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OB法人が改憲運動に全面協力 自衛隊の暴走が止まらない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/228685
2018年5月9日 日刊ゲンダイ
小野寺防衛相(C)日刊ゲンダイ
防衛省は8日、「ばか」「気持ち悪い」などと小西洋之参院議員に暴言を吐いた防衛省統合幕僚監部の3等空佐を軽微な訓戒処分にすると発表した。軽い処分にした理由は「私的な立場での言動だから」「文民統制を否定するという評価にはならない」と説明している。しかし、大甘処分もいいところだ。
先月末に防衛省が公表した中間報告で、3佐は暴言を吐いた理由について「(小西氏は)政府・自衛隊が進めようとしている方向とは、違う方向での対応が多い」と供述している。ジャーナリストの布施祐仁氏はこう言う。
「防衛省は3佐の発言を、自衛隊法の『品位を保つ義務』に違反すると判断し、訓戒としましたが、そんなレベルの話ではありません。小西氏は、国会に属する議員。3佐の供述は、『政府・内閣には従うが国会には従わない』と言っているようなものです。政治家が自衛隊を統制する『文民統制』の否定に近い。処分は軽すぎます」
■隊友会と地方協力本部が一体化
それでなくても最近の自衛隊は暴走し始めている。
2015年5月に自衛官OBらでつくる公益社団法人「隊友会」の東京支部「東京都隊友会」が、改憲を求める署名を呼びかけ、用紙の送り先を陸自の指揮監督下にある「自衛隊東京地方協力本部」のファクスにしていたことが5月8日、判明したからだ。
隊友会は他にも、昨年10月25日に行われた「憲法改正原案の国会提出を求める国民集会」の開催にも関与し、打ち合わせに「自衛隊東京地方協力本部」の会議室を利用していたことまで発覚している。
隊友会には、約17万人もの現役自衛官も「賛助会員」として所属している。自衛隊の「政治的行為の制限」を規定した自衛隊法に反すると、ネット上でも批判が噴出しているのだ。都隊友会に問い合わせると、「活動に現役自衛官は関与していないので問題ない」と説明したが、疑惑を持たれても仕方あるまい。
「東京以外でも、隊友会と地方協力本部はほぼ一体化しています。明確に切り分けなければ、自衛隊の政治的中立は保てない。憲法の順守義務を逸脱した行為とみられても仕方がありません。政府は責任を持って指導すべきです」(布施祐仁氏)
安倍政権の下、自衛隊が危険な方向に走りつつある。
【政治】野党議員に暴言を吐いた3等空佐は大甘処分で、自衛官OB団体が改憲運動に全面協力していたことも判明。安倍政権の下で自衛隊が暴走し始めています。 https://t.co/XUwxPwG1eK #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) 2018年5月9日
国民の意見が分かれているように、OBにも様々な意見があるだろう。特定の方向性で動くことで、長年培ってきた国民の自衛隊に対する信頼を損ねる恐れが大きいのでは。→OB法人が改憲運動に全面協力 自衛隊の暴走が止まらない https://t.co/AIA0fACPWD #日刊ゲンダイDIGITAL
— 落合洋司 Yoji Ochiai (@yjochi) 2018年5月9日
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