http://www.asyura2.com/18/senkyo240/msg/150.html
Tweet |
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造!
http://lite-ra.com/2018/02/post-3807.html
2018.02.17 横田一「ニッポン抑圧と腐敗の現場」31 産経が菅官房長官発言を捏造 リテラ
2月8日午前の会見であざ笑うように書類を片付け始める菅官房長官(政府インターネットテレビより)
“官邸御用新聞”のような産経新聞がまたしてもフェイクニュース騒動を巻き起こしている。それが「菅官房長官 名護市長選を疑問視する東京新聞記者に反論」と銘打った8日17時44分のネット配信記事だ。これは同日、東京新聞の望月衣塑子記者が名護市長選関連の質問を菅偉義官房長官の会見で行ったが、それに対する菅発言に後から文言を加える捏造を行い、菅氏を援護したのだ。
産経が取上げたのは、8日の官房長官会見の最後の一問一答で、自公推薦の渡具知武豊氏が現職の稲嶺進氏をおさえ初当選した名護市長選に関するものだった。司会者から「この後の日程がありますので次、最後でお願いします」「質問は要点を明確にし簡潔に」と釘を刺された望月氏だったが、ひるまず詳細な背景説明を断行。まず共同通信などの世論調査結果(新基地反対が66%)を引用し、続いて4年前の沖縄県知事選や過去2回(2010年と2014年)の名護市長選で示された新基地反対の民意が省みられずに工事が進んだことも指摘し、あきらめムードから渡具知氏に投票した声が多数報道されたとも紹介した。
望月氏といえば、それまで予定調和の質疑応答ばかりだった官房長官会見に単身で乗り込み、他の記者がけっして訊こうとしない厳しい質問を突きつけて、納得しない回答には粘り強く再質問、菅官房長官を苛立たせてきた記者だ。その姿勢は国民の疑問を代弁し追及する真っ当なものだが、しかし菅氏は今回、長めの質問を聞きながら含み笑いを浮かべつつ書類の整理を始め、会見終了を促すかのような仕草もした。それに対し望月氏は「笑うところではないと思います!」と一喝し政府の見解を次のように問い質したのだ。
「県民に寄り添った、市民の思いにこれまで寄り添った判断というのが行われていなかったのではないかと、やはり選挙の結果を見ても感じられます。この点について、政府としてのご見解を再度お聞かせ下さい」
これに対し、菅氏はこう答えた。
「選挙は結果がすべてであります。そして相手候補(稲嶺氏)は必死に埋め立て阻止を訴えたんじゃないでしょうか。住民の皆様が選ぶのが、民主主義の原点がこの選挙であります。以上です」
■菅官房長官が会見で口にしていない文言が加筆された!
だが驚いたことに産経記事は、この会見で菅氏が会見で口にしていない「原則」や「世論調査」などの文言を加えていたのだ。それは以下のくだりだ。
〈(望月氏の質問内容を紹介した直後に)菅氏は「選挙の結果に基づいて、それぞれの首長が政策を進めるのが民主主義の原則であり、原点だ。世論調査のほうが民意を反映しているというのはおかしい。世論調査が優先されることはない」と強調した〉
菅官房長官会見の模様は内閣府のホームページで動画再生が可能だが、菅氏は決してこんな詳しい説明はしていない。
産経が菅氏を忖度し勝手に加えたのか、菅氏が産経に説明付記の要請をしたのか、それとも産経の提案を菅氏が快諾したのか、あるいは両者の意見交換中に捏造発言作成で意気投合したのかは不明だが、しかし通常、菅氏の了解抜きに会見で発言していない「原則」や「世論調査」の文言を新聞社が加えることはありえないだろう。そう考えると望月氏の質問への反論の説得力を増すために、両者の思惑が一致して産み落とした合作捏造記事とも思えるものだ。
この説明コメント加筆の思惑は、「名護市長選で市民(有権者)が基地を容認した」という架空の民意を無理やり作り上げようとするものだろう。そのためには、望月氏への反論によって「世論調査結果(基地反対66%)は名護市民の民意ではない」と強調する必要があった。その上で「新基地建設(埋め立て)反対を訴えた稲嶺氏が落選をしたのだから、選挙結果は基地容認の民意。それを優先すべき」と主張、自分たちに都合がいい結論に導くという手法である。
しかし前回の本連載でも指摘したが、今回の名護市長選の経過や渡具知氏の勝因を検証すれば「基地容認の民意」が架空の代物であることは一目瞭然だ。
■名護のフェイク選挙の尻拭いで、基地容認の民意をデッチ上げ!
