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習近平一強を批判する前に安倍一強を批判するのが先だろう  天木直人 
http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/537.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 2 月 27 日 09:10:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

習近平一強を批判する前に安倍一強を批判するのが先だろう
http://kenpo9.com/archives/3322
2018-02-27 天木直人のブログ


 きょう2月27日の地方紙(下野新聞)の社説の見出しを見て、てっきり安倍政権を批判する社説かと思った。

 その見出しは、「1強長期化へ、強権で安定は得られない」というものだ。

 ところが、注意して読むと、習1強体制批判である。

 つまり、3月の全国人民代表大会で憲法改正をし、二期10年の任期をさらに延長しようとしている習近平国家主席を批判しているのだ。

 地方紙の社説ということは、おそらく共同通信の社説だろう。

 そして、このような社説は、共同通信や地方紙に留まらない。

 読売、産経はもとより、朝日、毎日、東京までも、大手紙までこぞって社説で中国批判をしている。

 いわく、習近平の危うい強権志向だ、歯止めなき独裁が心配だ、と。

 世論を中国嫌い、中国敵視、一色に導き、その導いた世論に迎合するかのように、中国を叩く。

 見事なマッチポンプだ。

 いいだろう。

 習近平の中国は軍事覇権主義を強め、世論を弾圧する非民主的な国だ。

 警戒し、批判するに値する国だ。

 しかし、日本のメディアが真っ先に批判すべきは習近平の中国ではないはずだ。

 今我々が毎日のように目にしている安倍1強支配の驕りであり、その反国民的な危険性である。

 安倍1強支配を批判することなく、習近平の中国をここまで口をそろえて批判する。

 もはやメディアは、どれもこれも、国民から背を向けて時の権力に迎合する、ただの営業紙になってしまったごとくである(了)



(社説)中国改憲案 習氏の危うい強権志向
https://www.asahi.com/articles/DA3S13377932.html?ref=opinion
2018年2月27日05時00分 朝日新聞

 独裁政治は、暴走を始めればブレーキが利かない。中国では建国の英雄・毛沢東時代に「大躍進」「文化大革命」の悲劇が起き、甚大な犠牲をだした。

 その教訓から、80年代以降の中国は様々に模索してきた。1人に突出した権限を与えない。そのための集団指導体制が過ちの再来を防ぐ工夫だった。

 ところが習近平(シーチンピン)国家主席は、それを壊そうとしている。かねて進めてきた権力集中をさらに加速させ、今度は憲法の改正案を出す。3月の全国人民代表大会で決まる。

 これまで正副国家主席の任期は連続で2期10年まで、とされていたが、この改正で撤廃される。習氏の長期政権に道が開かれ、個人の独裁色をいっそう深める懸念が強まっている。

 毛沢東と肩を並べるような権威が生まれ、国内の政治や言論が多様さを失っていく。そんな大国の先行きは危うい。中国のみならず、周辺国や世界にとっても大きな懸念である。

 これまでの集団指導体制と併せ、指導者は後継の候補を早く決めるのが慣例だった。だが、習体制下では今も後継が誰かは見えないままだ。

 習氏はすでに現指導部内で別格の「核心」に位置づけられ、共産党規約に名前を冠した「思想」が明記された。習氏に近い多くの部下が中央・地方の主要ポストに就いている。

 これでは政権内で異論は封じられていくだろう。だが習氏は逆に、党内の多元化が、6年前の薄熙来事件のように分裂と腐敗の危機を招きかねないとし、集権化を進めているようだ。

 抑圧は市民社会に及び、多くの学者、弁護士、市民活動家が沈黙を強いられている。人権軽視は前政権の比ではない。

 欧米の国々では残念ながら、政治の機能不全などの問題が指摘されて久しい。民主的に選ばれた指導者が混乱を招いているという現実は、今の米国が顕著な例だ。そのため中国メディアでは、中国式の統治を自賛する見方があふれている。

 だが個々の指導者の資質に問題はあっても、自由と民主主義の価値が揺らいでいるわけではない。中国は、そもそも一党独裁だ。そのうえさらに指導者個人が長い強権体制を続ければ、政策の硬直化や腐敗のおそれが強まるのは明らかだ。

 個人独裁への傾斜は、長期的な平和と繁栄をもたらさない。中国の指導層は謙抑的な統治を心がけ、市民一人ひとりの発言と投票の権利を広げ、ゆっくりと合意形成を図る。そんな政治こそ、めざすべきである。
















