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2018年 03月 27日
今日27日には、佐川前理財局長(&前国税庁長官)の証人喚問が午前中は参議院、午後からは衆議院で、2時間ずつ行なわれた。(**)
まだ午前中の分の録画しか見ていないのだけど。(午後の分はニュース映像や記事をちらほら見ただけ。)
正直なところ、最初の参院議長からの質問と自民党の丸川珠代氏の質問に対する答弁を見て、「あ、こりゃ、ダメかも」と思ってしまったところがあった。(>_<)
まあ、最初に行なわれた議長のの質問から、ものの見事に「訴追のおそれ」を出して来て、一つも答えずにシャット。 (゚Д゚)
その後、午前中の2時間だけで、訴追のおそれを理由にした証言拒否を29も連発したのである。<午後の拒否数も合わせると、50発以上あったらしい。_(。。)_>
で、チョットでも文書に関わりそうなことは(自分の答弁、諸経緯も含めて)、「文書を見たか見ないかがわかると、訴追のおそれがある」などと証言拒否の範囲をかなり広くとって、答えず。
<本当は文書の毀棄や改ざん(偽造)の犯罪の構成要件に当たる事実だけは証言拒否できるということになっているんだけど。チョット問題かも。>
ところが、政府&財務省のストーリーにはしっかり乗っ取って「理財局だけでやった」「安倍総理や昭恵夫人、麻生大臣、官邸スタッフなどの指示はなかった」「相談したこともなかった」「首相夫妻の影響はなかった」という点だけはきっぱり断言。 (@@)
(苦労人の官僚らしく?)昨年の国会答弁に続いて、ひたすら安倍首相夫妻や官邸、財務大臣などを守ろうとする姿勢を貫いていたのが印象的だった。(-"-)
共産党の小池晃氏は、「これでは証人喚問の意味がない」と怒り、喚問が中断する場面も。 (・o・)
最後に質問した立民党の福山哲郎氏も、「なぜ官邸、大臣の関与だけ明確に否定する。それも経緯ではないか?」「証人喚問は逆に疑惑を深め、あなたは火に油を注いだ」と強く批判を行なっていた。(@@)
尚、NHKは午前中の佐川氏の証人喚問での証言を受けて、これまで、決裁文書の『書き換え』と表現してきたのを、『書き換え』ではなく、『改ざん』と表現することにします」と宣言した。(・・)
* * * * *
【前記事『苦労人・佐川は、証人喚問で何をどこまで語るのか?&財務省の答弁にも変化。籠池は安倍にウソはアカンと』で、このような予想をしたのだが・・・。
『正直なところ、佐川氏がよほど開き直って&勇気と覚悟を持って「全てを話してやる〜」という気にでもならない限りは、真相は半分も解明できないと思うし。そう予想している人が少なからずいるのではないかと察する。(-"-)
<政府&自民党が佐川氏の証人喚問をOKしたのも、同氏が安倍内閣を総辞職に追い込むことは言わないはずだと見込んだからだろう。
そもそも弁護士も財務省サイドが用意したというウワサもあるし。それに、証人喚問が決まった直後に、大阪地検が喚問が終わったら事情聴取をするという報道が出たりもして、口封じモードにはいってるからな〜。(~_~;)>』
何かその通りになっちゃった感じ。(~_~;)
<ただし、保佐人になった元検察官のN弁護士は、佐川氏いわく個人で頼んだ人で。政府与党の人間と接触をしていないという。(・・)>
その議長と丸川氏の質問の場面に関する記事を見てみよう。(・・)
<丸川氏が首相や夫人の指示に関して、「なかったんですか」ではなく、「なかったんですね」と念押しをするように質問していることが印象に残った。
それにしても、丸川氏は委員会の時から質問席の横に座ってて、まるで洗脳された人みたいに、無表情でハンニャのような顔つきでじっと質問者を見ていて、ちょっと気味が悪いことがあるです。^^;>
『訴追の恐れ…」佐川氏、肝心部分で証言拒否を連発
国会では森友学園に関する文書改ざん問題を巡り、佐川前国税庁長官の証人喚問が行われました。しかし、佐川氏は改ざんの理由などについて、「訴追の恐れがある」と答弁拒否を繰り返しました。
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「良心に従って真実を述べ、何事も隠さず、何事も付け加えないことを誓います」
