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2018年03月18日 「ジャーナリスト同盟」通信
<山本一太が佐川喚問要求>
昔々、福田派の山本一太参議院議員という若者に会ったことがある。大学の後輩だ。その時、彼が安倍晋三に入れ込んでいることを知って、がっかりしたものである。彼の父親は、福田赳夫側近で知られた。元沖縄北方担当相を歴任している彼が3月18日のフジテレビで、官邸が猛反対している「佐川喚問」に前向きな発言をした、とネット情報に出ていた。ちょっと驚いてしまったが、冷静に判断すれば、それは当たり前のことである。「一太君、良く言ってくれた」と誉めたい。安倍最側近が、小泉純一郎に続いて、安倍の首に鈴をつけたことになる?
<その先に昭惠そして麻生と安倍>
前日の3月17日に安倍は、前の週と同様に4時間も六本木のホテルに滞在している。治療時間が倍に長くなっている。健康の悪化を裏付けている。
そうした中で、安倍最側近が「佐川喚問やむなし」と言いだしたことは、その先に昭惠が登場することになる、と誰もが考える。これが政権の幕引きを意味する。
一連の公文書を、財務省役人がお上の指示で、大学ノートのように次々といたずら書きしていたことが発覚、それもすべからく安倍の指令だと信じる国民である。もう救われない心臓という事態を受け入れての対応だ。予算成立と引き換えにした安倍退陣の流れだから、山本一太発言の重みが理解できるだろう。
<目を覚ました背景は?>
多少、推理することになるが、なぜ最側近が佐川喚問受け入れなのか。
思うに、心臓の母親のことである。いかなる親でも、子供を思う心は深い。このまま深い地獄の底に突き落とさせるわけにはいかない、何としても助けたい、長生きさせたいと思っている。
それには時間を長くかけると、傷が深くなり、健康さえ危ぶまれる。早く決着させるためにはどうするか。昭惠喚問である。その前段としての佐川喚問受け入れではないだろうか。
山本は、心臓の母親にせがまれての安倍包囲網工作なのだ?
いつの日にか、直接この点を本人に確認してみたい。
<北京の春はもうすぐ>
ところで、いざ北京を離れるとなると、後ろ髪を引かれる。まだしばらく残っていたいと思う、これは人間の身勝手な心の葛藤かもしれない。
そう思うと、戸外の公園に行ってみたくなった。毛深い綿で覆われていたコブシの蕾が、白く開花を始めていた。もう北京も春が来ている!一昨日、今年初めての小雪が舞った北京だが、それでも樹木はじっとしていないのだ。もう咲き誇っているはずの迎春花が、この公園にはない。
あたりでスプリンクラーが作動して、白い小さなしぶきを上げて、芝生や樹木に、この時期最高の水をプレゼントしていた。地中で生息している根っこに「もう春だよ」とせかしているのである。
スプリンクラーのない場所では、公園作業員がホースから勢いよく水をかけていた。
寒さにも負けないで枝にしがみついていた楓の葉が、一部落下していた。大半は、まだ残っていた。松の細長い葉に少し変化が出てきた。やや緑っぽくなってきている。ヒマラヤ杉だと、それがより鮮明だ。
植物・樹木も、大自然に波長を合わせると、のびのびと生きられるという法則は、人間社会にも当てはまる。特別に自己の利害・価値に引きずり込もうとすると、上手く正常な軌道に乗ることは出来ない。
今の日本政治がそうである。改憲をわめき、軍国日本に引きずり込もうとしても、内閣支持率はあがらない。いま安倍個人の支持率は8%どころか、1%に近いだろう。
国家主義という時代錯誤のレールを走り続けて5年有余の日本政治は、完全に自然の法則から外れて息切れしている。安倍の側近も気づいてきていると山本発言から判断したのだが。
2018年3月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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