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産経新聞大誤報の真相「つぶすからな」取材もせず沖縄タイムス記者を恫喝〈dot.〉 
http://www.asyura2.com/18/senkyo242/msg/430.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 4 月 02 日 10:20:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

産経新聞大誤報の真相「つぶすからな」取材もせず沖縄タイムス記者を恫喝
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180401-00000013-sasahi-soci
AERA dot. 4/2(月) 7:00配信 


講演で中国人や韓国人について「嫌やなー、怖いなー」と言ったことをいったん否定し、筆者が録音した音声を確認する百田尚樹氏。主催者らが囲み、取材の様子をネット中継した=2017年10月27日、沖縄県名護市


 行き過ぎた表現があった――。

 2017年12月に沖縄県内で起きた交通事故で、「米兵が日本人を救出した」とする報道をめぐって、産経新聞は「事実関係の確認が不十分」だったとして記事を削除。沖縄タイムスと琉球新報に謝罪した(18年2月8日付紙面に「おわびと削除」を掲載)。

 沖縄タイムス記者・阿部岳は、自著『ルポ沖縄 国家の暴力』(朝日新聞出版)のなかでデマを垂れ流すメディアのあり方を問うている。いまだ沖縄2紙に向けられる“根拠なき批判”。その当事者でもある阿部が、今回の騒動をリポートする。

*  *  *
 真っすぐな視線を向けられ、答えに窮した。取材相手の女性(19)がふいに聞いてきた。「米軍が良いことをした時には何で書かないんですか」。良いことをしたのかどうか、そこが分からないからです。出かかった言葉はしかし、のみ込むしかなかった。

 昨年12月、沖縄県の高速道路で起きた多重事故。米兵が自らを犠牲にして日本人を救った、その英雄的行為を「反米」の沖縄タイムスと琉球新報の2紙は黙殺した――というデマがものすごい勢いで広がっていた。

 産経新聞ウェブ版の記事が起爆剤になった。「米軍の善行には知らぬ存ぜぬ」「メディア、報道機関を名乗る資格はない。日本人として恥だ」。激しい言葉がネットの波に乗った。

 沖縄タイムスの同僚は早い段階で、記事を書いた産経の高木桂一・那覇支局長(当時)が県警に取材していなかった事実を把握していた。事故は警察。火事は消防。新聞記者なら、1年生でもまずは聞く。電話をたった一本かけるだけで、米兵による日本人救助は確認できない、という事実が分かった。新聞社として、およそ考えられない欠陥取材。沖縄2紙を批判するために、あえて事実関係を無視したのではないか、とさえ私たちは疑った。

 反論するか。ただ、米兵が意識不明に陥っていた。ことさら救助を否定することで、ただでさえ大変な状況にあるご本人や家族を傷つけるのではないか、と二の足を踏んだ。産経が唯一の柱にしていた米軍も最終的に救助を否定するに至り、琉球新報、次いで沖縄タイムスが経緯を報道。産経は謝罪と記事の削除、高木氏の更迭など関係者の処分に追い込まれた。

 2紙の編集局長は「率直にわびた姿勢には敬意を表する」などとコメント、大人の対応を見せた。だが、産経が誤りを認めるまでの2カ月間、2紙はネットで、会社への電話で、浴びせられる罵声に耐え続けてきた。おとしめられた評価はとても回復できない。私が会った女性の、不可解そうな表情が忘れられない。

 高木氏はこれまでもウェブ版で「沖縄2紙が報じないニュース」というシリーズ記事を書き、2紙を厳しく批判してきた。私自身を対象にした記事もあり、今もそのまま載っている。

 17年10月、作家の百田尚樹氏が県内で講演した。基地反対運動の現場にいる人の半分は中国人、韓国人だというデマを前提に「嫌やなー、怖いなー」と言い、「日当が何万円と払われている」「中核は中国の工作員だ」と主張した。

 事前に主催者に申し込んでから取材に行ったので、私の名前が百田氏に伝わっていた。壇上でマイクを握る百田氏は客席の私を一方的に名指しして、嘲笑を続けた。後で数えたら、2時間20分の講演中に22回、「阿部さん」と呼んでいた。「中国が琉球を乗っ取ったら、阿部さんの娘さんは中国人の慰み者になります」という発言まであった。

 百田氏や主催者が私を敵視していることは明らかだった。それでも、発言を問題視して記事にするなら、百田氏の言い分を聞かなければならない。それが公平に近づくための努力であり、メディアの鉄則であり、記者の基本動作である。

