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政権空中分解 レームダック首相の外遊を許していいのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227487
2018年4月19日 日刊ゲンダイ 文字起こし
飛んで火に入る…(C)AP
もはや熱烈な支持者でさえ、安倍政権の筋金入りの虚言体質に愕然としただろう。マトモな国民は言葉を失うほど呆れている。
テレビ朝日が19日未明に急きょ会見を開き、財務省の福田淳一事務次官によるセクハラ被害者が同局の女性社員だったことを公表。篠塚浩報道局長は「福田氏による社員を傷つける数々の行為と、その後の対応について、財務省に正式に抗議する予定だ」とした。
麻生財務相の下、財務省が組織を挙げて全否定したのはウソ。辞任を申し出ながら加害を一切認めず、「週刊誌に掲載された私に関する記事については事実と異なることがあると考えており、裁判で争ってまいりたい」と言い放った福田氏の釈明も大ウソだったわけだ。麻生が「福田さんからの話だけでは聴取として一方的なものになりかねない」と調査協力を求めた通り、被害者側が名乗り出た。逃げ切れるはずがない。事態がどう動くかは火を見るより明らかである。
ウソにウソを重ねる史上空前の破廉恥政権が内閣支持率回復の頼みにした6回目の日米首脳会談も、見るも無残なありさまだった。安倍首相がトランプ大統領に懇願したのは、6月上旬までに開催が見込まれる米朝首脳会談での拉致問題提起と、同盟国で唯一、課された鉄鋼・アルミ製品への追加関税の適用除外。一方のトランプが要求しているのは、日米FTA(自由貿易協定)である。
18日の会談直後に安倍は、拉致問題について「トランプ氏は日本が重視していることを理解し、(米朝首脳会談で)取り上げると言明してくれた」と早々に成果を誇示。非核化協議をめぐり、安易な経済制裁解除などの見返りを与えないようクギを刺したようだが、お笑い草である。トランプもホワイトハウスも、とうに安倍を見限っている。訪米に先立ち、「安倍さんの引き際、今国会が終わる頃じゃないか」という小泉元首相の発言と、一連の不祥事や支持率急落が海外メディアで詳報された。安倍が死に体であることは、国際社会の周知の事実なのだ。
■トンチンカンの日米首脳会談
実際、2人のやりとりもトンチンカン。トランプが会談でも言及していたが、北朝鮮を取り巻く国際情勢は目まぐるしいスピードで好転している。トランプは「(韓国と北朝鮮は)戦争の終結を論議しており、私もそうした議論を支持している」と発言。これを受けた韓国大統領府高官も朝鮮戦争を終結させ、現状の休戦協定を平和協定に転換する方策について検討していると明らかにした。
米朝対話の段取りは順調に進んでいて、次期国務長官に指名されているポンペオCIA長官が先週、大統領特使として極秘訪朝。金正恩朝鮮労働党委員長と会談していた。トランプは「親善を促し、良いことが起きると信じる」「世界の問題を解決するチャンスがある」と会談成功に自信を見せていた。
経済アナリストの菊池英博氏はこう言う。
「安倍外交の基本軸は対米隷従と中国包囲網。日本の富は米国に吸い上げられ、中国を敵に回し、その利害関係国からも煙たがられ、韓国蔑視のしっぺ返しで国際情勢の蚊帳の外に置かれてしまった。それでトランプ大統領の元に駆け込んだのが今回の訪米です。これが国際社会で孤立を深める元凶です。
昨年のトランプ大統領の初来日を思い出してください。ハワイに立ち寄って第2次世界大戦の追悼施設のアリゾナ記念館を視察し、〈リメンバー・パールハーバー〉とツイートし、日本の主権が及ばない米軍横田基地から出入国した。日本は植民地だとでも思っているのでしょう。慌ててやってきた植民地の子分をスンナリ帰すわけがありません。狙いを定めている日米FTAは間違いなくのまされると思います。共同会見などで具体的に言及しなくても、後々に“請求書”を回される形で、日本は交渉開始を迫られるでしょう」
19日未明に会見したテレビ朝日の篠塚浩報道局長(右)/(C)共同通信社
百戦錬磨のプーチンに要求される制裁穴埋め |