そもそも今回の渡具知氏勝利の裏には、渡具知氏の“二枚舌”作戦があった。市議時代に基地容認発言をしていた渡具知氏だったが、昨年12月、基地反対の公明党沖縄県本部と「海兵隊の県外・国外移設」を盛込んだ政策協定を結んで推薦を勝ち取り、2000票以上と言われる公明党の後押しを受けて当選。メディアが「公明党推薦が勝因」とそろって報じたのはこのためだが、こうした二枚舌と、「辺野古の“へ”の字も言わない」という自民党の卑劣な作戦のもと、渡具知氏は辺野古移設の賛否について姿勢をあきらかにせず、公開討論をすべて拒否した。つまり「基地容認イエスかノーかの民意」を示す機会を有権者から奪ったともいえるのだ。
「辺野古が唯一の解決策」として海兵隊用の新基地建設に邁進する安倍政権だが、渡具知氏は市長選勝利の鍵となる「公明党推薦」を得るために、「海兵隊の県外・国外移転」という公明党の政策を丸呑みした。
民間企業に例えると、こんな話になる。〈渡具知氏は役員会議の第一議題「基地政策」で従来の海兵隊用新基地建設の持論を撤回、「海兵隊の県外・国外移転」に転向して仲間を増やすことを優先、自派閥の多数派工作に成功。そして、最優先の第二議題「地域振興」で独自案の国際リゾート産業振興を提案、相手派閥のパンダ誘致案に勝利した。だから役員会議の結論は「海兵隊の県外・国外移転(=海兵隊用新基地建設は不要)」と「国際リゾート産業構想の採用」となる〉。
会議中は発言をせずに終了後に結論を自分勝手に捻じ曲げる小心者の重役と、選挙中は辺野古新基地の“へ”の字も言わずに後から「民意は基地容認」と言い出す政権中枢幹部が二重写しになる。会議でも選挙でも、意見の異なる相手との論戦に勝ち抜かない限り、自分の主張が正しいと認められることはない。市長選の民意は「海兵隊の県外・国外移転(=辺野古新基地不要)」や「国際リゾート産業構想採用」ではあっても、渡具知氏が降ろした旗の「基地容認」であるはずがない。会議中に賛否の論議がされなかった提案が採用されないのはごく当り前のことだ。
名護市長選の結果に基づいて、渡具知市長が掲げた「海兵隊の県外・国外移設」、つまり不要となる海兵隊用の新基地建設阻止を進めるのが民主主義の原則であり、原点なのだ。渡具知氏が訴えなかった基地容認の方が民意を反映しているというのはおかしい。4年前に落選をした自民系候補が訴えたが、今回は不採用の基地容認の公約が優先されることはない。
■官邸主導の卑劣な世論操作で当選した名護新市長にリコール運動を!
「選挙は結果がすべて」と会見で強調した菅氏は、こうした民意を素直に受け入れるべきだろう。そして産経の菅コメント加筆は、示されようがない基地容認の民意を捏造しようとの画策が垣間見えるものだ。
当選翌日の5日、渡具知氏は自宅で記者会見し「今回の選挙結果は辺野古容認の民意であると考えているのか」との問いに「そう思っていない。私は今回、『容認』ということで臨んだわけではない」と答えている。
推薦をした公明党の立場も一貫していた。当確が出た後、金城勉・公明党沖縄県本部代表は、選挙事務所でこう述べている。
「(政策協定に盛込んだ)海兵隊の県外国外移転と日米地位協定改定を求める立場は維持する」
言うまでもなく、海兵隊が沖縄から出ていけば、海兵隊用の辺野古新基地を建設する必要はなくなる。「海兵隊の県外・国外移転の実現=海兵隊用の辺野古新基地不要」という関係にあるのだ。
安倍政権の思惑は、自民党が全面選挙支援をした“恩返し”を迫ることで、渡具知氏が公明党との政策協定を反故にして、選挙中に訴えなかった基地容認を再び主張することだろう。しかし、これもそう簡単ではない。かつて仲井真弘多・沖縄県知事(当時)が公約を翻して辺野古の埋め立て承認をして安倍政権に屈服したのと同じ醜態をさらすことになるからだ。ウソを垂れ流して当選することを禁じる公職選挙法違反となる可能性もあるし、騙された公明党支持者(創価学会員ら)が反旗を翻し、基地反対の稲嶺支持派と手を結んでリコール運動を展開する事態もありうるだろう。
菅氏が思うほど簡単に地元の基地反対の民意を消し去り、基地容認の民意をデッチ上げることができるわけではない。今回のフェイク記事は、こうした苦しいお家事情の産物のように見えるのだ。
(横田 一)
菅官房長官 名護市長選を疑問視する東京新聞記者に反論
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180208-00000571-san-pol
2/8(木) 17:44配信 産経新聞
菅義偉官房長官は8日の記者会見で、東京新聞の望月衣(い)塑(そ)子記者が、4日の沖縄県名護市長選で米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を進める安倍晋三政権が支援した新人が初当選した結果を疑問視したことに反論した。「選挙は結果がすべてではないか。相手候補は必死に(辺野古沖の)埋め立て阻止を訴えた」と述べた。
望月記者は名護市長選について、移設反対が容認を上回ったという共同通信などの世論調査結果を引用しながら、「(市長選の)結果はこう出ても、民意は基地容認とは違うのではないか」と主張した。
