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2018-04-09 13:26
【JRA桜花賞は、2番人気アーモンドアイwithルメールが、異次元の33秒台の脚を見せて、まさに絵に描いたような「大外一気」で優勝をした。(*^^)v祝 <1分33秒1のレコード勝ち。何か画面の手前をサ〜ッて飛ぶように駆け抜けて行ったので、外だけ一頭、別のレースの画面をかぶせたのを見ている感じがしちゃった。^^;>
お父さんは12〜3年に国内外の短距離GIを6つも勝ったロードカナロア。(MY溺愛馬トロットスターの中山12レコードを塗り替えちゃった馬ね。>ルメールはオークスも大丈夫って言ってたけど。NHKマイルという手もありかと。ラッキーライラック&石橋脩+αについては、またの機会に。】
さて、先週は、防衛省というか、陸上自衛隊と航空自衛隊がトンデモ日報隠しをしていたことが発覚。安倍内閣や稲田、小野寺の新旧防衛大臣の管理能力が問われるような事態になっている。(・・)
全ての行政機関の中でも、防衛省&自衛隊は武力を有する実力組織であるだけに、より強いコントロールが必要になる。(++)
しかも、安倍内閣は国政選挙で圧勝続きなのをいいことに、どんどんと軍事力を増強。防衛費用のアップはもちろん、日本が米国と共に戦争に参加できる国になるように、アブナイ戦争体制作りを進めているのだ。(-"-)
実際、自衛隊は3月27日に、陸海空自衛隊を統合して司令する「陸上総隊」と日本版の海兵隊と言われる「水陸機動団」を作ったばかりなのである。(@@)
<もしかして「この2つがスタートするまでは、日報のことを隠しておいた方がいい」と考えた幹部もいたりして?^^;>
* * * * *
そして、日報隠しや自衛隊の管理の問題が起きているにもかかわらず、今月4日には、小野寺防衛大臣も出席して、「陸上総隊」の式典が行なわれたいう。(-_-;)
陸上総隊は、国に5つある陸自部隊を一元的に指揮するだけでなく、海上、航空自衛隊、さらに米軍の司令部との連絡調整も担うとのこと。要は戦争する際に、3つの自衛隊を統合する形で、米軍と一緒にアレコレ戦略を練って、司令を出すところなのだ。(-"-)
これまで日本では、戦前の反省(軍隊への権力集中や陸自の暴走による失敗)も踏まえて、このように軍事的な権力を統合して指揮をする組織は、あえて作らないようにしていたのだが。安倍政権の下、ついにその自制も破られてしまったことになる。 (ノ_-。)
小野寺大臣は、戦前回帰を懸念する声に「今は、厳格なシビリアンコントロールが徹底されており、陸上総隊の設置で陸自が暴走するといった指摘は全く当たらない」と反論していたのだけど。今回の日報隠しが発覚した上、小野寺大臣への報告に何ヶ月もかかっているのを見ると、とても厳格なコントロールがきいているとは言えまい。<稲田前大臣の頃は尚更ね。(-"-)>
* * * * *
さらに、7日には「水陸機動団」(日本版の海兵隊)の訓練が公開されたという。(++)
米軍の海兵隊は、緊急展開部隊として、他国にはいって偵察や攻撃を行なうことを主な任務とした部隊なので(本国の防衛は行なわない)、日本にこのような部隊を作るのは「専守防衛」の方針に反するのではないかとの疑問、批判が出ている。(-"-)
日本政府は、とりあえず「離党防衛のため」なのだと。「日本の離島に敵が侵入した際に、上陸して防衛を行なうために、水陸で活動できる部隊が必要だ」という大義名分で、この部隊を作ったのであるが。将来は、海外の邦人救助にも利用したいと考えているようだ。<2100人規模でスタート。3000人に増やす予定なんだって。>
隊員たちは、既に米海兵隊と一緒に、色々な場所に上陸して、活動する訓練をずっと行なっているとのこと。もちろん、その気になれば、すぐに戦闘(他国への攻撃)への参加もできるように準備を進めていることは間違いあるまい。(-"-)
<水陸機動団は日米共同司令部のある陸上総隊の指揮下にあるしね〜。>
『陸上総隊が本格始動、3自衛隊の統合運用を強化
[東京 4日 ロイター] - 陸上自衛隊に新たに発足した統一司令部、陸上総隊が4日、本格的に始動した。全国に5つある陸自の方面隊を一元的に指揮するとともに、海上、航空自衛隊、さらに米軍との調整機能を担う。北朝鮮や中国の軍事力強化で安全保障環境が不安定化する中、3自衛隊の統合作戦を迅速に展開できるようにする。
陸上総隊は3月27日に発足し、4月4日に朝霞駐屯地(東京都練馬区、埼玉県朝霞市など)で小野寺五典防衛相が小林茂・初代司令官に隊旗を手渡した。小野寺防衛相は北朝鮮と中国の脅威に言及した上で、「陸・海・空の全自衛隊の力を発揮させることが(総隊に)課せられた任務。全力で取り組んでほしい」と訓示した。
とりわけ北朝鮮については、度重なる核実験と弾道ミサイルの発射に触れ、「南北首脳会談や米朝首脳会談に向けた動きもあるが、こうした事実も踏まえ、しっかりと見極める必要がある」と語った。
陸上自衛隊には北部、東北、東部、中部、西部の5方面隊がある。しかし、旧日本軍に権限が集中した過去の反省を踏まえ、これまで統一して指揮をする組織がなかった。小野寺防衛相は記者団に「旧憲法下の体制とは全く異なり、厳格なシビリアンコントロール(文民統制)が徹底されている」とし、過去の過ちを繰り返すことはないと強調した。
