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昭恵喚問「拒否」の自民党 こんな安倍首相と心中するのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/227226
2018年4月14日 日刊ゲンダイ 文字起こし
安倍首相夫妻(C)日刊ゲンダイ
「このところ、ある意味あり得ないことが事実として起きているので……」
財務省の太田充理財局長が、国会でそう答弁していたが、この5年間、安倍政権がやってきたことは、森友疑惑といい、加計問題といい、まさにあり得ないことのオンパレードだ。
昭恵夫人が名誉校長という理由だけで、国有地が格安で売られた森友疑惑は何から何まで異常だ。
森友学園への国有地売却は、8億円ダンピングの根拠とされたゴミの量までデッチ上げだったのだから信じられない。財務省が国交省に対して、ゴミの撤去費用が8億円になるよう積算量を増やすように依頼し、国交省もこれに応じて見積もりを変更していた。2つの省が連携して虚偽の書類を作成していたのだから仰天である。実際には、ゴミはほとんどなかった。
さらに、「腹心の友」のために、獣医学部の新設を認めた加計問題も、デタラメの限りだ。
2015年4月、柳瀬唯夫総理秘書官(当時)が、愛媛県と今治市、さらに加計学園の職員と官邸で面会し、「本件は首相案件」と明言していたことが明らかになった。愛媛県の職員が残した備忘録に面会内容が詳細に記録されていた。
これまで安倍首相は、「獣医学部の新設計画を知ったのは2017年1月20日」などと強弁していたが、すべて大嘘だった可能性が高い。
やはり最初から「加計ありき」だったのだ。
政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「モリカケに共通するのは、いずれも安倍首相の“お友達案件”だということです。お友達のために行政が歪められた。異常なのは、安倍夫妻のために官僚が次々に不正に手を染めていることです。公文書まで改ざんしている。不幸なことに、財務省では2人が命を絶っています。なぜ、本来、マジメな官僚が行政を歪め、国会で嘘をつき、公文書まで改ざんしたのか。人事権を振りかざす安倍政権に怯えたのは間違いないでしょう。安倍首相に喜ばれるかどうかが判断基準になってしまった。北朝鮮と同じ。あり得ないことが次々に起きたのは、そのためです」
この5年間で、この国の行政は破壊されてしまった。
モリカケ疑惑が同時に破裂したのは、安倍政治が限界にきた裏返しだ。
これ以上、安倍夫妻による国家の私物化を許してはいけない。実際、「安倍退陣」を求める抗議デモは、どんどん大きくなっている。
ところが、どうかしているのが自民党だ。安倍首相を批判する声がまったく聞こえてこない。ここまでモリカケ疑惑の実態が明らかになっているのだ。10年前、20年前だったら、間違いなく若手議員が決起し、次々に声を上げていたはずである。
なのに、この期に及んで「安倍首相しかいない」という空気なのだからどうかしている。なぜ、安倍批判の声が噴出しないのか。一体どうなっているのか。
「自民党内は、このまま安倍首相が死に体に向かうのか、それとも息を吹き返すのか、様子見ムードです。もし、ヘタに批判をして、あとから息を吹き返したら、どんな仕返しをされるか分からないと皆、口を閉ざしている。実際、安倍首相はドン底から支持率を回復させたことがありますからね。逆に言うと、もう復活はないと分かったら“皆で渡れば怖くない”と一斉に安倍批判が噴出する可能性があります」(政治ジャーナリスト・泉宏氏)
安倍批判が起きないように、いま安倍周辺が必死に流しているのが、「解散」「改造」「日朝会談」の3つだ。
「6月解散」をチラつかせることで批判したら選挙で公認しないぞと脅し、「7月内閣改造」を流すことで人事をぶら下げて黙らせ、「拉致解決」をにおわせることで支持率のV字回復もあるぞと牽制している。
なにより、安倍批判の声が大きくならないのは、「魔の3回生」に象徴されるように、若手議員の劣化が酷く、国民の声に耳を傾けて安倍批判を口にする議員がいないからだ。若手議員は右往左往するか、ノーテンキに「安倍首相は間違っていない」と声高に叫ぶのか、どちらかである。
かつてのように、時の首相に鈴をつける長老議員もいない。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「秋に総裁選を控えていることも、安倍批判が広がらない理由でしょう。もし、安倍首相が“3選出馬”を断念した場合、ポスト安倍候補は、安倍首相の出身派閥である細田派の協力が欲しい。なにしろ、約100人の最大派閥ですからね。損得勘定ですよ」