菅氏は「選挙の結果に基づいて、それぞれの首長が政策を進めるのが民主主義の原則であり、原点だ。世論調査のほうが民意を反映しているというのはおかしい。世論調査が優先されることはない」と強調した。
2018年2月8日午前 菅義偉 内閣官房長官 記者会見
※再生開始位置設定済み。
2018年2月8日午後 菅義偉 内閣官房長官 記者会見
※再生開始位置設定済み。
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造!|リテラ
— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2018年2月17日
驚いたことに産経記事は、菅氏が会見で口にしていない「原則」や「世論調査」などの文言を加えていた。両者の思惑が一致して産み落とした合作捏造記事とも思える… https://t.co/k5s7nMOlmx
まあ産経だから…と、言ってしまえばそれまで: “官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/BVmsL3cgib @litera_webさんから
— 卵かけ ごはん(死ぬこと以外かすり傷) (@egg_rice) 2018年2月17日
国を滅ぼす手助けに必死で汗を流す3K新聞いとわろし
— 田中穂徳 (@cornet888) 2018年2月17日
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/f3ZsNxtA1R @litera_webさんから
出た!サンケイクオリティ。前川氏出会い系バー報道の読売とともに、おかしな権力の広報紙として認定。
— 山羽明人@耕雲釣月舎 (@cIHtcCLzQtI7ZPX) 2018年2月17日
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/7fX48beego @litera_webさんから
菅さんが言ってない事を捏造し加筆
— スカラ(髪きりうさぎ) (@kurofmarry) 2018年2月17日
選挙の結果に基づいてそれぞれの首長が政策を進めるのが民主主義の「原則」であり原点だ。「世論調査」のほうが民意を反映しているというのはおかしい。「世論調査」が優先されることはない
“官邸御用新聞”産経 https://t.co/sj0b5Aj4zR
捏造ばかりの「クズ紙」。
— あず(こんな人たち) (@odinFBM_5) 2018年2月17日
悲「惨」な「経」営でお馴染みのサンケー新聞(苦笑)
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事!
https://t.co/PbReIfSTrr
どうしょもねえな
— jboy (@jboy660) 2018年2月17日
ポンコツ安倍政権のガキっぽさ
…安倍政権なんか某幼稚園桜組でも代わりは勤まるよ。
↓
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/tddAusu8kC @litera_webより
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を
— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2018年2月17日
望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/W8G2FTIZLm @litera_webさんから
・名護のフェイク選挙の尻拭いで、基地容認の民意をデッチ上げ!
・官邸主導の卑劣な世論操作で当選した名護新市長にリコール運動を!
“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/OOUYhhMbFy @litera_webさんから
— proletarian (@nohohon6098) 2018年2月17日
渡具知氏は辺野古移転について一言も触れることはなく経済優先だった。渡具知氏に入れた民意は必ずしも辺野古移転賛成ではない。産経はデマ飛ばすな!
産経は報道機関ではなく安倍の広報機関。何がいけないかといえば、これに気付かず産経やフジテレビに好意的な人たちだ。日本人はこんなレベルの国民だ。→“官邸御用新聞”産経がまたしてもフェイク記事を 望月記者に答えた菅官房長官コメントを加筆捏造! https://t.co/bb6f6D1AeW @litera_webさんから
— 🌙インクル🐸ジョン🌕 (@jita1955) 2018年2月17日
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK240掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK240掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。