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トランプ再選、安倍3選の為に北朝鮮を攻撃するという言語道断  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo241/msg/284.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 3 月 12 日 03:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

トランプ再選、安倍3選の為に北朝鮮を攻撃するという言語道断
http://kenpo9.com/archives/3399
2018-03-11 天木直人のブログ


 梯子を外された安倍首相の必死の働きかけが奏功したかどうかはわからないが、ここにきて米朝首脳会談の行方について、慎重論、警戒論が目立つようになってきた。

 金正恩の満額回答は、それを行動で示さない限り、空手形に終わる、これまでのように騙される、トランプは、そうはさせない、そういう記事が目立つようになってきた。

 そして、ホワイトハウスの報道官もそう語りはじめた。

 しかし、もしここで米国がゼロ回答を維持すれば、トランプに残された選択は北朝鮮攻撃しかない。

 その事を、ビクター・チャ氏が9日のニューヨーク・タイムズ紙(電子版)に寄稿して警鐘を鳴らしている(3月11日産経)。

 「首脳級の交渉が失敗すれば、他に外交手段はなくなる」と。

 「失敗すれば両国を戦争の瀬戸際に押しやる可能性がある」と。

 ビクター・チャ氏はブッシュ政権下で6カ国協議の次席代表を務めた朝鮮半島問題の専門家だ。

 トランプ政権が一時、駐韓大使の指名を検討していたが、トランプ大統領と意見が異なったため撤回したと報じられた人物だ。

 その人物の言葉は思い。

 絶対に米朝合意は実現させなければいけないのだ。

 その為に南北民族が一体となって米朝合意の主導権を取らなければいけない。

 ところが、トランプ大統領は再選の為に北朝鮮を攻撃するかもしれないというとんでもない記事を書いた記者がいる。

 きょう3月11日の日経新聞の吉野直也政治部次長の「風見鶏」がそれだ。

 彼によれば、トランプ大統領はすべて大統領再選のカレンダーで動く。

 当面は、苦しい情勢にある11月の中間選挙だ。

 北朝鮮に核放棄をさせられれば、これまでの、どの米国大統領も出来なかった快挙だ。

 それだけで中間選挙挙に勝てる。

 だからトランプ大統領は北朝鮮に強く出るのだ。

 そして成果が出なければ、それはそれでいい。

 成果が得られなければ北朝鮮を攻撃すればいいのだ。

 湾岸戦争に踏み切ったブッシュ(父)大統領も、アフガン、イラクを攻撃したブッシュ(子)大統領も、支持率は一時90%まで跳ね上がった。

 もし交渉が中間選挙までにうまく行きそうもなく、中間選挙に負けでもしたら大統領再選が危うくなる。

 そうなれば、ますます北朝鮮攻撃の誘惑に駆らる。

 「歴史的な(米朝首脳の)直接会談は軍事的な緊張となお隣合わせである」

 そう吉野氏はその記事を締めくくっている。

 とんでもない記事だ。

 政治記者だからだといって、そんな政治解説をしている場合ではないのだ。

 政治記者だからこそ、何があってもトランプ大統領に北朝鮮を攻撃させてはいけないと言わなければいけないのだ。

 吉野氏の記事のとんでもないところは、政治カレンダー重視は安倍首相の総裁3選についても同じだ書いているところである。

 すなわち、今年9月の総裁選で3選を手にした勢いで安倍首相は改憲の発議を今年中に行う。

 19年には天皇退位が控えており、20年は東京五輪だ。

 それを終えて21年に総裁と衆院議員の任期満了を迎える。

 これが安倍首相の政治カレンダーであると書いている。

 これは、その政治カレンダーを狂わせないためには安倍首相は何でもやると言っているようなものだ。

 おりから森友疑惑で支持率が下がり、安倍3選が危うくなること必至だ。

 安倍3選のカレンダーを狂わせないために、トランプの北朝鮮攻撃は好都合だと安倍首相が考えているとしたらどうか。

 その為に北朝鮮に圧力をかけて米朝合意を潰そうとしいるとしたらどうか。

 自らの再選や3選のめに戦争さえも利用する。

 あってはならないことだ。

 トランプ大統領には何があっても北朝鮮を攻撃させてはならない。

 トランプ大統領に北朝鮮を攻撃させないためにも、安倍3選は何としてで阻止しなければいけない。

 野党はそこまで踏み込むべきだ。

 そこまで踏み込まないと政局の大義はなく、国民は安倍打倒の本当の意義に気づかない。

 野党もまた正念場である(了)




 

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コメント
 
1. 2018年3月12日 04:18:54 : ymwAybHOPg : ngvoPZ0NFn0[3]
トランプ氏のカレンダー
2018/3/11 日経新聞

 実現すれば歴史上初めてとなる米朝首脳会談が注目されるなか、トランプ米大統領の最初の審判となる11月の中間選挙の予備選が始まった。就任から1年2カ月弱、閣僚や側近が相次いで辞め、後任の辞任観測も絶えない。2016年大統領選へのロシアの干渉を巡る「ロシアゲート」疑惑は深まるばかりだ。

 ワシントンに駐在して16年大統領選を取材していた立場からすると、今の迷走は当時の暴言や妄言の延長線上だ。トランプ支持者も混乱を嫌うなら、支持者になっていないだろう。トランプ氏の支持率があまり変化しないゆえんだ。

 共和党が多数を占める議会の構成が変わると話は違ってくる。共和党は当選困難を理由に下院の現職候補の出馬辞退が目立つ。訴追手続きの主戦場となる下院の過半数割れは大統領の弾劾裁判に道を開く。