 講演後の百田氏を舞台袖に訪ねると案の定、主催者ら10人以上に取り囲まれ、動画撮影とネット配信が始まった。それでもいつも通り取材は続け、百田氏のコメントを聞いた。中国や韓国を差別していないと主張したこと、「日当」や「工作員」の発言については根拠がないと認めたこと、を翌日紙面の記事に盛り込んだ。

 この時、高木氏も会場にいたらしい。後日、産経ウェブ版に記事が出て初めて知った。記事によると、私の「取材姿勢は『差別発言ありき』で、『百田氏はヘイトスピーカーだ』というレッテルを張り、バッシング報道を展開する魂胆があったと受け取れた」という。

 新聞記者は人を批判することも多い。当否は別として、自らが批判されること自体は謙虚に受け止めなければならないと思っている。ただ、高木氏は彼にとって「味方」ばかりの現場にいながら、私に接触しようともしなかった。記事はこう始まっていた。「あれが『新聞記者』だというのか」。少なくとも私は、百田氏の言い分を聞いた。

「なぜ声を掛けてくれなかったのですか」。実は、高木氏に電話をかけて直接、質問したことがある。高木氏も「ちょうど話が聞きたかった」という。「では会いましょう」と持ち掛けると、突然、何の脈略もなく罵声を浴びせられた。「あんたの都合なんか知らないよ」「つぶすからな」「ヘビみたいな男だ」「受けて立つよ。おれは産経の顔だからな」。まだ直接向き合ったことさえない社会人の発言ではない。

 仕方がないので、産経新聞社広報部に同じことを尋ねた。「(百田氏講演会の)傍聴記だったため直接の取材は控えましたが、今後は可能な限り取材に努めます」という答えだった。可能な限り取材する。メディアとしてあまりにも当然のことだが、それが欠落していた産経の報道は、「米兵が日本人救助」虚報や私に関する記事に限ったことではなかった……。



























 

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コメント
 
1. 2018年4月02日 10:41:49 : MuHwwvescw : pdYahM3JCPE[1]
おどしをクチにする人は、繰り返し使って
慣れっこになっている。良い例だ。

恫喝を受けた人は、それを
キチンと公開して貰いたい。

自身を守るために。


2. 2018年4月02日 11:36:39 : gXDVUx3e1c : 88YeI1WNZyI[1]
しかと拝聞した。あの連中はまともな心理状態ではないね。耳を塞いで自分の心の管にも蓋をして、何れ来る破綻のときに際しても、情況から目を逸らしてピエロに徹するつもりなんだろう。
連中は今その後ろめたさと恐怖に喘いでいるという感じがする。

3. 2018年4月02日 11:40:41 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[7666]
◆低品質の限界に挑戦しつづける・産経クォリティ
高木桂一(呼び捨てOK閣議決定済)
「あんたの都合なんか知らないよ」
「つぶすからな」
「ヘビみたいな男だ」
「受けて立つよ。おれは産経の顔だからな」

◆さらなる低みに果敢に挑戦DHC(土人・ヘイト・クレイジー)クォリティ
百田尚樹(呼び捨てOK閣議決定済)
「基地反対運動の現場にいる人の半分は中国人、韓国人だ」
「日当が何万円と払われている」
「中核は中国の工作員だ」
「(2時間20分の講演中に22回の阿部さん」
「中国が琉球を乗っ取ったら、阿部さんの娘さんは中国人の慰み者になります」

おそらく二人足して、IQも精神年齢も、ヒト桁だと思う。


4. 2018年4月02日 13:05:19 : Rt02UdjH9g : 7FMPgE6twRo[403]
奴ら統一教会の政権も新聞も作家も、実にデマと改竄だらけだ。
真実が一つもない。
そして外部、教団の外の社会に対する敵意が非常に強い。

19歳のバカなガキが質問してきた時、ハッキリ教えてやるべきだった。
子供は耳にしたことをすぐ真に受ける。
何度も騙された経験をしてはじめて疑うこと、確認をすることを覚える。
だから百田の講演など聞くのは危険だが、一体沖縄の誰が聞きに行くんだろうね。

またサンケイを許すべきでない。
賠償責任を追求し、フェイクニュースの発信源として国民への周知を徹底すべきだ。
甘すぎると思うよ。


5. 斜め中道[4339] js6C35KGk7k 2018年4月02日 13:18:10 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[2760]
脅し言葉は、普通、脅しにびびっている輩が使うなぁ〜♪