一方で、政府が「存在しない」としてきたイラク派遣部隊の日報が今年1月に陸自で見つかった後、大臣への報告に約3カ月かかったのは、文民統制に問題があるとの指摘がある。小野寺防衛相は「自衛隊へのシビリアンコントロールをしっかり機能させる私どもの役割をしっかり果たすために、今回の(日報の)件についてもしっかり説明していきたい」と語った。(久保信博)(ロイター18年4月4日)』
『防衛相「陸自暴走当たらない」 陸上総隊の司令官旗授与
陸上自衛隊を一元的に指揮する「陸上総隊」の司令官旗授与式が4日、朝霞駐屯地(東京都練馬区など)であった。南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐる日報隠し問題の発端となった中央即応集団が母体。小野寺五典防衛相は訓示の中でイラク派遣時の日報問題に触れ、「国民の信頼を再び損なわぬよう、再発防止に万全を期すように努めていただきたい」と求めた。
小野寺氏は式後の会見で、戦前の反省から権限集中を避けてきた陸自の歯止めが失われるのではないかと報道陣に問われ、「厳格なシビリアンコントロールが徹底されており、陸上総隊の設置で陸自が暴走するといった指摘は全く当たらない」とも語った。(朝日新聞18年4月4日)』
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『陸自:「日本版海兵隊」演習公開 南西諸島防衛
離島防衛のための「水陸機動団」が配備された陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)で7日、隊旗授与式があった。先月27日に発足後、「日本版海兵隊」とも称される水陸機動団が公開されるのは初めて。
水陸機動団は中国の海洋進出を念頭に配備された部隊で、沖縄県・尖閣諸島など南西諸島を守るため、2個連隊、約2100人で発足。将来的には約3000人規模に拡充する構想もある。
式典では山本朋広副防衛相が団長の青木伸一駐屯地司令に隊旗を授与し、小野寺五典防衛相の訓示を代読。イラク派遣部隊の日報問題にも触れて「大変な危機感を持っている。基本動作を徹底してほしい」と述べた。
離島に上陸する際に隊員が乗り込む水陸両用車(AAV7)10両が空包を撃ちながら隊員と共に前進する演習を披露した。演習には米海兵隊約20人も参加した。
部隊を運ぶ垂直離着陸輸送機「オスプレイ」は佐賀空港(佐賀市)への配備のめどが立たないことから、約1000キロ離れた木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備される見込み。【綿貫洋】(毎日新聞18年4月7日)』
北海道新聞が、mew同様、『水陸機動団発足 専守防衛を貫けるのか』と危惧する社説を出していたので、ここにアップしたい。
『防衛省は、離島防衛を担う陸上自衛隊の専門部隊「水陸機動団」を長崎県佐世保市の相浦(あいのうら)駐屯地に発足させた。
中国が領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島などを念頭に、占拠された離島に上陸して奪還するのが任務だ。危険性の高い敵前上陸を担う米海兵隊をお手本とし、「日本版海兵隊」とも呼ばれている。
これと軌を一にするように、米軍基地が集中する沖縄で自衛隊増強の動きが着々と進んでいる。
集団的自衛権の行使を可能とした安全保障法制の施行からきょうで2年。一連の動向からは、役割を広げた自衛隊と米軍の一体化が進み、専守防衛政策がさらに変質する懸念を拭えない。
陸自には各方面隊や水陸機動団を一元的に運用する陸上総隊も新設され、1954年の創設以来最大の組織改編となった。
2個連隊、約2100人態勢の水陸機動団は輸送機オスプレイと水陸両用車を活用し、米軍や海空の自衛隊と連携する。十勝管内大樹町での訓練も検討されている。
米軍の数々の侵攻作戦に参加してきた海兵隊は「殴り込み部隊」といわれている。
水陸機動団の設置は防衛目的とはいえ、攻撃的機能を備えている点は同じだ。相手の侵攻に備える従来の部隊とは事実上性格を異にするとみなすべきではないか。
海上自衛隊の元自衛艦隊司令官の香田洋二氏は、2014年に国会で参考人として「上陸作戦能力というのは、海外派兵につながるということでつい10年前まではタブーだった」と証言している。
その不安は消えていない。
見逃せないのは、防衛省が水陸機動団を佐世保に続き沖縄本島にも置いて、米海兵隊基地を共同使用しようと模索していることだ。
日米のなし崩しの一体化が進めば、朝鮮半島や台湾海峡の有事の際、安保法の下で米軍の作戦に自衛隊が参加するような事態が現実になる恐れも高まるだろう。
南西諸島方面ではほかにも陸自の配備計画がめじろ押しだ。沖縄県・与那国島に沿岸監視部隊が発足したのに続き、宮古島や石垣島、鹿児島県・奄美大島にもミサイル部隊などを展開する。
あまりに急激な増強には「冷戦終結後に人員や装備を削減された陸自が尖閣防衛を口実に生き残りを図っている」との指摘もある。
中国を刺激し、軍拡競争にもつながりかねない。米軍基地の負担に苦しむ沖縄の将来にとって望ましいことなのか疑問である。(北海道新聞18年3月29日)』
昔なら、TVでも、もっとこういうニュースを大きく取り上げて、国民に知らせたのに、最近はほとんどスル〜している感じだし。
日本のメディアや国民は、このように軍事力が増強されることに対して、もはや何の警戒心も抱かなくなってしまっているのかな〜と思うと、何だか哀しくなってしまうmewなのだった。(-"-)
THANKS
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