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https://mewrun7.exblog.jp/27136374/
2018-03-14 05:36
12日、財務省が森友学園への国有地売却に関連する決裁文書のうち14の文書で、約300箇所を改ざんしていたこと認め、与野党に報告した。(-"-) (関連記事・『昭恵、日本会議(+安倍、麻生)などの記述も削除〜財務省が森友との関係を重視、削除したわけ』)
その後、12,13日に、財務省のTOPである麻生財務大臣(兼副総理)がぶら下がり会見を行なったのだが。麻生大臣の態度があまりにも横柄でヒドイため、何だかカメラの前で話すたびに、国民の反発や怒り、不信感が増幅しているように見える。(@@)
麻生氏は、もともと記者の取材に対して、無愛想な部分があるのだが。今回は、財務省の責任者として、すぐに辞職してもおかしくない立場だし。まずは国民に反省や謝罪の姿勢を示さなければいけない立場であるにもかかわらず、ぶっきらぼうで「オレさま」的な横柄な態度をやめず。
しかも、官邸&財務省で決めたストーリーに従っているのかも知れないが、ひらすらに「理財部の一部がやった」「佐川に責任がある」と強調し、自分では「進退を考えていない」と全く責任をとろうとしないからだ。(~_~;)
* * * * *
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先日の記事にも書いたように、安倍晋三氏と麻生太郎氏は、若い頃から超保守仲間として一緒に活動していて。<2人とも元首相の孫という共通点もあるしね。>麻生氏が08年に、安倍氏が12年に総裁選に出た時には相手を支援した。
そのような付き合いもあって、安倍氏は麻生氏を厚く信頼。第二次政権では最初から麻生氏を財務大臣兼副総理に起用し、5年以上、2人3脚で政権運営を行なっている。 (・・) (関連記事・『麻生は進退を考えず。but佐川辞任では幕引き困難。安倍も麻生に責任押し付け、自己保身か』
それゆえ、今回の件でも、2人はできる限り、お互いに支え合って、守り合おうと考えているらしい。^^;
安倍首相は、周辺に「麻生大臣を絶対に守る」と言明しているとの報道があったのだが。
『麻生氏は2012年の第2次内閣発足から安倍政権の屋台骨を支えてきた。前日11日、首相は「2人がいて一つの内閣ですから」と電話で麻生氏を激励した』とのこと。(スポニチ18年3月12日)
また、麻生大臣の方も『周辺に対し、「自分が去ったら内閣が持たない」と話しているという。』(FNN18年3月12日)』
しかし、野党はもちろん、今週にはいってからは自公与党内からも「麻生大臣の辞任はやむなし」という感じが出て来ているし。
まだ財務省が正式に改ざんを認める前に行なったFNNの世論調査(10〜11日)で、既に安倍内閣の支持率が6Pも下落して45%に。(不支持率は+4.8Pで43.8%)
また、麻生大臣が辞任すべきだという人が7割以上いるとのこと。 (・o・)
<「麻生財務相は、即刻辞任すべきだ17.9、決裁文書の書き換えが事実だった場合は、大臣を辞任すべきだ53.1 大臣を辞任する必要はない26.1 わからない・言えない2.9(FNN)」
麻生陣営はこの数字にショックを受けていたとの報道あり。・・・>
安倍陣営の中には、「麻生氏を切ると、次は安倍首相の責任追及が激しくなる」と警戒する声もあるようなのだが。
最初に書いたように、麻生大臣の会見での態度に対する国民の怒りや反感が増していることから、麻生大臣が辞めずにいればいるほど、安倍内閣の足を引っ張ることにもなりかねない。(~_~;)
『今回、その麻生氏の進退問題に発展することは免れそうもなく、首相にとってはこれ以上ない痛手だ。党内では早くも岸田文雄政調会長や茂木敏充経済再生担当相らが後任候補に挙がる。党の重鎮は「麻生氏を守って、ずるずるいくのが一番まずい」と不安視した。(スポニチ18年3月12日)』
麻生氏の会見に関連する記事を2つ。(一問一答は*1に)
<ちなみにmewが、最も印象的だったのは、改ざんの責任について問われた際、「だから、佐川が減給の上で辞めるということになった」と言い放った部分かな。いかにも「佐川にちゃんと責任をとらせた(押し付けて切った)んだから、ゴチャゴチャ言うな」って感じにきこえたです。(~_~;)>
『麻生財務相「佐川が」「佐川が」「佐川が」謝罪するも辞任否定
