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2018年04月26日 「ジャーナリスト同盟」通信
<総辞職の可能性が大きい>
昨日紹介した「二つ目の自民党」誕生記事に絡めて、中国・周恩来総理の鶴の一声で創立された北京・外交学院の潘院生から、久しぶりに質問メールが届いた。森山・自民国対委員長が「野党が不信任を出せば、解散も選択肢だ」と必死の開き直り発言もあって「安倍内閣は本当に解散できるか」が、その内容である。彼は変質した公明党創価学会の研究でも、いまでは中国を代表する第一人者。質問の結論は「その場合は総辞職させられる可能性が強い」といわざるを得ない。
<しかし、自滅覚悟ならゼロでもない>
1972年7月だったと思う。安倍の祖父・岸信介の実弟の佐藤栄作首相(当時)と佐藤番記者との最後の懇談の席で、7年8か月の長期政権者に対して「解散はいつでも、自由に打てるものか」という素朴な質問をぶつけてみた。
彼の口からは、予想外の慎重なコメントが飛び出した。「いつでも、自由に?そんなことはないよ。党内の世論とか、いろいろな要因が絡んでくる。そう単純なものではない」と大きな目をしながら答えてくれた。
内閣の解散権行使は、国民の代表である国会議員の4年任期を奪うことである。憲法が特定の条件のもとで許したものだから、前回の安倍解散は、明白な憲法違反解散だった。まともな司法が存在すれば、憲法違反の判決が下るところである。
それでも通常は、内閣の都合の良い時に大義ある解散をするものである。しかし、野党攻勢に追い込まれて、窮鼠猫を噛む場面での解散も、過去には何度かあった。今回はどうか。政府与党にとって、最近は安倍犯罪の表面化と外交と経済の大失態と、プラスの材料が一つもない。与党は解散を恐れているのが実情である。
肝心の解散の大義がない。
安倍が、それでも強行するという場面では、閣内から反発が出てくる。解散詔書に署名しない閣僚が、次々と現れる。これをどうするか。反対閣僚を罷免して、自ら大臣を兼務するという、異常な事態を乗り越えねばならない。これは現在の落ち目の三度笠の安倍にとって、大変なことである。
自民党三役も反対する、連立を組む公明党も、母体の内情は選挙どころではない。
現状では、解散よりも「安倍やめろ」が強くなって、総辞職に追い込まれるだろう。ただし、安倍の精神は普通・尋常ではない。半狂乱になって自滅を覚悟すれば、ゼロではない。
国対委員長は、安倍解散を示唆したが、官房長官はコメントを避けた。ことは、余りにも重大過ぎるのである。野党はそのことを承知の上で、内閣不信任案の提出を示唆している。自民党と公明党をかく乱するためなのだ。
<野党は、飛んで火にいる夏の虫>
万万が一、解散になれば、野党は大喜びだ。新党を立ち上げたばかりの第二自民党の「国民民主党」の名前を、有権者は知らない。自民党の配下となっている極右・維新の党も惨敗するが、勢いのある護憲リベラルの立憲民主党と、連携する共産党・社民党・自由党にとって、有利な選挙戦になることは間違いない。
「飛んで火にいる夏の虫」が野党の立場だ。野党の候補者一本化が、即座に完結する体制構築に成功しているからである。
<母体の神社本庁・創価学会も激震中>
今の安倍首相は、満身創痍の状態にある。健康もはなはだしく壊れている。野党が麻生の首に鈴付けをしようとして抵抗、国会が止まっていることで、体調を維持してるありさまである。もしも、訪米から帰国、すぐに国会に呼びつけられていたとすれば、本当に彼の健康は危なかった。
いまの安倍には、精神的にも肉体的にも、ダメージが大きすぎる。その様子をワシントンのトランプも、北京の王毅もそばで確認している。後者は、幹事長の二階とも会見して、安倍の様子に手を入れて帰国した。
ご存知のように、与党の支持基盤は、二つの宗教団体である。靖国派の神社本庁の氏子勢力である。白装束の神主グループだ。その上に保守化した地方議員・氏子グループが存在しているが、昨今はかなりがたついて冴えない。
