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佐川氏がトカゲのしっぽとなり、森友決裁文書書き換えの責任を取るという見方はより大規模な破局を招き入れるのでは?!
「いつも巣に誰もいないのは何の鳥の巣ですか」という問いというか、トンチがあります。「カラス(空巣)」と応えると、「シジュウカラ(始終 空)」が正解だと返され、「シジュウカラ」と応えると「カラス」が正解だと返されるというトンチです。
今回の件、仮に、安倍首相夫妻の関与がないとの結論に一応なったとしても、佐川氏という、多分とてもまともな官僚が単なる監督責任を問われて、公開処刑されたという事例になり、官僚組織そのものが今後まともに機能しなくなるのではないでしょうか。そういった例は、多分、今の世界ではかなりみられるはずです。ベネズエラは相当な石油輸出収入があるはずなのに、その利益が全くと言っていいほど国民には届いていない様子です。イラクやリビアについても同様なことが言えるのではないでしょうか。
佐川氏を生贄にすることで自分たちの身を守ることができたと考えている人たちが居るはずです。しかし、それはより大きな誘導に乗っているだけなのです。今回の件で自分たちはうまくやったと思っている方たちがいるはずなのですが、違います。濡れ手に粟の利権がばれることなく今後も続けられると思っているのでしょうが、仮にそれが可能であったとしても、その代わりに犠牲になっていることがあります。そして、その犠牲、本来やらなければならないある施策が実現されないことこそが、より大きな枠組みの狙いであるのです。そして、その結果、日本全体がそのうちに崩壊国家となるでしょう。その時は、現在のシリアをしのぐほどの惨状が待っているはずです。
いわば、今回の事件は、安倍政権退陣か、またはまともな官僚に対する公開処刑か、その選択を迫る罠であったのではないかと思います。
回避は、この枠組みのトリックを明かすことだと思います。瑞穂の国記念小学院の土地取引に佐川氏は一切かかわっていないわけであり、書き換えの指示を佐川氏が出したはずはないのです。今行われていることは、佐川氏に対して、一種のマインドコントロールで自らが書き換えの指示を出したと信じ込ませるということです。電子メールで書き換えの指示を出したという話ですが、いまどき、webメールではない、きちんとした電子メールであっても、いくらでもタイムスタンプも含めて、やる人がやればいくらでも偽造できます。httpsでさえ乗っ取られることを、自分は現実に何度も体験しています。
検察によって、または、自ら選んだはずの弁護士も含めて、周りから同じことを言い続けられると、それを信じ込んでしまう例はよくある様子です。辣腕検事として活躍し、その後弁護士、その後、刑事被告人となった田中森一氏がその著書「反転」幻冬舎アウトロー文庫の207ページに次のように書いています。
「他の事件でも手法は同じ。狭い拘置所の取調室で、被疑者に同じことを毎日教え込むと、相手は教え込まれた事柄と自分自身の本来の記憶が錯綜しはじめる。最後には、こちらが教えてやったことを、さも自分自身の体験や知識のように自慢げに話しだすのである。そういう被疑者を何人も見てきた。」
昨日3月27日の証人喚問は、まさしくそういった狙いのもとに質問がされた例がある様に思います。
管理責任という意味では、佐川氏にある程度の責任があるのかも知れません。しかし、今回のことは、かなり奥が深い事件であるはずで、ある意味、バブル崩壊時の不良債権処理の時に起こったことと同じような枠組みがあるはずなのです。相当に大きな枠組みで全体が組み立てられているはずであり、責任追及をきちんとやっていくとなれば、それこそ、非常に多数の方たちが係ってしまい、あまりに大きすぎて責任追及が出来ないと言った事態です。その意味でも、佐川氏一人に罪をかぶせるという誘因が働きやすいと思います。
今回の森友事件で、幼稚園用地の不当値下げに安倍首相夫妻が係っていたというのは100%言いがかりでしかなく、一部の政治家、官僚が仕掛けた罠であるのは明らかです。
「いつも巣に誰もいないのは何の鳥の巣ですか」という問いに応える必要は必ずしもない訳であり、それよりも、そういった問いかけをした人々に対して、大きな誘導に乗っているのではないのかと正していくことが必要ではないでしょうか。
2018年03月28日08時05分 武田信弘
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