>>4さん グラバーは商人、「英一番館」(ジャーディン・マセソン商会)の長崎代理店。 英公使館と 英一番館のバックグランドからグラバーを見ないと「竜馬」になりますね。 坂本龍馬は 二度目の脱藩(帰国命令無視)のおり、勝海舟が薩摩小松帯刀に龍馬らの面倒を頼んだ。 亀山社中(海援隊)は、薩摩から活動資金(小遣い)を受けていた。 《西郷隆盛の駒 西郷の指示で江戸でテロをやっのが赤報隊の相楽総三 その後、年貢半減令を掲げ、 偽官軍として下諏訪で処刑された》 薩長が英国と結びついたのは報復攻撃を受けて。 薩摩は五代友厚、寺島宗則が捕虜となり、五代はグラバーに匿われていたという。 長州は 伊藤博文、井上馨。 彼らは国内情勢の情報や薩長政治家の小松帯刀、木戸孝允らとの の会談など連絡役をやった。 伊藤博文は英外交官アーネスト・サトウと特に懇意であった。 《アーネスト・サトウの回顧録を読むと英国のエージェントのようである》 龍馬とグラバーの武器売買は、薩摩がアンダーカバーとして龍馬を利用した。 長州は、 禁門の変で朝敵となり、松下村の四天王(久坂玄瑞・高杉晋作・吉田稔麿・入江九一)は 高杉一人となった。 長州は敗れ、会津(松平容保 配下の新選組)や薩摩を敵とした。 龍馬は幕府や土佐勤王党武市半平太を通じて、諸藩の尊王攘夷浪士や長州とも親交が あった。 この関係を利用したのが薩摩で、薩長同盟。 英雄伝説より「カネ」、長州の武器 調達資金は、「撫育方」という特別会計。 カネがあっても、四ケ国が砲撃した長州に武器を 表立って売ることはできない。 《薩摩は生麦事件の報復を英国に受けた》 伊藤、井上が グラバーを訪問、薩摩を買主とする。 英国の外交が後ろにあったとみてとれる。 《カネで 不明なのが、「いろは丸」の賠償金。 交渉人は、五代友厚や(土佐商会)後藤象二郎と 岩崎弥太郎。 龍馬が脅した多額の賠償金は支払われた。 受取りは岩崎といわれる。 大洲藩への補償も無い? 海援隊に一人50両の話もあるようだが7万両の大金が消えた》 吉田松陰の話は、この時代は知られていたことで、松陰のオリジナルでもない。 坂本龍馬も北海道(蝦夷)が出てくるし、龍馬のいとこ沢辺琢磨(山本琢磨)は函館(箱館) で、ロシア正教会の洗礼を受けた。 《開国を行ったのが明治政府、幕府は開港・開市、
開港地は幕府直轄地。 兵庫開港問題でのアーネスト・サトウと西郷の会談、西郷は 幕府の貿易独占(利益)を批判。 長州は開港(下関)し貿易の意志を伝えている》 幕末史の常識だけだと天木氏となるのかも。 ウィキのアヘン戦争、クリミア戦争、米国の 南北戦争も日本に影響している。 《兵器武器は、戦争後の中古や廃棄品なども多い》 吉田松陰は、プチャーチンのロシア艦船に乗船しようとしたが、艦船は出航していた。 英仏は、カムチャツカを攻撃。 ウィキ(クリミア戦争・太平洋での戦闘と日本への影響) 米国公使 タウンゼント・ハリス演説の英国 http://www.hh.em-net.ne.jp/~harry/komo_harris_main2.html 松陰の密航未遂(2回目)は、ペリー艦隊。 佐久間象山にそそのかされたともいわれる。 松陰の知識欲をかりたて人物は、ジョン万次郎。 16 ブルーク大佐の咸臨丸搭乗日誌の発見 ジョン万次郎 http://ktymtskz.my.coocan.jp/denki2/j16.htm 8 お荷物随員・福沢諭吉 (上掲のブルークとブルックは同一人物) http://ktymtskz.my.coocan.jp/denki2/ono7.htm#8 吉田松陰の評価は山縣有朋ともいわれる。 李氏朝鮮(江戸官学)と明(徳川光圀)からの 朱子学の忠孝同一(吉田松陰も論じた)が、教育勅語にも続いていること。 君臣の義の主君を天皇、孝は父親の家長制。 孟子の五倫は個々人では自由である。 しかし、国家が強制すると明治のようになり、個人の自由と権利の民主主義に反する。
幕末を例にとれば、武士教育の江戸官学があって、「恭順」の意を示すとでてくる。 後期水戸学からの尊王攘夷、尊皇の教育を受けた徳川慶喜。 禁門の変で朝敵となった 長州。 《武備恭順から討幕へ》 小御所会議の土佐・山内容堂と岩倉具視の議論も 大政奉還があり、幼沖の天子であれ主君と抗弁されると容堂は恭順した。 武家の 教育が、幕府体制を崩壊させ、その後の明治は、忠孝をより強化させたとなる。 今の安倍政権は忖度じゃなく、官僚やマスコミは恭順の意を表せとなるんでしょうね。 法治主義をやめて、人治主義。 『総理大臣の私が言うことは正しい』という体制ですね。 姜(かんはん)「看羊録」の抜粋で、日本人の特徴が面白い。 https://plaza.rakuten.co.jp/poetarin/2013/ 朱舜水 楠公碑陰記 『忠勇節烈にして、国士無双なり』 南朝・後醍醐天皇の忠臣 http://www.geocities.jp/sybrma/208syusyunsui.nankouhiinki.htm
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