 

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コメント
 
1. あおしろとらの友[1045] gqCCqIK1guuCxoLngsyXRg 2018年2月27日 09:46:45 : tUNj5FCxuI : 6yLHr7Rm3WM[6]
遠回しの”安倍一強批判”ともとれないでもない。習一強が危ういなら我が国はどうなんだと言う事になる。もう少し多面的な読みを天木さんには求めたい。

2. 2018年2月27日 09:56:31 : 23qQ3KYkzQ : w2t9q6RFl7s[3]
何が多面的だよ
習近平やプーチン叩いたあとで即でんでんマンセーしてるだろうがwwww
オマエモナーと言っているカスゴミ見たことない
まカスゴミ自体がオマエモナーなんだがwwww

3. 2018年2月27日 11:11:46 : BrgnFtS2Pg : C2SRlbv1q6c[4]

専門家以外は新聞を購読するのを止めるのが良い。

ネットに上がる内容程度で十分な人が多い筈だ。毎週の廃棄も大変ではないか。

特に世論調査は胡散臭くてどうしようもない。TVは新聞の系列として世論調査の結

果を助長するように番組内容を組んでいる。

そして分かった風な口を聞く素人評論家の話で幾度か溜飲を下げるうちにいつのまに

か洗脳されていく。これが投票行動に影響を及ぼす。但し、野党が統一名簿を作れば

拮抗する結果になる。

与党の戦略は野党を崩すこと、メディアを差配する事、この二つで十分になる。



4. 2018年2月27日 12:25:00 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-3324]
終身制か任期制かを巡って天皇と国家主席が争って敗れた国のレジームが滅ぶ。そんな極右の思想に対して多くの国民の意思を無視してメディアが完全服従。財閥と頭の悪い奇兵隊がクーデターを起こしたことが最終的にひとつの時代を終わらせた。後世の歴史家にそう言われる時が来るのかもしれない。

5. 2018年2月27日 13:11:22 : OiilP5XETg : hoNNBlnS67U[3]
自民党の憲法改正草案、そこには中国のような国にしたいと書いてある。

6. 2018年2月27日 16:27:46 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[2734]
  そもそも国家体制が違うのだから比較になる筈も無いのである。
  いわば中国は共産主義であるが日本は資本主義であり、共産主義とはシステムが違うことをむしろ日本政府は自賛し、日本政府に絶対的に信任を入れている国民層も共産主義を徹底嫌悪しているのだから、今更の批判は意味が無い。
  日本製品が戦後米国の家電を改良し大量生産大量輸出で一世を風靡した故に、米に次ぐ世界第二位の経済大国となったように、共産主義ではあるが中国も大量生産大量輸出で稼いだのであり、今も世界が中国製品で溢れているところから見ても、いずれ日本を凌ぐ経済力を持つことは分かり切っている。
  問題は、そうして稼いだ国富をどう使うかという経済大国のその後であるところ、中国は国内で私利私欲を得ようとする勢力の一掃を企図している模様であり、13億人の民を擁する国が、国の隅から隅まで、国富の収奪や私物化を一掃し真の共産主義を実現出来るかどうかは未知である。
  国内で私腹を肥やす幹部が多くいれば北京あたりは福祉が行き届いても、中国大陸の隅まで再分配を完成させるのは困難であろうから、今が国富の再分配を如何に成功させるかの過渡期でもあろう。地続き故に他国に跨るインフラ整備も企図しており、それが資本主義国には脅威であり、中国が資本主義国の覇権の軌跡をなぞっているように捉えているのであろう。
  いわゆる経済大国化に伴って発生する官僚腐敗の一掃にはある意味独裁が効を奏し、一人の主導者の下での統制が、国富の私物化を排除するため一元管理する要因ともなるのではないか。
  例えばリビアのカダフィが緑の書を著し、石油輸出による富の還元策として、国民全てに家を無償で提供する施策を取っていたようだが、残念ながら資本主義国に勃興した多国籍軍事ビジネスに独裁者だとして目を付けられ、空爆で破壊されたのは記憶に新しい。
  資本主義国は社会主義や共産主義を目の敵とし体制転換を目論むものであり、そうした際の口実は、独裁主義への批判であろう。
  だが、独裁と言っても、城の塔の上から民衆を見て餓えていないかと心配する王室も有れば、贅を尽くした王宮で私利私欲に興じていた王室もあるように、その体質は様々であろう。
  資本主義国とて同様であり、議会制民主主義を嫌悪し、政権与党の数の力を誇示して血税や公金を事務方と共に貪り、特定の財界や内外ロビーと組んで国富の再配分としての政権交代の実現を阻み、結局は、与党と官僚、大企業トップが料理屋で酒を酌み交わしつつ公金の収奪を目論むような腐った資本主義国も有る。
  一方で国富の再配分を政権交代で担おうとする資本主義国もあり、財界の利益に資する政党と労働者層への再配分として福祉に手厚い政策を採る政党とが、ほぼ10年毎に交代で政権を担い、血税の財布を預かる事務方とは一線を画しつつ、議会による真っ当な論戦で国益の使途の優先順位を納税者自身が決定出来る、賢明な資本主義国もあろう。
  要は、より良い政策を実現することにトップが尽力すべきは、体制の違いがあれど同じであり、国民を奈落の底に落とすかどうかは体制の違いには左右されないということであろう。体制の違う他国への批判より、自国にも有る弊害の検証と解決に没頭するのが、当該国の為政者のあるべき姿である。