 トランプ氏は当然、そうならないための手を打つ。その手を読むために頭に入れておかなければならないのが政治のカレンダーだ。古今東西、政治指導者は自らのカレンダーをつくり、それに従って戦略を練る。

 昨年10月の衆院選で勝利した安倍晋三首相は今年9月の自民党総裁選で3選すれば21年秋に総裁と衆院議員の任期満了を迎える。首相が18年中の改憲の国会発議を目指すのはカレンダーを重視すると理にかなう。

 19年は天皇退位と参院選、20年は東京五輪がある。20年は翌年の任期もちらつき、求心力が低下しかねない。18年中の国会発議は政権に最も勢いがあるのが選挙で勝った直後という理論にも合致している。

 トランプ氏にもあてはまる。本来なら就任1年目に記憶に残る仕事をすべきだった。オバマ前大統領が「核なき世界」を掲げ、ノーベル平和賞を受賞したのが就任1年目の09年だったのは、偶然ではあるまい。

 それでもオバマ氏は翌10年の中間選挙に敗北した。中間選挙は大統領選で勝利した与党に逆バネが働きやすい。就任1年目をほとんど空費したトランプ氏はすでにかなりの重圧と焦りを感じているに違いない。

 トランプ氏の政権運営には一つの特徴がある。何か問題が起きると新たな出来事で塗り替える手法だ。在イスラエル米大使館のテルアビブからエルサレムへの移転や鉄鋼・アルミニウムの輸入制限、そして米朝首脳会談の応諾もその塗り替えの文脈でとらえられる。

 反発や衝撃が大きいほど視線を外し、局面を変えられる。トランプ氏のカレンダーは20年大統領選からの逆算だ。多岐にわたる課題での塗り替えは再選戦略にほかならない。衝撃度という点で塗り替えの最大級に位置するのが軍事行使だ。

 湾岸戦争をしたブッシュ(父)、米同時テロ後にアフガニスタンとイラクでの2つの戦争に踏みきったブッシュ(子)両大統領の支持率は一時90%に達した。トランプ氏が中間選挙で惨敗した場合、過去の軍事行使と支持率の相関関係が頭をよぎる瞬間があっても不思議ではない。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は4月末に韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領、5月までにトランプ氏と会談する意向だ。この四半世紀は北朝鮮にだまされた歴史と重なる。細部を詰めるうちに再び決裂するとの見方は根強い。

 中間選挙と同時期に北朝鮮は核弾頭が搭載可能な大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を終えるとみられている。対話は時間稼ぎとの不安が的中するとトランプ氏は判断ミスの塗り替えを迫られる。歴史的な直接会談は軍事的な緊張となお隣り合わせである。

(政治部次長 吉野直也)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO27919350Z00C18A3EA3000/


2. 2018年3月12日 07:42:02 : LOEKu71XHo : ktVazWeiR@o[1]
ハードルは、天木氏の思いどおりに
野党が動く時に、ァヘに関する部分を

国民に対して ”ァヘはやりかねない、
これは妄想ではない” と、説明出来る

裏付けが必要な事だ。


3. 乳良〜くTIMES[646] k_uXx4Fggq1USU1FUw 2018年3月12日 07:56:31 : 6CXBOAJSvE : fevQsRlh3b4[3]
改憲へ「前のめり」になる事によって、安倍支持率が下がると良いのだけれど。

4. 2018年3月12日 08:08:56 : kjF4MI74Pg : XaN60jcnHqA[1]
ヲイ、ニューヨークタイムズと3Kというフェイク二点セットか。

天木のボケは深刻だな。


5. あおしろとらの友[1139] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2018年3月12日 09:23:55 : yUHfTCOiaQ : _ByqUXNGQ2A[1]
再選の為もなにもない、ICBMが米本土に飛んで来る危険を放置したら、なにが”アメリカ・ファースト”だ、と言う事になる。貿易輸入規制とおなじ理屈でトランプが動く可能性はおおいにある。それに金正恩の南北融和戦略にまんまと乗せられるアメリカでもあるまい。

6. 2018年3月12日 10:07:04 : 1A9AmifRlI : Pl3zukh3t0s[88]
>トランプ再選、安倍3選の為に北朝鮮を攻撃するという言語道断

そりゃ、逆だろ。
安部なんか、喜んで半島に金を出すのではないか?
長年見ていると、そのために仕事しているように思えるよ。


7. 2018年3月12日 10:58:27 : qkcqIoYWMk : E_7X2H4LPho[40]
反トランプの寄生勢力はフェイクを流せば流すほど足がつく。

8. 2018年3月12日 11:27:03 : hzN1677tCg : XizvOUzkkSU[149]
トランプは根っからの商人だよ。
戦争になんか興味はないと思うよ。
それよりトランプは「対日赤字は許せない」とか言って、また日本に、高額な武器を、より多く買わせる算段を始めたようだ。

その為に「北朝鮮にもっと圧力だ〜!北を攻撃するぞ〜!戦争だ〜!日本はもっと武器を買え〜,さもないと安倍は政界から下ろすぞ〜〜〜〜〜!」と手を変え品を変えて安倍脅し、日本脅しに余念がない。
がけっぷちの安倍はアメリカからもっと武器を買って政権維持にアメリカのヘルプを得られるかもと期待してもっともっともっともっと武器を買いあさることになるかもよ。
「国民が餓死しようが、国が疲弊しようがそんな事、俺の知った事かっ!政権延命政権延命」とばかりに。


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