参議院予算委員会・金子原二郎委員長:「誰が、どのような動機で、いつ、誰に書き換えを指示したのか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「私が捜査の対象であり、刑事訴追を受ける恐れがありますので、その点については答弁を差し控えたい」
自民党・丸川珠代参院議員:「佐川さん、理財局に対して安倍総理からの指示はありませんでしたね」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「ございませんでした」
自民党・丸川珠代参院議員:「安倍総理夫人からの指示もありませんでしたね」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「ございませんでした」
自民党・丸川珠代参院議員:「官房長官、官房副長官、総理秘書官からの指示はありましたか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「ございませんでした」
自民党・丸川珠代参院議員:「安倍総理の秘書官からの指示はありましたか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「ございませんでした」
自民党・丸川珠代参院議員:「この書き換えは、例えば安倍総理や総理夫人の名前を記録から消すために行われたのでしょうか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「刑事訴追の恐れがございますので、お答えを控えさせて頂きたい」
自民党・丸川珠代参院議員:「何らかの圧力を理財局が受けて、判断を変更したという経緯は確認できましたか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「私が昨年、国会答弁したなかでは、そういうことはございませんでした。国会答弁をさせて頂いたなかで言えば、総理も総理夫人の影響もございませんでした」(ANN18年3月27日)』
* * * * *
続いて、民進党の小川俊夫氏、共産党・小池晃氏、立民党の福山哲郎氏の質問に関する記をもアップしたい。
民進党・小川敏夫参院議員:「自分や妻の関与があれば、総理を辞めるという趣旨の答弁がありました。こうした総理の答弁を受けて、特に証人、あるいは財務局の方で答弁に対する姿勢というものについて影響はありましたか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「総理の答弁の前後で、私自身が答弁を変えたという意識はございません」
民進党・小川敏夫参院議員:「官邸の指示がない、総理の指示はない、色々指示がないというお話を頂いた。指示という言葉ではなく、協議や連絡や打ち合わせはどうですか」
前国税庁長官・佐川宣寿氏:「協議とか相談とか、そういうものはございませんでした」(同上)
『佐川氏は共産党の小池晃氏からの厳しい追及に「刑事訴追の可能性があるので答弁を差し控えさせていただきます」という返答を繰り返した。それに対して、小池氏が金子原二郎委員長に対し、「委員長、これでは喚問の意味がない。これでは進められない!」と激怒し、午前11時4分に一時、質疑が中断する事態となった。
財務省の調査では、文書の改ざんは17年3月から5月にかけて行われたとされている。小池氏はその点を踏まえ、同氏が2月に国会で行った答弁について、改ざん前の文書を見て行ったのかと質問すると、佐川氏は刑事訴追の恐れがあるからと答弁しなかった。小池氏が「答弁の根拠は改ざん前の文書でしょ? それを元に答弁したのが、なぜ認められない?」と聞くと、佐川氏は「いつ書き換えをしたかに結び付く。刑事訴追の恐れがある」と答弁を拒んだ。
小池氏が「4月17日に改ざんしたと太田(充理財)局長は言っている。あなたの答弁は、当時の決算文書前提に行ったんですね? と当たり前のことを聞いている」と追及すると、佐川氏は「私自身、書き換えられた文書そのものを、いつ認識したかに直結する。捜査対象になっているので控えたい」と答えた。
