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だれが戦争に行くのか。
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2018-05-06 10:42 谷間の百合
朝、新聞をひらいたら「日本軍兵士」という本の広告が目に飛び込んできました。
また、世界に冠たる「大日本帝国軍人」の類いかと思いきや、そうではありませんでした。
第一章「死にゆく兵士たち」の@が「膨大な戦病死と餓死」とありました。
驚くのは、その9割が1944年以降だということです。
もう、その頃には軍部も政府も手が付けられない状態になっていたのにメンツのためだけに惰性で戦争を続行させていたとしか思えません。
軍部のメンツの為に300万近い日本人が死んだということになります。
このごろ、先日も書いたことですが、戦争が正しくありのままに記録されていたら、それだけで戦争がなくなるのではないかとさえ思うのです。
日露戦争が美化されてなかったら、日本人が増上慢になって先の戦争に突っ走ることもなかったのではないかと。
しかし、為政者は戦争をしたいがために戦争を美化するのです。
保阪正康さんを訪ねてきた特攻隊機の整備士だったという老人は、中にはきれいなことを言って飛び立っていった若ものもいたが、大方は当たり前のことですが生への執着断ちがたく苦しんだということです。
そういう恐怖で腰が立たない隊員を両脇から抱えて特攻機に乗せたのだそうです。
これほど残酷なことがあるでしょうか。
中山成彬が講演会で「戦争のできる国にならないと国は守れない。
一日でも早くできるように願っている。」と言ったそうです。
とても許せる発言ではありません。
だれが戦うのか、だれが死ぬのか。
未来のない者が未来のある若者のいのちに口をだすな、構うな!と思いました。
天皇陛下は「未来ある若者」がたくさん犠牲になったことを思うと胸が痛むと言われたのですが、また天皇陛下のこころに背いて戦争しようというのか。
しかし、それほど言うのなら、たとえ老人でも盾にはなれる、弾除けにはなれるのだからぜひ買ってでなさい。
嫌とは言わせない。
ほんとうにどこと戦争するつもりなのだろう。
日本が勝てるような国はもうどこにもありませんから。
自衛隊は弱いですから。
勝っても負けても膨大な戦病死と餓死が兵士だけではなく全国民を襲うことになるのだけは確かです。
なぜそれが分からない!?
『日本軍兵士 アジア・太平洋戦争の現実』を読み始めた。「部隊史」や「戦記」などを通して、兵士目線で日本兵がいかに過酷で理不尽な現場にいたかが検証されている。外がどんなに晴れていても、たちまち心に暗雲が立ち込めるほど悲惨な内容。この時代に生まれた先人達の悲運を想う。 pic.twitter.com/df0GFTQ2C3
— ミスターK (@arapanman) 2018年5月4日
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希望:中山成彬氏 / 「安倍さんの下で、日本を戦争のできる国にしよう」
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