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佐川、辞めろ! 国家主義と新自由主義と私物主義の融合
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2018年02月25日 世相を斬る あいば達也
以下の佐川国税長官の「逃亡劇」は我が国の史上初めての笑い話人事と歴史に名を残すのは確実なのだろう。確定申告の時期云々などは関係ない。国税なのだから、何時いかなる時も、個人や企業に査察に入り、納税の成否を判断する業務に携わっているのだから、逃亡生活を続けている国税庁長官など、さっさと辞めて貰いたいわけで、国税職員は時限ストでも決行すべきだ。
この人事が「適材適所」などと、舌足らずに澱みながら答える首相、口をひん曲げ、薄ら笑いで答える財務相、この人たちの心は、どこまで腐っているのか、想像を絶する。このような人々に、倫理や道徳など説教しても意味はないが、悪口くらいは言わずにはいられない。この政権の特徴は、おそらく、自分達の権力強化のためなら、何でもしてしまおう、と云う固い決意が見受けられる。人事局の創設が象徴的だが、それ以外にも多くのことが人事を通じて見えてくる。
最高裁判事、日銀総裁、各行政官庁幹部などの人事を一手に握ったのだから、それは鬼に金棒を持たせたようなものだろう。この金棒を持った鬼が、知的で、節操を持ち、権力者の矜持の精神を持つ人間であれば、独裁国家にも、一定のメリットがあるわけだが、いま現在は、真逆の人格者が鬼になっているのだから、空恐ろしい話である。
おそらく、安倍官邸に集う人々は、それぞれの思惑で、安倍官邸に協力し、自己実現に精を出しているのだろう。此処の政策をみていると、安倍政権に、確固たるグランドデザインがあったとは思えないが、国家主義者と新自由主義者と権力私物主義者、そして忖度主義者が偶然集合することで、トンデモナイ政権が出来がったと言えるのだろう。
いや、逆に考えてみると、安倍友のような連中の核に、思惑絡みの新自由主義者が蛆虫のように湧いてきて、自分の権力がことのほか以上に機能し始めたことに気を良くして、女房共々私物化意識が強かった安倍夫婦が、調子に乗ってお友達のおねだりに興じた結果が、いまの森友加計問題なのだろう。これに山口強姦魔問題やスパやリニアの問題も含まれるのだが、グチャグチャと問題が噴出している。これらの問題は、多くのメディアやSNSで充分追求されているが、根気強い追求の精神を応援支持する。
個人的に筆者が最も危惧することは、偶然の産物と思えるが、国家主義と新自由主義が融合するかたちで国家をデザインされてしまうと、ファシズムの方向性が明確に見えてくることだ。現時点でも、マスメディアの報道姿勢、特にNHK始めとするテレビのニュースバライティー番組の報道は、あきらかにファシズムを助長してており、茶の間にまで押しよせてる勢いになりつつあるようだ。「働き方改革」で国民を働く家畜にするなど、目的を“綺麗ごと化”して、細則や各省命令で“汚いことの隠す化”が実行され、国民はのっぴきならない状況に追い込まれかねない。
このような国家体制を構築されてしまうと、仮に、国民が寝ぼけ眼をこするながら投票所に向かい、政権交代を実現したとしても、警察や検察権力が、前政権の勢力内に居るため、田中角栄や、鳩山・小沢一郎のような形で権力の形骸化を画され、再び下野する政治体制になってしまうことも予想される。つまり、最終的に国家主義は、国民が主権者と云う建前が完全に崩壊して、官僚、警察、検察、裁判所が権力を握る国家に変貌する。無論、国民に選ばれた政治家に権力は存在しなくなる。
そのような国家主義的国家であるにも関わらず、国民各人には新自由主義を適用し、自助と共助を強く求め、公助の範囲を徹底的にせばめる政策を取るのは目に見えている。そのような国家では、田沼意次的世相が蔓延し、腐敗だらけになる。政治が腐敗し、国民生活も腐敗する。本来であれば、事ここに至っては「革命蜂起」といきたいところだが、その頃には、“反対”のハの字も言う元気は国民から消えているのではないだろうか。そうならない為に、国民はできるだけ早く安倍という首相を官邸から追い出すしかなさそうだ。
≪ ついに国会でも問題に 佐川国税庁長官の怪しい“逃亡生活”
ついに国会でも問題に 佐川国税庁長官の怪しい“逃亡生活”(日刊ゲンダイ)
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