学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書について財務省は12日、昨年2月以降に14文書で改ざんがあったと認め、国会に調査結果を報告した。麻生太郎副総理兼財務相は報道陣に対し「佐川が…」「佐川が…」と元理財局長の佐川宣寿(のぶひさ)氏(60)の名前を何度も挙げ、自身の責任問題をのらりくらりとかわした。削除された部分には安倍昭恵首相夫人や複数の政治家の名前があり、一連の疑惑は政権の根幹を揺るがす重大局面を迎えた。
神妙な表情で報道陣の前に現れた麻生氏だが、いつもの強気な姿勢を崩すことはなかった。「佐川の国会答弁に合わせて…」「佐川が理財局の長であり…」。今月9日に国税庁長官を辞任した佐川氏の名前を、言い直しを含めて13分30秒の間に計10度も連呼した。
「極めて由々しきことで誠に遺憾。深くおわび申し上げる」。用意した書面を読み上げ謝罪した麻生氏が頭を下げることはなかった。改ざんがあった背景としては「佐川の答弁と決裁文書との間に齟齬(そご)があり誤解を招くということで答弁に合わせて書き換えた」と説明した。
組織ぐるみではとの指摘に「組織ぐるみの定義が分からない」とかわし、改ざんを行ったのは「理財局の一部の職員」であると繰り返した。その判断は「佐川の前の段階だと思う。最終責任者が理財局長の佐川だった」との認識を示し、「財務省全体の信頼が一部の者により失われたのは残念」と不快感も。自身の進退は「考えていない」と一蹴した。
理財局職員の独断とする麻生氏の説明に、霞が関の元官僚は首をかしげる。「官庁の文書は担当課と文書課の二重管理。文書番号を取り、最終決裁までいくつもの決裁印が必要で、事後の修正はありえない」。一部の官僚の判断で書き換えを行うことは、ほぼ不可能だという。(スポニチ18年3月13日)』
* * * * *
麻生氏の会見の態度についても「べらんめえ口調は麻生氏らしいが、反省の色が見えない」(閣僚経験者)との不安が渦巻く。それでも、首相は右腕の麻生氏を守る構え。菅義偉官房長官は麻生氏の続投を「変わりない」と強調した。官邸筋は、首相経験者で財務相を5年以上務める麻生氏が辞任すれば「不祥事を抱える財務省のグリップが利かなくなり、危機管理上かえって危険」と不安視。「辞任すれば野党の批判は首相に集中する」(自民党幹部)との懸念があり、首相が「防波堤」を失い、批判の矢面に立たされるという事情がある。
安倍政権は政府が自民党より強い力を持つ「政高党低」とされてきた。その中心は首相と麻生、菅両氏の絶妙なパワーバランス。12年の第2次政権発足後、2人は一貫して同じ役職で政権の屋台骨を支えてきた。秋の党総裁選で3選を目指す首相にとって、党内第2派閥を率いる麻生氏の影響力は欠かせない。
参院予算委員会は理事会で民進、共産など野党不在のまま、決裁文書改ざん問題を受けた集中審議を14日に開催すると決定。「強行的に物ごとを進めている」(立憲民主党・福山哲郎幹事長)などの反発が起きる中、安倍首相や麻生氏らが出席し、信頼回復に取り組む姿勢をアピールする腹づもりだ。だが「いばらの道だ」と頭を抱える党関係者もいる。(スポニチ18年3月14日)』
まだ先週のうちは、自公与党内にも「さほど大きな改ざんではないらしい」「首相や財務大臣の責任まで及ばずに済むのではないか」という楽観論の方が多かったのだけど。
12日に改ざんの数や中身が発表されてからは、自公の幹部や議員の受け止め方もガラ〜ッと変わって来たような感じが。(゚Д゚)
直接的に麻生大臣の辞任を求める人はいないものの、婉曲的に辞任を勧めるような声が出始めている。^^;
『政府側は、文書の書き換えに政権が関与していないとの立場を崩していないが、麻生財務相の責任は免れないとの声が、日増しに強まっている。
安倍首相の周辺は11日、「書き換えの事実が明らかになった場合、いずれトップが責任を取らなければいけない」と述べ、麻生財務相の責任問題に波及することは確実だとの見方をしている。
また、調査報告が出る前の佐川国税庁長官の辞任には、野党が「トカゲの尻尾切りだ」と批判するだけでなく、与党内にも、「調査報告を出して終わる話ではない」との指摘が多く出ている。
公明党関係者は、「佐川氏のせいにするだけでは済まない、麻生財務相をうちは守らない」と語っている。(FNN18年3月12日)』
* * * * *
『■小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長(発言録)
(森友学園への国有地売却をめぐり、財務省が決裁文書を改ざんした問題で)書き換え自体、あり得ないことだが、なぜ書き換えたのか。何が真実なのか、やはり知りたい。行政だけの問題ではなくて、政治がどう向き合うか、ものすごく問われている。政治にしかできないことがある。自民党という組織、政党は、官僚のみなさんだけに責任を押しつけるような政党ではない。その姿を見せる必要あるんじゃないか。(国会内で記者団に)(朝日新聞18年3月12日)』