こんなミジメな首相をいつまで外遊させるのか。デタラメを並べた“外交の安倍”の演出で政権浮揚を図ろうとする安倍は、血眼になって外遊スケジュールを組んでいる。5月下旬には訪ロ。サンクトペテルブルクで開催される国際経済フォーラムのタイミングに合わせ、プーチン大統領と21回目の首脳会談を行う計画だ。「私とプーチン大統領が終止符を打つ」と威勢のいいセリフを吐いて北方領土返還交渉をブチ上げる安倍にしてみれば、1ミリでも状況を進展させて外交成果を叫びたいところだが、百戦錬磨のプーチンに完全に足元を見られている。
筑波大教授の中村逸郎氏(ロシア政治)はこう言う。
「プーチン大統領が安倍首相と会う動機は経済支援しかありません。クリミア併合に端を発した欧米の制裁でロシア経済はガタガタ。そこに急激なルーブル安が重なり、資金調達に窮するロシア企業は悲鳴を上げ、輸入品値上がりで市民生活も直撃しています。3月下旬に英国で発生したロシア元情報機関職員の暗殺未遂事件、ロシアが支援するシリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑、米英仏によるシリア攻撃の影響で、ルーブルはこの1カ月で3割も下落。状況改善の見通しは立たず、疲弊した経済の穴埋めを日本に求めようとしています。経済協力のピッチを上げさせるため、領土返還の前提となる平和協定の年内締結に言及する可能性がありますが、真に受けたらバカを見るだけ。欧米の動きに逆行して日本だけが支援拡大に走らされたら赤っ恥です」
■中国の関心は「次は石破? 岸田?」
国際社会も相手にしないレームダック首相が権力にしがみつき、海外歴訪で、恥をさらし続ける恐ろしさ。25日からシンガポールで開催されるASEAN首脳会談への出席を調整し始めたという情報まで流れている。
5月9日に東京で日中韓首脳会談が東京で開催されるが、秋波を送った中国の習近平国家主席には見事に振られ、中国からは李克強首相が出席。韓国の文在寅大統領には事前来日を打診したものの、袖にされるありさま。北朝鮮問題で散々足を引っ張り、米韓合同軍事演習に口を挟んで「内政干渉だ」と不興を買ったのだから当然だ。
「日中韓首脳会談などの調整で中国の王毅外相や関係者が来日しましたが、関心の的は“ポスト安倍”一色でした。〈次は誰? 石破? 岸田?〉〈党内の雰囲気はどうか?〉と聞いて回っていたといいます」(日中外交関係者)
国際社会は安倍退陣を見通している。国民を徹底的に欺き、国家をとことん私物化する亡国政権を引きずり降ろさない理由は何ひとつない。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年4月19日
【驚くべきセクハラ財務次官の大嘘】
『こんな首相にいつまで外遊させるのか』
「史上空前の破廉恥政権がまだ続いていることに国民全体が言葉を失うほどに呆れている」
「国際社会も相手にしないレームダック首相が権力にしがみつき、海外歴訪で恥をさらし続けている恐ろしさ」 pic.twitter.com/5R6GKr5CIA
我々が納めた税金で遊ぶな!
— MSch 握力強し✊🏻 (@M97070329) 2018年4月19日
安倍首相ももう帰ってこないでもいいのかな。
— 誰だなーZ (@ozyxx) 2018年4月19日
「外遊」=外国に遊びに行くこと
— らいすしゃわー☆ (@riceshower03) 2018年4月19日
と間違って言葉を覚えそうで怖い。
政権空中分解 レームダック首相の外遊を許していいのか https://t.co/10qCzbV6IU #日刊ゲンダイDIGITAL
— 改憲阻止へ ツイート共有の変革 (@C6rqlSIxgsuQ1Cd) 2018年4月19日
こんな首相にいつまで外遊させるのか 驚くべきセクハラ財務次官の大嘘 史上空前の破廉恥政権がまだ続いていることに国民全体が言葉を失うほど呆れている 国際社会も相手にしないレームダック首相が権力にしがみつき、海外歴訪で、恥をさらし続けている恐ろしさ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/q5wiexPype
— KK (@Trapelus) 2018年4月19日
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