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天皇に弓を引くということ。
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2018-04-09 11:22 谷間の百合
菅野完さんと福島伸亨さんの対談「安倍夫妻によって国家はどこまで壊されるのか」のなかに次のような箇所があります。
「福島 そうです。本当に厳格に管理されている。それは決裁文書が行政の命であって、国家そのものだからです。決裁文書の重なりが国家の歴史であるわけですから、それを改ざんするなどあり得ない話です。昔は天皇陛下の官吏でしたから、その時代からしたら天皇陛下に対して弓を引いたことになる。これは切腹では済まされないことですよ。」
「菅野 局長というと、昔の勅任官ですからね。勅任官のハンコを改ざんするということは、天皇陛下に対して弓を引くのとまったく同じことです。決裁文書の重なりが国家の歴史とすると、今回の事件は、国家そのものを改ざんしたという話になりますよね。」
お二人は「天皇に弓を引く」という表現でことの重大性を訴えているのだと思いますが、国民はともかく安倍総理の周りの人間には通じないことです。
「弓を引く」という行為は、天皇の権威を認めていることが前提なのですが、かれらには天皇の権威がわからないということ以上にそれを認めていません。
天皇誕生日の祝宴の席だったのでしょうか、天皇を真ん中に両脇に総理と副総理が並んでいました。
わたしが驚いたのは天皇との距離でした。
職員があんなに椅子をくっつけるように配置するとは考えられないので、総理自らが椅子を近づけたのだと思うしかありません。
そして、総理はまるで近所の年寄りにでも話しかけるように、天皇の顔を覗き込むようにして話していたのです。
総理は天皇と親しいというか同格であるところを国民に見せようとしたのでしょうか。
わたしはこのような不敬は歴史にも例のないことだと思いました。
真の権威に対する敬意がないというか権威が分からないのです。
公文書改竄問題も大事なことだけど、、、という言い方をしてもっとそれ以外にも大事なことがあることを匂わせて国民の目を逸らそうと躍起になっている人々がいます。
公文書改竄は、菅野さんが言うように「天皇に弓を引く」こと、即ち国家そのものの改竄なのです。
どこから湧いてくるのか次々湧いてくるデマ。
たとえ、公文書に当たっても、読解力のない人間や、自分の思想信条に目を曇らされている人間によって、いままでどれだけ多くの歴史が歪められてきたことでしょうか。
歴史の真実は個人の想像力の中にしかないとは思いたくない。
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