『■野田聖子総務相(発言録)
決裁文書が書き換えられるということは、あってはならないことというのが大前提。誰もがそれはないという土台に立って信頼があり、国民に対して仕事をしてきたので、残念で悔しい思いだ。これまでのことは取り返しがつかないので、(財務省は)一からしっかり仕切り直しをしていただきたい。
一連の出来事と深く担当大臣として関わってきた(財務省の)麻生(太郎)大臣に、事態を徹底的に究明していただく責任があると思う。その後のことについてはご本人の判断だ。(閣議後記者会見で)(朝日新聞18年3月13日)』
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経済界からも、厳しい意見が出ている。 (・・)
『同友会トップ「麻生氏、民間企業なら普通は辞める」
経済同友会の小林喜光代表幹事は13日の記者会見で、財務省の決裁文書の改ざんをめぐる麻生太郎財務相の監督責任について「辞めるかどうかは政治家の考え方、美学の問題だが、民間企業なら自分が知ろうが知るまいが、普通は辞める」と述べた。
小林氏は「立法府を無視することは国民を無視するのと同じだ。民主主義の重大な問題で、行政の長としての監督責任は明確にある」と指摘。「調査してから辞めるか(不祥事が)起きたときに辞めるかの違いはあっても、だいたい辞める」と話した。(朝日新聞18年3月13日)』
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安倍首相はこの秋の総裁選で3選を目指しているのだが。もしこの問題の対応を誤ると、支持が激減して3選が困難になったり、下手をすれば出馬することさえ不可能になるかも知れず。
<それも意識してか、小泉氏や野田氏など、非安倍派or非安倍改憲派の議員が、急に批判的な意見を言うようになってたりするし〜。^^;>
今後の安倍首相の対応、麻生大臣の言動や責任のとり方によって、安倍政権の行方が大きく変わって来るのではないかと思うmewなのだった。(@@)
THANKS
一問一答 麻生財務相、文書書き換え謝罪も辞任否定/一問一答
[日刊スポーツ 2018年3月12日16時15分]
麻生太郎財務相は12日、財務省内で森友問題についての行政文書の書き換え問題について報道陣に説明した。自身の辞任の可能性については否定した。主なやりとりは以下の通り。
麻生氏(冒頭) 全省上げて、職員の聴き取り、文書の確認を行い、決済報告書き換えの事実について調査を実施しました。結果、2月下旬から4月にかけて、本省理財局において森友事案について14件の決済文書の書き換えが行われていたことが明らかになっております。決済をした行政文書について、書き換えを行うということは極めてゆゆしきことであって誠に遺憾だ。深くおわびを申し上げる次第です。今後、進行中の捜査にも全面的に協力するとともに二度とこういった事態が起こらないようにするよう財務省として調査を進めてその上で信頼回復に向けて努力して参りたいと考えております。私の方からは以上です。
−本省の財務省職員の関与があったと。その点について
麻生氏 今般の書き換えが行われた決済文書は近畿財務局のものがほとんどだが、財務省理財局からの指示で書き換えが行われた。私どもとしては、理財局の一部の職員により行われたことは事実であると。
−省ぐるみではないか
麻生氏 意味が分かりません。私どもとしては、理財局の一部の職員によって行われたのは事実であって。
−誰がいつどのように、という詳しいところは
麻生氏 (地検の捜査が行われている)今の段階では個人に聞くというのは。地検の捜査が終わった段階でないと進められない。
−先日の会見で(辞任した)佐川(宣寿・前国税庁長官)前局長のさらなる懲戒処分に言及していたが、その財務省の調査が終結してからということか
麻生氏 そういうことです。
−(書き換えが始まったのが)「2月下旬」というと、一連の報道がなされて問題が起きてからか
麻生氏 佐川の答弁と文書の間に齟齬(そご)があるということで、佐川の答弁に合わせて(文書を)書き換えたと。
−野党からは大臣の進退はという声が上がっている
麻生氏 私の進退については考えていません。
−「ゆゆしき事態」と仰った。ご自身の進退も含めて責任を取るほどの事態とは受け止めていないということか
麻生氏 私の進退については考えていません。今申し上げた通り。
