平和的なカリスマが登場するはずだが，文氏なのか，キッシンジャー博士なのか，平和のためには，圧力には逆の発想になるが，ほほえみ外交と多極化の道は避けられない。

「背景」を見てみよう？
ドルを切り上げると，ドル一極集中の終焉が近いことになる，そして複数の基軸通貨が金とリンクし固定為替制度になる。

前回，ドルのポンドの基軸通貨交代が国際会議承認されるのは10 年先。実際には、国際通貨の尺度はドルに雪崩をうって移行した。

世界のキンの75％を集めた米国が、ポンドにかわって世界の通貨となった。このポンド中心からドル中心に移行した事実が公認されたのは、第二次大戦後だ。為替のポンド表示がドル表示に切り替わるには、さらに十年かかった。

世界の準備通貨と各国の保有する国債で、ユーロがドルを上回ると，米国は「保有しているキンを尺度に通貨を発行する」キン返り政策を採用せざるをえなくなる。

ニクソンのキン離れによる為替フロート制は終わる。そして、世界の為替システムは、まず、ドルとユーロ通貨に各国がリンクする固定レート時代へ移行する。次に、国家がキン買いの?役となるキン獲得競争の勝者が三極目＆四極目の世界通貨となる。

すると人類破滅の世界大戦争は回避できる。

世界の金融システムは、キンに代わって厳格な通貨発行のルールを構築しなければならない。そうしなければ、バブルの発生を根絶することができない。それが半導体紙幣と半導体コインの登場の必然性である。

そして世界は産業革命を加速させるだろう。