7. 2018年2月27日 17:26:48 : HdXqcKPBqs : qXHBpG3096E[2]
中国は共産主義ではないよ。支配政党政党が共産党を名乗っているだけだよ。

8. 2018年2月27日 21:50:35 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[2735]
  確かに7さんの言うように、純粋な共産主義という体制はもはや中国は採っていないが、国民代表議会制民主主義でも無いところで、資本主義とは厳密に区別せざるを得ないだろう。
  中国も財産の私有制を否定はしておらず、全ての財産を平等に共有する観念からは外れている点で、西側にもあるような、社会主義的資本主義と言えるのかも知れない。
  ならば尚更のこと、資本主義的側面も持つ国家運営で13億もの民をどのようにして束ねて行くのか、周主席の手腕に注目こそすれ、地球環境の大規模な変化を迎えている今この時には、運営体制への批判は意味が無いだろう。
  良い部分は学び、良く無い部分は反面教師とするのは日本を見た近隣諸国がやっていることであり、日本も成熟し学ばれる時代となっているのだから、大きく変化し成長している近隣諸国に対して、いつまでも植民地化した時代と同様の立ち位置や思考回路で臨むのは、傲岸不遜が前面に出て損なことである。
  

9. 2018年2月28日 17:45:16 : 8q3qeXT2cg : LR5ucA3lcb8[-2839]

>習近平一強を批判する前に安倍一強を批判するのが先だろう  天木直人 

天木氏は、メディアが捏造支持率を垂れ流し、アベ一強を演出し、支え、
不正選挙の共謀者として民主主義を破壊し続けているという事実を批判すべきだろう。

>偽りの世論調査<本澤二郎の「日本の風景」(2605)<NHK・共同・朝日は中止せよ!> <実施するなら総面接方式>http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52174598.html

>不正選挙実施のためのメディア対策
http://blogs.yahoo.co.jp/y2001317/46577694.html
1、メディアや電通などをアメ・ムチ・恐怖で支配して共謀者とし、言論統制を実施する。不都合な真実を報道するものは抹殺する(NHK長谷川浩報道主幹、報ステ宮路真樹ディレクターなど)
2、御用メディアから不正で勝たせようとする政党の支持率が高いとデマ報道を垂れ流す
3、御用メディアを使い、選挙における争点を意図的にずらす
(原発よりも景気!TPPはウソだけど反対!など)・・・・・・以下略

>何度も言うが、元凶は不正選挙だ (self.tikagenron)
https://www.reddit.com/r/tikagenron/comments/6exmxv/%E4%BD%95%E5%BA%A6%E3%82%82%E8%A8%80%E3%81%86%E3%81%8C%E5%85%83%E5%87%B6%E3%81%AF%E4%B8%8D%E6%AD%A3%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%A0/
現在の政治状況で有効なカードは「不正選挙の追及」「国際的な選挙監視団の招聘」以外にない。もちろん自民党は汚物だし、野田は豚だが、安倍に文句を言うヤツも、野田や「民進党の心ある議員」にアドバイスをするヤツも、不正選挙の追及を柱に立てないのなら、共謀罪の成立や現支配体制の補強に寄与しているのと変わらない。プロレスでヒールに野次を飛ばそうがベビーフェイスの戦い方に文句をつけようが、筋書きを変化させることなどできはしないだろう。



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