−このような事態が起きるというのは財務省が組織として問題があると思うが、どう考えるか
麻生氏 私としては財務省の理財局の一部の職員の不正というのは認めなきゃいかんと思っている。財務省全体としての信頼が、一部のものによって全体の信頼が失われている事態になっているのは甚だ残念だが、私としては財務省全体の組織が(問題ある)とは考えていません。
−一部の方に問題があったと
麻生氏 書き換えがあったというのは事実。決済文書があとで書き換えたというのが問題だ。
−よほどのことがないとやらないと思うが
麻生氏 少なくとも理財局の中において、理財局長の答弁と過去の資料との齟齬が出たということで、国会答弁の齟齬が起きるということで考えてやったということだと思います。
−大臣ご自身が財務相の時に書き換えが行われている
麻生氏 (質問者)もうちょっと分散してくんねぇかな。(1社の)インタビューじゃないから。
−答弁に合わせて書き換えたというのは本来逆じゃないか。答弁に合わせるために事実を書き換えたのか
麻生氏 佐川の2月から3月にかけての答弁に合わせて、書き換えたということだと。
−資料に基づいて答弁すべきではないか。責任はどう考えているのか
麻生氏 佐川が減給の上で辞めるということになった。
−大臣ご自身が財務大臣の時に書き換えが行われた。監督責任は
麻生氏 残念、残念、まことに残念だと思っている。誠に申し訳ないと思っている。
−昭恵夫人についての発言が削除されていた。これはどうしてなのか
麻生氏 少なくともあの文書では、経緯は知らんけど、他に政治家の名前が与野党含めていくつか挙がっているということだが、関係者の名前が全員そろって抜けた。
−首相が、首相夫人が関係していたら辞任するという発言があったからこそ、守るために削除したということではないのか
麻生氏 全然関係ないじゃないですか。文脈からして。
−大臣が書き換えの事実を知ったのはいつか
麻生氏 えっと3月何日だっけ、11日か、11日。
−忖度(そんたく)が働いた
麻生氏 考えていない。
−大蔵接待というのが90年代にあった。組織の問題と考えているか
麻生氏 問題の本質はまったく違うと思いますけど、私としてはこういったようなことが二度と起きないようにしなきゃならんというのは思うが、その時のことと同じようなものとは考えていない。
−どちらが重たいか
麻生氏 どちらが重たい? 今の段階で申し上げる段階にはありません。
−書き換えの指示系統の1番のトップはどなたか
麻生氏 書き換えの1番トップはその時の担当者で、はんこからしてそんな偉いところじゃないと思いますが、最終的な決済として理財局の長だということというのは佐川が理財局の長であったから理財局長ということになると思います。
−佐川さんの判断で書き換えを行ったということか
麻生氏 佐川の判断の前の段階だと思うんですね。捜査が全部終わっているわけじゃありませんから何とも言えませんけどもそういった判断をしているのではないんだと思いますので、いずれにしても書き換えは当時の理財局の一部によって行われたんで最終責任者が理財局の局長である佐川、ということになるんだと思います。
−大臣が昨日お知りになるまで、佐川さんより上への報告、相談というのは無かったのか
麻生氏 そういうものはこの文書に関してはないと思います。
−局長の前の本省の課長が指示したのか
麻生氏 部長とかそのへんのところだと思います。ちょっと正確な記憶ではありませんけど。
−書き換えられた資料を基に国会議員はこの1年間議論してきた。その責任は
麻生氏 あの、行政のあり方として基本的に決済文書を書き換えたというのは甚だゆゆしき問題、私どもはそう思っていますんで、私どもとしてはこういったことが二度と起こらないようにするというところが一番肝心なところだと思います。
−正しい行政文書じゃない文書で国会議論が行われていたと思うが、元の文書じゃない文書で国会で議論されていた。その責任についてどうお考えか
麻生氏 今申し上げた通り。
−この1週間、調査するようにということだったが、なかなか出てこなかった。ようやくこの1週間たって出てきた。この時間、何を調査していたのか。隠蔽(いんぺい)じゃないかと思われかねない。
麻生氏 私どもとしては少なくとも、事務方においてどういう内容について調査したか、事務方に聞いた方がいいと思うが私どもとしては途中報告があったわけではありませんし、事務方に聞かれた方がいい。
−隠蔽(いんぺい)ではないと
麻生氏 当然です。
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