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暴政なのに集団催眠 安倍内閣の支持率が下がらない謎解き
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/224140
2018年2月28日 日刊ゲンダイ 文字起こし ※タイトルは紙面による
目玉政策「働き方改革」のデタラメは明らか/(C)日刊ゲンダイ
なぜ、この数字になるのか。政治に関心がある国民ほど、調査結果に仰天したに違いない。わずかではあるが、安倍内閣の支持率が上昇しているのだ。
毎日新聞の調査では、安倍内閣の「支持率」は1ポイント増の45%、「不支持率」は6ポイント減の32%だった。
もちろん、消極的な支持も多いのだろうが、それにしたって、ここまで安倍内閣の目玉政策「働き方改革」のデタラメが明らかになっているのに、支持率が上昇するのは常識ではあり得ないことだ。
なにしろ「裁量労働制」に関する厚労省の調査データはデタラメの極みである。問題になっている「2013年度労働時間等総合実態調査」は、異常値が365件もあるというのだからヒドすぎる。「裁量労働者」の1日の労働時間を2時間以下と記載する一方、「一般労働者」の1日の残業時間を45時間とする異常値が3件もあった。
誰がどう見たって、「裁量労働制の方が労働時間が短い」という結論を導くために、データを捏造したのは明らかだろう。事実、安倍首相は捏造が発覚するまで「平均的な方で比べれば、一般労働者より短いデータもある」と強弁していた。
ここまで安倍内閣のイカサマが明るみに出たのに、どうして「支持する」が増え、「不支持」が減るのか。信じられない。
実は、安倍周辺も支持率の急落を覚悟していたという。安倍政権が進める「裁量労働制の拡大」は、すべての労働者に長時間労働を強いる、過労死の元凶だからだ。しかも、データの捏造まで発覚してしまった。ところが、予想外に支持率がアップし、安倍周辺は小躍りしているという。
「支持率が急落しなかった安倍官邸はホッとし、一気に強気になっています。野党から“労働実態の再調査”を求められても突っぱねています」(官邸事情通)
支持率がアップした安倍は野党を小バカにするように、国会でもニタニタと薄ら笑いを浮かべている。さすがに、希望の党の玉木雄一郎代表は「笑う話ですか。過労死で人が死んでいる話なんですよ」と声を荒らげている。予想外の支持率アップが、安倍を勢いづかせている格好だ。
相場操縦(C)日刊ゲンダイ
「景気が良くなった」という幻想 |
それにしても、イカサマ内閣の支持率が下がらないのは摩訶不思議だ。
理解不能なのは、「裁量労働制の拡大」には反対57%、賛成18%と、有権者は“ノー”を突きつけているのに、それでも「内閣支持率」はアップしていることだ。政策に反対しているのに、安倍内閣を支持しているのだから支離滅裂である。
有権者が安倍内閣を支持している理由は、恐らく2つだろう。
ひとつは「他にいないから」、もうひとつは「とりあえず景気がいいから」に違いない。実際、毎日新聞の調査でも、安倍内閣を支持する理由は「ほかに良い人や政党がない」43%、「政策に期待できる」22%が、1位、2位だった。
しかし、「景気がいいから」と支持するのは、ほとんど詐欺師に騙されているマヌケな被害者と同じだ。
たしかに株価は上昇し、失業率も減っているが、アベノミクスの成果とは関係ないからだ。
「大手メディアまでアベノミクスを称賛するので、国民もアベノミクスによって好景気になったと思い込んでいるようですが、まったくの錯覚です。たとえば、日本のGDPは安倍政権発足後、平均1・5%しか成長していない。民主党政権時代の1・8%を下回っているのです。労働者の実質賃金もマイナスです。たしかに株価は上昇していますが、日銀やGPIF、郵貯マネーなどの“公的機関”が買い支えているからです。“官製相場”に過ぎない。いまや日銀とGPIFが、東証1部上場企業の約半数の大株主という異常事態になっています」(政治評論家・本澤二郎氏)
失業率の低下にしたって、団塊の世代がリタイアし、労働力人口が急激に減ったからだ。それに安倍は「有効求人倍率が全都道府県で1倍を超えた」と威張っているが、求人が多いのは低賃金重労働が多く、希望者が多いホワイトカラーは、1倍に程遠い。
そもそも、国民は自分の暮らしを考えれば、本当に好景気なのかどうか分かるはずだ。
「裁量労働制」が拡大されたら、労働者は長時間労働を強いられ、体を壊し、心を病み、過労死と自殺者が続出するのは間違いない。それが分かっているのに、安倍は国会でニタニタと笑っている。それでも、国民は安倍内閣を支持するのか。