地方の首長選挙で、自公は次々と敗北している。地方議会では、安倍事件の真相究明決議がこれまた、次々と行われている。安倍城は、雨天になると、雨漏りがする悲惨な状況にある。
もう一つが、創価学会である。思考停止集団としての宗教勢力ゆえに、これまでの3回の総選挙では、選挙制度と野党の分断に成功した、いうところの選挙技術による成果であった。しかし、5年を経過する中で「おかしい。平和と福祉の政党でなくなっている。戦争党ではないか」と疑問を抱く信者が増えてきている。
もはや軍隊式の選挙集票機械ではなくなっている。「木更津レイプ殺人事件」の被害者が、安倍側近の太田ショウコウを裏切り者と断罪したのは、やくざのドーカツに屈して2014年4月28日に急死した戦争遺児である。あれから4年もたつ。覚醒した学会員は少なくない。大義に反した指導力は、格段に低下するものだ。
<3分の2議席にはるか届かず>
事情通によると、解散論を吹かせているのは「大森のほかに飯島と鈴木宗男の三馬鹿」という。「大森は農協職員から中馬代議士の秘書になった男。能力はない。運よく閣議で解散決議をとっても、大義のない解散詔書を大島議長は受け取らない」とも指摘した。
3分の2議席という安倍独裁を可能にした議席確保は、不可能なのだ。それを承知で、自公幹部は、解散を容認しないだろう。安倍解散は、かなり厳しい。不可能に近いという結論になる。
追記
<医療費値上げは役人の高額賃金下げで阻止せよ!>
今朝の事情通の怒りは、官邸と霞が関に通じた人物だけに、財務省事務次官をやめさせられた福田淳一に集中した。
「政府はまた医療費を値上げするという。ふざけるな。私はいまだに一度も入院したことがない。一年に一度、風邪を引く程度。ずっと払いっぱなし。値上げする前に役人の高額賃金を下げて値上げをさせるな」と息巻く。正論だ。
<福田淳一を牢にぶち込め!>
「あの福田の野郎は、財務省が火事の真っ最中だというのに、夜中の9時、10時に女を呼び出した。それでいて麻生の野郎は、はめられた、下村は犯罪だと印象操作をしている。許しがたい。麻生は、何としても首を斬るしかない。それに女を呼び出したのは福田の方だ。なぜ呼び出したのか、そこを解明すべきだ。そして守秘義務違反の”値引きは微妙”という発言、政権が沈没するさ中のセクハラ事件、セクハラ以前の公務員犯罪ではないか。そんな奴に退職金を5000万円をだす?冗談ではない。福田を牢にぶち込め!」と事情通の怒りは止まらない。
<真相を知る昭惠、晋三が真犯人だ!>
「もはや安倍は逃げられない。佐川の指示で役人は動かない。柳瀬証言で安倍案件もはっきりした。これは安倍晋三の事件だ。昭惠の命令に今井が動くか。昭惠は谷を動かすのが精いっぱい。本筋は安倍の犯罪。森友に三井住友を、公明党の冬柴の息子を使って融資させたのは安倍。昭惠の命令に、ああそうですか、と従う役人は一人もいない」
一連の事件に関与させられてきた昭惠は、すべてを知っている。それは「木更津レイプ殺人事件」の真相を、やくざ浜名の手下であるヘルパー・吉田文枝が全てを知っていることと同じ理屈である。木更津署も分かってきているようだ。
<拉致家族はみじめすぎる!>
「拉致被害者の家族は、本当にみじめだ。安倍が政治に悪用して、家族に幻想を抱かせ過ぎた。トランプが言っても、ないものは出せない。トランプは3人の米国人を連れ帰れば、それで満足。安倍には、ちゃんと伝えたよ。あとは君の方で話し合いをしなさい、で終わり。これが分かりきっているのに、未だに幻想を抱かせている。苦しいが、事実を言うしかない。マスコミもおかしい。あまりにもみじめすぎる」とも叫んで、彼は電話を切った。
2018年4月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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