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監督の熱い思いが伝わった「タクシー運転手」!
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2018/05/05 23:56 半歩前へ
▼監督の熱い思いが伝わった「タクシー運転手」!
映画が終わりスクリーンにスタッフらの文字が映し出された。劇場が暗いうちに次々、席を立つ観客。泣き顔を見られるのが恥ずかしいのだろう。それほど深い感動が会場を包んだ。観終わった時、思わず拍手をしたくなる衝動にかられた。
1人のジャーナリストとタクシー運転手の勇気がなければ、「光州の悲劇」は謎を残したまま封印されていたことだろう。
韓国映画「タクシー運転手 〜約束は海を越えて〜」を観た。
光州事件が起きた時、私は衝撃を受けた。民主化を求めた学生や市民に銃口を向けた全斗煥率いる軍事政権の残虐行為を許すことが出来なかった。韓国語が分からない私が「チョン・ドゥファン」(全斗煥)という言葉だけはいまだに鮮明に覚えている。それほどショックだった。
全斗煥は1980年5月17日、韓国全土に戒厳令を布告。金大中ら野党幹部を逮捕・軟禁した。これで民主化運動に火が付いた。
映画「タクシー運転手」は、決死の覚悟で光州事件を取材したドイツ人記者と韓国人ドライバーをモデルにドラマ化したものだ。
ドイツARDの東京特派員、ピーターは光州での異変に気づき、東京からソウルに飛んだ。出会ったのがタクシー運転手マンソプ。
ピーターを乗せて、たどり着いた光州で見たものは、見境なく学生に殴り掛かり、足蹴にする兵士の姿だった。怒った市民が加わりデモは日増しに数を増した。ついに軍隊はデモ隊めがけて一斉射撃を繰り返し、多数の死傷者を出した。
ピーターとマンソプも標的となり狙われるが、学生や光州のタクシー仲間が盾になって2人を守った。戒厳令が敷かれる中、報道は完全に遮断され、真実は全く世界に伝わらなかった。
学生や光州市民は自分の命と引き換えに、「光州で起きていることを世界に伝えてほしい」と2人に託した。
ピーターが決死の覚悟で撮った映像が世界に喧伝された。軍事政権による“光州虐殺”の真実が初めて明らかになった。
映画は、厳しい検問をかいくぐりソウルからやってきた2人を“仲間”として歓迎、「腹が空いただろう」と握り飯を手渡す市民との心の触れ合い。
父と子の2人だけの生活で、ソウルに残した11歳のひとり娘が気がかりなマンソプの葛藤する親心。
非常線が張られた中ソウルへの帰途、軍隊の検問に引っかかった。光州ナンバーに偽装したが、将校が車のトランクを開けた。隠した元のソウルナンバーが見つかった。だが、彼は黙って部下に開門を命じた。義経と弁慶の安宅関を思わせる場面だ。
まだまだ見どころいっぱいの映画は、観客を飽きさせないように随所に「見せ場」を作っている。見事な演出である。これだけの映画を作った監督を高く評価したい。
命を懸けて民主化に立ち上がった学生や市民。独裁政権は時として銃口を市民に向ける残虐ぶりを余すところなく伝えた映画だった。監督の熱い思い、メッセージは観る者に十分、伝わった。
暴走を続ける安倍晋三は改憲に夢中だ。自民党の改憲案には「緊急事態条項」が仕込んである。猛毒である。だから映画「タクシー運転手」は、日本の若者にぜひ観てほしい。
どんな毒かは私のブログ「半歩前へ」をご覧いただきたい。
映画『タクシー運転手〜約束は海を越えて〜』
— 市民メディア放送局 (@info_9) 2018年5月4日
1980年5月に韓国で民主化を求めてデモを行う市民に韓国軍が暴行・発砲を行った『光州事件』の実話をもとにした映画で、2017年に韓国で大ヒット、2018年4月に日本でも劇場公開されました。pic.twitter.com/CzGaNbZRn7
映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」を見る。光州事件の時に、光州に行き、取材をするためにソウルからタクシーで行くドイツ人ジャーナリストとタクシー運転手を中心に描いた素晴らしい映画。主人公がソウルの庶民であり政治的な人間ではないところがこの映画の視点の素晴らしいところ。
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2018年5月2日
1980年光州で軍部が民主化を求める民衆を弾圧し、多数の死傷者が出る。当時光州での虐殺と弾圧を描いたドキュメンタリーを映画館で見て非常にショックを受けた。今、上映されている「タクシー運転手 約束は海を越えて」の映画は素晴らしかった。民主主義や歴史を作るのは一人ひとりだ。
— 福島みずほ (@mizuhofukushima) 2018年5月2日
韓国社会が生命をかけて獲得した民主主義の歴史的深さを驚くべきリアリティで描いた秀作だ。光州事件に巻き込まれたタクシー運転手たちの魅力あふれる物語。無名戦士の彼はいまもソウルのどこかにいるのだろう。この映画は日本の民主主義の脆弱さについても考えさせられる。https://t.co/sYV2JFr3eh
— 有田芳生 (@aritayoshifu) 2018年5月1日
ああ……その笑顔、泣ける……
— フラミンゴブルー (@FlamingoBlue8) 2018年5月5日
命はけして、虐げられてはいけない。
自国にも他国にも。
この史実を正面から描いた、韓国すごい。圧巻の一作だったので、迷ってい人は見てほしい。
着席の際、ハンカチは出しとくべき。
『タクシー運転手 約束は海を越えて』 pic.twitter.com/wCCuknijfQ
『タクシー運転手 約束は海を越えて』素晴しい傑作…! 自国の負の歴史を題材にこういう映画が作れるのは凄いな。事実に基づきつつも、コメディあり、サスペンスあり、カーアクションあり、胸熱な人間ドラマありで一瞬も目が離せなかった。大拍手。 https://t.co/TV4UnxkLOg
— 筒井大介(野分編集室) (@dtsutsu11) 2018年5月6日
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