ヒトラーの手口とこれもソックリ |
いい加減、国民は目を覚ました方がいい。いったい、いつまで詐欺師に騙されているつもりなのか。
アベノミクスによって、ウハウハの生活を送っているならまだしも、ほとんどの国民はアベノミクスの恩恵を受けていないはずである。
なのに「景気がいいから」と勝手に錯覚し、安倍内閣に高い支持率を与え、秋の総裁選で3選を許し、あと3年も総理をやらせたら、この国は本当に戦前のようになってしまう。
あのヒトラーも、まず国民に「景気を良くする」と訴えて支持を広げ、独裁者となっていった。ちょうど世界恐慌に襲われていたドイツは、国内に失業者があふれている頃だった。ヒトラーは失業対策を最重要課題と考え、後先を考えずに公共事業を乱発した。実際には前政権の政策を拡大しただけだったが、自分ひとりの手柄にしている。有名なアウトバーンも、ヒトラーが考えたものではなかった。
「あとは野となれ山となれ」と、公共事業をバラまいている安倍のやり方は、ヒトラーと同じだ。
不気味なのは、支持層まで似ていることだ。
ヒトラーを支持したのは、失業者ではなく「次は自分が失業するのではないか」と失業不安に怯える無党派だったという。
いま、日本の20代、30代の若い男性が安倍内閣を支持している構図とソックリである。
政治評論家の山口朝雄氏が言う。
「長く不景気が続いたためか、自信を失った日本の有権者は深くモノを考えなくなってしまったのではないか。安倍首相が『アベノミクス、この道しかない』と自信満々に口にすると、集団催眠にかかったように信じてしまう。『他に人がいないから』という理由で安倍内閣を支持している有権者も、そう信じ込まされているだけではないか。大マスコミが『ポスト安倍不在』と解説するのをうのみにしているのでしょうが、ちょっと見渡せば、安倍首相程度の人材は政界にゴロゴロいますよ。忘れてならないことは、安倍首相が本当にやりたいことは景気回復ではなく改憲だということです。アベノミクスは国民の支持を集めるための手段に過ぎない。“景気がいいから”と支持していたら、それこそ戦前のドイツのようになりかねませんよ」
なにをやっても支持率が下落しない安倍は、いま頃「やっぱり国民はバカだ」とほくそ笑んでいるに違いない。有権者はもう一度、よく考えた方がいい。
日刊ゲンダイ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年2月28日
【 “イカサマ” 内閣の支持率が下がらない摩訶不思議】
『詐欺師に騙され続ける有権者』
「だからこの男のニタニタは止まらないのだ」
「アベノミクスの成果とやらもインチキGDPと相場操縦禁じ手緩和という幻なのに、その悪夢から覚めない国民とその裏で着々進行の改憲地ならし…」 pic.twitter.com/YyF2ggmto9
日本のジャーナリストよ、目覚めよ。今日の籠池夫妻の出所を、なぜ織り上げない?あなたたちは死んでしまったのか?
— hirohiko (@hirohikoshibat1) 2018年2月28日
支持率自体が、捏造イカサマじゃないかと。
— ちー (@chi_taro_chan) 2018年2月28日
私もこれだけは #安倍晋三 と同じ考え。間違いなく「国民は馬鹿だ」。金と命を搾取してる詐欺師を支持してたり、無関心でいられる人間を馬鹿としか表現できない。#安倍が国難
— Warningman2010 (@Warningman2010) 2018年2月28日
暴政なのに集団催眠 安倍内閣の支持率が下がらない謎解き https://t.co/yKMJBkL5pm #日刊ゲンダイDIGITAL
暴政なのに集団催眠 安倍内閣の支持率が下がらない謎解き https://t.co/h71Kjxr6jp #日刊ゲンダイDIGITAL あれこれ考えるだけ無駄。理由は捏造しかない。証拠も尻尾も露見してバレバレなのに、わざわざこうして理由をこじつけて国民を煙に巻く。政治もマスコミも実に悪質だ。
— 重々帝網 (@Omavirahumkham) 2018年2月28日
イカサマ%煌tの支持率が下がらない摩訶不思議 詐欺師に騙され続ける有権者 だから、この男のニタニタは止まらないのだ アベノミクスの成果とやらもインチキGDPと相場操縦禁じ手緩和という幻なのに、その悪夢から目覚めない国民とその裏で着々進行の改憲地ならしのおぞましさ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/Ea0zZJruCB
— KK (@Trapelus) 2018年2月28日
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