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麻生太郎 / 「嫌なら男の記者に替えればよい」
https://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/d89a6cca260990827313f17c2719cb33
2018年04月19日 のんきに介護
森修一@ChemPackさんのツイート。
新潮の見出しで気になっていた麻生のこの発言、過去の発言ではなく福田次官のセクハラを受けての発言だった。今月12日の麻生派パーティーで、派閥の番記者に対してこう言ったと。セクハラが嫌なら女性は出てくるなと言うのが日本の副総理。#すべての女性にとって働きやすい社会になりますように pic.twitter.com/Qd49vD6TZG
— 森修一 (@ChemPack) 2018年4月19日
正確な引用は、
きっこ@kikko_no_blogさんのよると、
次の通り。
麻生太郎「(女性記者は)ネタをもらえるかもって着いていったんだろ?触られても仕方ないんじゃないの?(セクハラだと騒ぐなら)次官の番記者を男に変えれば済む話だろ?」(2018年4月19日、国会の了承なくG20に出席するため訪米する直前のぶらさがりで)
— きっこ (@kikko_no_blog) 2018年4月19日
「嫌なら男の記者に替えればよい」
というのは、すごく傲慢だ。
結局、名乗り出れば、
こういう形で圧力をかけられ沈黙を強いられるのだな。
ところで、
嫌でなくとも、女性には取材をさせるな
と言い出している者もいる。
古市憲寿だ。
スポーツ報知に
「テレ朝女性記者のセクハラ被害巡り緊迫の「とくダネ!」…古市憲寿氏に伊藤アナが反論「古市さんがおっしゃったニュアンスは違う」」
と題する記事(2018年4月19日9時29分 )に
こんな記述があった。
――社会学者の古市憲寿氏(33)は「そもそも何がセクハラを生んだかってところから考えるべき」と示した上で「政治家とか省庁の幹部をテレビ局が取材する時に取材経験はそんなにないけども、若くて可愛い女性記者を送り込むことは正直あると思うんですよ。そこで政治家と仲良くなってもらって、話をいろいろ聞き出すっていう。そもそもそのメディアの手法自体がセクハラを生みやすかった。現に多分、セクハラ自体はたくさん起こっていて、これまで黙認されてきたんだけど、こうやって明るみになったのかなっていう。この一件だけじゃないと思う」と指摘した。――
☆ 記事URL:http://www.hochi.co.jp/topics/20180419-OHT1T50081.html
これに乙武洋匡が賛成意見を述べている。
ここは古市氏に賛同。スポーツ取材の現場に、選手の顔と名前も一致しないような女子アナを投入してコメントを取ろうとするのはテレビ局の常套手段。伊藤アナは自局擁護に必死なのか、たんに無知なのかは不明だが、メディアもこれまでの手法を自省したほうがいい。 https://t.co/p43k2PzeWU
— 乙武 洋匡 (@h_ototake) 2018年4月19日
この意見には、
スポーツ取材の現場に投入される女子アナは、
選手の顔と名前も一致しないような人ばっかりだという偏見がある。
一体、乙武は、
どれだけたくさんな女子アナを知っているのだろうか。
この見解は、
多分に「女子アナ」という職業人に対する
ルサンチマンじゃないか。
相手が女子アナじゃなくとも、たとえば、お茶くみをする女性に出会ったら、
このおっさん、
何かするんじゃないか。
「テレビ局の常套手段」などと、
野卑な想像力に長けた性根がそもそも問題だろう。
男性を取材するときに、
女性が適任ってことがあって不思議じゃない。
逆に、女性を取材するときに
男性が適任ということ、ままあるんじゃないか――。
それを一々、「常套手段」などと言って
侮蔑し出したら、
「男女七歳にして席を同じゅうせず」の世界になる他ないだろう。
そうしたいのか?
相手がセクハラを常習とする
官僚の場合、
そもそも公人として仕事ができる人なのか、
大いに問題だと思う。
性的な問題につき、
自分を抑制できない人は社会人として制裁を受けるのは、
当然と思うな。
お茶くみをしてくれる女性に対して、
たまたま傍にいるからと言って
手を握ってはいけないように、
取材をしに来た記者がたまたま女性だからと言って、
「おっぱい触っていい?」
と尋ねていいもんじゃないだろう。
聖書に
「魚を求める者に蛇を与えるものがあろうか?」
という聖句がある
(「マタイ福音書」7−10)。
僕は、
別にキリスト教徒ではないけれど、
好きな言葉の一つとして覚えている。
セクハラ問題で考えるべきは、
雑誌社への情報提供は、
恐らく記者を続けたいであろう女性の自衛行為だという点だ。
蛇を与えられた女性に対して、
お前には記者としての適性に欠けるような暴言は許されるべきではない。
そういう無言の圧力があればこそ、
セクハラ男は安心してその地位を利用して
わいせつな行為をするのだ。
この点、
KAMEI Nobutaka@jinrui_nikkiさんの
古市氏や乙武氏は、女性の職域を奪うことにしか関心がないのだろうか。カチンときましたよ。
— KAMEI Nobutaka (@jinrui_nikki) 2018年4月19日
人権侵害問題に対して、取材現場で女性記者を利用するメディアが悪いという。じゃあ何か、どこぞの土俵のように女性禁制にしろとでも言うのだろうか。
第一線で活躍する女性たちへの敬意が微塵も感じられない https://t.co/dITUxCPjoY
という見方が貴重だと思うな。
なお、この論争を通して
得た成果がある。
郷原信郎@nobuogoharaさんが述べる
視点が共有されるに至ったことだ。
郷原さんは、
こう仰る。
間違いなく言えることは、セクハラ問題で辞任した福田次官と、その調査手法で厳しく批判された矢野官房長の下で行った「文書改ざん問題の財務省調査結果」を公表しても、信頼性は皆無、問題は解決しないということ⇒【森友文書書き換え問題、国会が調査委員会を設置すべき】
— 郷原信郎 (@nobuogohara) 2018年4月19日
これは、
そうだ、そうだと思って
思わず、膝を打ってしまう成果だ。
とりもなおさず、
この視点は、
セクハラ被害を新潮社に訴えた女性記者によって
齎されたものだ。
怪我の功名と言うか何と言うか、
まずは、
女性記者に感謝、感謝!
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