国民が強く要求しているのに、安倍首相を守るために、自民党は「昭恵喚問」にも「柳瀬喚問」にも応じないつもりだ。
逃げ切れるのか…(柳瀬経産審議官)/(C)日刊ゲンダイ
政権が代わらない限り「モリカケ」は終わらない |
しかし、この期に及んで安倍首相を守るのは、自分で自分のクビを絞める自殺行為のようなものだ。自民党議員は、本当に安倍首相と心中するつもりなのか。
ようやく自民は柳瀬氏の「参考人招致」を受け入れたが、嘘をつけば罪に問われる「証人喚問」でなければ、これまで通り、「お会いしたことはない」とシラを切り続けるだけ。このまま「昭恵喚問」と「柳瀬喚問」を拒否し、疑惑にフタをしていたら、自民党の支持率を下落させるだけである。
「まだ自民党の支持率が35ポイントから32ポイントへと3ポイントしか下がっていないのは、弱体野党に救われているからです。野党に期待が集まらないので、思ったほど支持率が下がらない。しかし、このまま安倍首相をかばいつづけ、疑惑解明に後ろ向きの態度をつづけたら、どこかで支持は離れます。いずれ、地方選挙などで、あっと驚く大敗を喫するはずです」(山口朝雄氏=前出)
自民党議員は分かっていないが、安倍政権がつづく限り、モリカケ疑惑は永遠に終わらない。事実、安倍首相は昨年の総選挙で「リセット」させたつもりだったらしいが、再燃。少なくとも「昭恵夫人」と「加計理事長」の証人喚問が実現しない限り、国民の不信感は消えない。
前出の本澤二郎氏が言う。
「小選挙区制が導入されたことも大きいのでしょうが、自民党議員は本当に劣化してしまった。20年前の自民党議員は、もっと民意に敏感でした。戦争を知っている議員が多かったこともあるのでしょう。権力が国家を私物化することは許さなかった。たとえ、時の首相から睨まれ、冷や飯を食わされても、おかしいものは、おかしいと声を上げる野武士のような政治家が何人もいました。でも、いまは“魔の3回生”のような政治家ばかりです。彼らは、もっともらしく、北朝鮮危機や日米交渉、アベノミクスなどをあげて、『だから安倍首相を降ろせない』と訴えていますが、バカ丸出しです。なぜ、どれも安倍首相では、逆に百害あって一利なしだと分からないのか。自民党は完全に根腐れしています」
そもそも、自民党議員がしっかりしていたら、安倍夫妻による国家の私物化も許されず、モリカケ疑惑も起きなかったはずだ。ここまで国を壊した以上、自民党は即刻、安倍首相を退陣させ、新首相のもと、すぐに解散するのがスジというものだ。
昭恵喚問「拒否」の自民党 こんな安倍首相と心中するのか|巻頭特集|日刊ゲンダイDIGITAL https://t.co/7LtXlrhfPk pic.twitter.com/4mHggqekS4
— ⛵️motty⛵️ (@novtnerico) 2018年4月14日
【自民党はこんな首相と心中するのか】この期に及んで「安倍しかいない」という狂気 なぜ同意しない昭恵、柳瀬喚問 北朝鮮危機、日米交渉、アベノミクスなど、安倍シンパたちは引きずり降ろせない理由をグダグダ並べるが、どれもこれも、この男が居座れば百害あって一利なし(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/ghAUMcRtvp
— KK (@Trapelus) 2018年4月14日
降ろした後にガサ入れされた時に、出てくるものが、ヤバ過ぎるからなのでは???と思ってます。安倍政権の異常さをみても、この5年でモリカケ日報だけとは、到底思えないし。。
— うめももさくら (@umemomosakura0) 2018年4月14日
結構、次の人が上手くやったりもしますし、振り返ればあの人より相当良かったななんて事ありますから。
— Life is beautiful (@OKAfiWLVLeNKDY6) 2018年4月14日
この人ぐらいえこひいきする人がいないからだと思う。
— 水紀 (@Justice1531) 2018年4月14日
昨年の選挙の比例名簿の順位、問題児ばかりが上位にいた。
勿論アレの太鼓持ちみたいな人達ばかり。
苦言を言えるのは、自分一人でも選挙に勝てる自信のある人だけ。
でもその苦言も、自民党を追い出されない範囲でだけどね。
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