人間は、自分の弱点・弱みを武器にしたがるもんだよ。

惨刑・・・あ、KKKは、よほどつぶれる危機に日常的に直面しているのであらふ。


6. 2018年4月02日 14:12:55 : 1RFEkLSxKM : GDNH4KJh0Mc[2478]
また産経は謝罪に追い込まれるんだろうね

7. 透明な石[78] k6eWvoLIkM4 2018年4月02日 20:05:39 : Ra9DH2oUac : xAjaPp3hDyI[14]
産経の呼称を、気違いキンタマ新聞、とすることから日本の再建は始まる。

・産経の高木桂一・那覇支局長(当時)が県警に取材していなかった事実を把握していた。
・「つぶすからな」

『 産経が「リベラルの男はキンタマ小さい」』
http://lite-ra.com/2018/03/post-3918.html


8. 2018年4月02日 21:25:49 : 4gafrsZTjM : 8dfvq@1TZu4[10]
産経は、善行を行ったとか、被害を受けたとか、報道した後、
善行を行ったとする本人や、被害を受けたとする本人から、そういう出来事自体がなかった、解釈の問題ではなく元から無い、
と明確に否定される出来事が多すぎる。

・米兵が善行を行ったと報道した後、全く何もしていないと米兵本人に明確に否定された。
・日本の外交官が韓国での会談で辱めを受けたと報道した後、何もされていないと外交官本人に明確に否定された。

こういうのが、次から次へと出て来る、産経は。
新聞社の協会には倫理委員会はないのか?
こういう風説を何度も流して国民を騙す産経から、事業免許を取り上げないといけないと思いますが...


9. 2018年4月02日 21:39:34 : NSaLveHaho : xdaw4ktgztw[64]
どこで間違ってこんな風になったのか、安倍シンパの皆様はホントウに辛い日々を生きているとおもいます。

10. 2018年4月02日 22:09:09 : lh1GGwoOtM : YsxGZGc1SWo[2020]
新聞記者とは、昔はゴロツキ同様の扱いだったという。現在の大新聞の前身でもそうだったようだ。
それが、いつの間にか高学歴で洗練されたエリートがなるものになり、準知識人扱いになった。

産経とその高木桂一・那覇支局長(当時)は、そうした現代のマスコミのあり方に逆らう「風雲児」ではあるな。w


11. 2018年4月03日 09:19:05 : yQZx8IqFTs : vSWpqa5QEUw[27]
産経は上から下まで、沖縄の記者と同じ。

毎日、毎日、ねつ造記事を書き続けている。

右翼思想の人間しか読まなくなったので、わずかな読者を維持しようとねつ造記事を書き続けている。

世間からバカにされているので、フジ・産経の関係者は会社の名を名乗りずらいだろうな。


12. 2018年4月03日 09:44:53 : yHXtpr7IsY : 4PVOBuJcUAE[492]
百田とか桜井とかいう極ウヨの人間は皆大嘘付きで捏造が当たり前、あべしんぞうと100%一致する。安倍を擁護したり応援している人間は安倍と同じ人種で嘘、捏造、不正は日常茶飯事なのだ。人間として最低最悪な者が何故か講演したり捏造本を書いたり安倍に重宝されている。

13. 斜め中道[4361] js6C35KGk7k 2018年4月03日 12:24:04 : u12DNOjV8I : DpNsSI7B2fY[2782]
>>7 さま
俺のところにも
KKK・・・は、汚い・極小・キンタマの略だという、お告げがありました・・・・

14. 世のすねものから[16] kKKCzIK3gsuC4ILMgqmC5w 2018年4月03日 23:46:59 : 9svnjqWwQA : ZlN2l03E8ro[12]
 時代劇に登場する岡っ引きは勿論十手など持てず、怪しい連中を強請って稼ぎにするハイエナだった。彼らがもっとも恐れたことは牢屋に入ることだった。散々恨みを買っていたので皆から袋叩きにされたから。明治のの新聞記者もあることないこと書き立てるぞと弱みを持つものを脅し、金銭を巻き上げる連中だった。子規や漱石を新聞社が雇い、格式が上がって権威をもつようになったのは、新しい時代の到来を象徴するものであった。
 朝日は高学歴・高級取りで権威を持つが、○〇ケイは部長級で年収700万程度だから、コネで入れてもらった×ジテレビ社員の娘に2年目で追い抜かれる体たらくらしい。これではT支局長のように明治の強請り集りの文屋のように弱いものイジメでもやって憂さ晴らしするか、安倍官邸のお先棒を担いで昇進をはかるしか楽しみがないわけだ。
 問題はこういう外道に堕ちたメディア寄生虫を袋叩きにできる仕掛けがないことだ。百年河清を俟つしかないのは真に嘆かわしい。

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