小池氏は「これはね、自分が訴追されるからじゃなく、都合が悪いから答えないこと。証言拒否として告発しなければならなくなる」と厳しく非難した。その上で「(平成)27年1月9日に森友学園を訪問したか、私は国会で証人に6回聞いて否定した。ただ改ざん前の文書には、訪問したとしている。決算文書と正反対の答弁をしたのは、なぜか?」と聞くと、佐川氏は弁護士に相談し「やはり、その件は書き換えの経緯、いつかとかに、まさに関わる。そこはお答えを差し控えたい」とかわした。小池氏は激怒し一時、質疑が中断した。
小池氏が中断明けに「事実確認をしている。なぜ当たり前のことが答えられない?」と聞くと、佐川氏は「私自身、理財局の調査を存じない。決算前の文書をいつ見たか、ということに関わる」と答えた。小池氏が「じゃ、あなたは何を見て根拠に答弁した?」と聞くと、佐川氏は「質問要求があり、答弁書を作った。その答弁が決裁文書をもって作ったか…私自身、答弁書を読んでいる」などと答えると、小池氏は「無責任! そこでも部下に責任を押しつける」と非難した。佐川氏は質問を受ける中で「何月何日に業者と会ったという実務的な話を、官邸と調整することはない」などと、不愉快そうな表情を浮かべる場面もあった。
小池氏が「決裁文書を見た時に昭恵夫人の名があり、特別なことを感じなかったか?」と聞いても、佐川氏は「決済前、書き換え前の文書をどこを見たか…先ほどと同じ、刑事訴追に関わることですので」と回答を拒んだ。「昭恵夫人の名前を、どこかで見たわけでしょ? どう受け止めた?」と聞いても「いつ見たとは聞いていないが、見たとか見ないとか言う質問。いつ認識したかそのもの」と言い、回答しなかった。
小池氏は一連のやりとりの最後に「それはダメでしょ! これでは証人喚問の意味が全くない。この証人喚問で終わってはいけないと。野党が証人喚問を求める、昭恵さんまで呼ばないと解決しない」と安倍晋三首相の昭恵夫人の証人喚問を、あらためて求めた。(』
* * * * *
『立憲民主党の福山哲郎氏は、佐川氏が「刑事訴追の恐れがあるので差し控えさせていただきます」などと繰り返したことに対し「証人喚問は逆に疑惑を深め、あなたは火に油を注いだ」と、冷静な語り口ながら痛切に批判し、場内で拍手が湧き起こる一幕があった。
福山氏が「(改ざんに)関わっていないなら、関わっていないと答えればいい。理財局の中でやった1人?」と聞くと、佐川氏は「捜査の対象になっているので」と回答を拒否した。「あなたもその中の1人ということ?」と重ねて聞くと、佐川氏は「誰が、というのは経緯…捜査に関わる」とかわした。
福山氏が「なぜ官邸、大臣の関与だけ明確に否定する。それも経緯ではないか?」と追及すると、佐川氏は「冒頭、申し上げましたが国有財産という個別案件は理財局で対応する。指示はなかったのでありませんと申し上げた」と、あくまで一般論を口にして切り返した。福山氏は「関与したかも言っていないんだから、全く矛盾している。改ざん前の文書があったとは、ご存じか?」と聞くと、佐川氏は「決裁文書は、30年保管の原則がある。私自身がいつ認識したかは答弁を控えさせていただきたい」と、またも一般論を口にするにとどめた。
さすがに福山氏も「理解できない。(国会で)答弁しているわけですから。虚偽の答弁はどこで誰が何の根拠で作った?」と追及すると、佐川氏は「虚偽の答弁の認識に関わる。同様の認識です」と言い、回答を拒否。福山氏は「虚偽かどうか別にして、あなたの虚偽の答弁を元に原課(担当している部署)は作ったのでは?」と聞くと、佐川氏は「理財局の答弁は、官房の決済を受けるわけじゃなく、原課が作ったものを私が読んでいた」と答えた。
福山氏は「理解しがたい答弁…信じられない。あなたは勉強の成果と言うが(証人喚問では)あなたの勉強の成果を聞くわけじゃない」と問いかけると、佐川氏は「(森友学園への国有地の)貸し付けも売却も鑑定士にかけてやっている」と終始、一般論を元に答弁。福山氏は声を荒らげることこそなかったものの、怒りとあきれの入り交じったような表情を浮かべた。(日刊スポーツ18年3月27日)』
残念ながら、午前中の喚問は不毛なものに終わってしまった感じで。中継を見ながら「よしよし」と頷いているであろうアイツらの顔が浮かんで来て、ついイラ〜ッとしてしまったmewなのだった。(@@)
THANKS
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