査会と連携して調査中だと述べた。
首相はまた、加計学園の加計孝太郎理事長との会食費について「私が持ったり加計氏が持ったりした。いずれにせよポケットマネーの範囲内だ」と改めて答弁した。そのうえで「結果として、本来行われるべき政策議論が行われていない。(加計氏は)長年の友人でもあり、疑いを持たれるのはもっともだ。注意を払わなければいけなかった」と認めた。
≫【毎日新聞・松倉佑輔】
内閣府次長が加計の車使用…虚偽記載? 20180517houdoustation
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