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2018/02/18 05:32
<河野太郎外相は17日、北朝鮮への対応について「核とミサイルを放棄し、対話のテーブルに着けということを伝える、あるいはそれに対する北朝鮮の反応を聞くという意味で接触は大事だ」と述べた。
訪問先の独ミュンヘンで記者団が、北朝鮮との正式交渉に入る前に何を議題にするかなどを話し合う「予備的協議」に関する見解をただしたのに答えた。
一方で河野氏は「北朝鮮に対していま圧力をかけるのが大事なことだ。いま対話をすることで得るものはないというのが日米韓共通の認識だということでは変わりない」とも強調した>(以上「時事通信」より引用)
今から76年前、日本は米国が主導するABCD包囲網による経済封鎖により開戦を決意した。石油や鉄鉱石などの「禁輸措置」を取られては日本は半年石油の備蓄が底をつき、で空母や飛行機が動けなくなるだけでなく、国民生活も立ち行かなくなる。
それで戦艦などが海に浮かぶスクラップになる前に東南アジアの石油を確保すべく欧米諸国との開戦にやむなく決断した。北朝鮮に最大限の圧力をかけて北朝鮮が暴発しないという保障があるのだろうか。
日本政府に北朝鮮と対話のチャンネルが確保されているのか疑わしい。なによりも安倍自公政権五年間で拉致問題で進展した痕跡刷らないではないか。安倍内閣発足当時、安倍氏は自分が政権にある間に拉致問題は解決する、と大見得を切ったが一向に進展しないのは対話のチャンネルがないからではないか。
河野外相は北朝鮮の「対話」の条件が「核とミサイルの放棄」が条件だと主張しているようだが、「核とミサイルの放棄」は最終目標であって、対話に入る条件ではない。しかも日本政府に北朝鮮の「核とミサイル放棄」を履行させる具体的な実行力はない。
北朝鮮に「核とミサイルの放棄」を履行させるには中国とロシアの協力が不可欠だ。なぜなら北朝鮮の核とミサイルを育てたのは彼らで、それを黙認してきたのは米国だからだ。彼らは戦勝国クラブの主要メンバーで、ことに米国とロシアは世界中で戦争を絶やさないように紛争の種をばら撒いて来た。
極東の紛争の種は北朝鮮の金独裁政権で、それを陰日向で支援してきたのは中国とロシアと日本の「総連」だ。ただ日本の「総連」による北朝鮮への支援は非合法のため、日本政府が対話のチャンネルとして表向き使うことは出来ない。しかし裏で使うのは可能のはずだ。
安倍氏に懐の深い外交を展開するだけの度量があるとは思えない。河野外相に於いてもそうだ。彼らは政権の座に就くまで外交の何たるかを学んで来なかった。安倍氏は閣僚として外務大臣を一期でもやった経験があるだろうか。
河野氏も今回が初入閣で欣喜雀躍の余り外務大臣専用機が欲しいとノタマウ間抜けぶりを示している。世界の先進主要国が脱原発へと舵を切っている中、即時原発停止を叫んでいた河野氏は閣僚になると長年の持論を即座に一蹴した。これほど愚かな人物を見たことがない。
核とミサイルは日本が関与できる問題ではない。ただ朝鮮半島で有事が勃発すれば否応なく紛争に巻き込まれるのは確かで、そうした事態は何が何でも回避しなければならない。無辜の人たちが権力者の気紛れで虐殺されるのはもう沢山だ。
人類はいつまで意味のない殺し合いを続けるつもりだろうか。殺さなくても、いつかは寿命が来て、すべての人は死ぬのに、なぜわざわざ寿命を縮めなければならないのだろうか。それもこれもジコチューの欲望を満たすためだ。
宗教は人類にとって無意味だったのだろうか。すべての宗教は「知足」を説いている。しかし宗教者当人に「知足」の観念が全くない。宗教の建物がいかに壮大で、信者から搾り取り他宗教から奪い取った産物であるかを示しているだろう。
各宗教の開祖は壮大な御殿で暮らしたか。人を殺戮せよと指導し、戦争の先頭に立ったか。敬虔なキリスト教徒や宗教心の厚いイスラム教徒が殺戮しあうのは開祖の目指した教義なのか。現性欲に憑りつかれた宗教者たちは宗教家を騙る詐欺師だ。
国民を戦争へと導くすべての政治家や権力者も、現性欲に憑りつかれた詐欺師だ。そした、その詐欺師を育てているのは私たち有権者だという冷徹な現実を私たちは知らなければならない。朝鮮半島の戦争を回避する力は私たち国民の手に中にある。
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