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自衛隊ヘリの墜落、民家直撃を小野寺防衛相が当初「着陸」「落着」とゴマカシ! 佐賀にオスプレイ配備を強行するため
http://lite-ra.com/2018/02/post-3782.html
2018.02.05 自衛隊ヘリ墜落を小野寺防衛相が「着陸」 リテラ
またしても政府のゴマカシ発言が(小野寺五典防衛相・首相官邸HPより)
本日午後4時43分ごろ、佐賀県神埼市で陸上自衛隊のヘリが墜落しの住宅に激突、炎上した。墜落したのは戦闘ヘリのAH64Dで、現在伝えられるところによると、ヘリに乗っていた自衛隊員1名が死亡、1名が心肺停止状態、ヘリが墜落した住宅に住む女児1名が怪我を負っているという。
当初、メディアは「陸自ヘリが不時着」「自衛隊ヘリが予防着陸」と報道。これは墜落直前にヘリ乗務員が「目達原駐屯地に予防着陸する」と連絡しており、防衛省がそのまま伝えたことからこのような表現になったと思われる。だが、映像では民家が大炎上しており、墜落事故であることは一目瞭然。現在では「ヘリ墜落」として報じられている。
しかし、こうしたなかで、懸命に事故を矮小化しようとしたのが、小野寺五典防衛相だ。
小野寺防衛相は、事故発生から約1時間後の午後5時30分すぎに記者の取材に応じた際、こう述べたのだ。
「陸上自衛隊目達原駐屯地所属のヘリAH64の着陸、炎上が確認されました」
正しく着陸していれば炎上は起こり得ず、何を言いたいのかさっぱり意味がわからないが、小野寺防衛相はつづけてこんなことまで言い出したのだ。
「映像を見る限りは、住宅等に落着しているような状況」
落着……? 一体どういう意味なのだろうか。辞書を調べてみたが、「落着」は「物事のきまりがつくこと。決着」「納得すること。理解すること」「訴訟事件の判決がでること。また、その判決」(大辞林第3版)と出てくる以外に、同じ言葉は見当たらない。だが、どうやら航空機業界などでは「落ちて着地」というような意味でこの言葉が使われているらしい。ともかく、一般人には「落着」と言われてもそれが何を意味するのか伝わらない用語であるだけでなく、事故を軽んずる言葉だ。
■小野寺防衛相の発言は米軍オスプレイ墜落を「不時着」としたときと同じ
その後、午後6時20分すぎにおこなわれた記者取材では、小野寺防衛相も「民家に墜落したということは申し訳なく、重く受け止めている」と「墜落」を認めたが、小野寺防衛相は事故映像を見てもなお「着陸、炎上」「落着」などと表現することで姑息にも過大事故であることを覆い隠そうとしていたのである。
2016年12月に沖縄県名護市の海岸に米軍のオスプレイが「墜落」した際も、当時の稲田朋美防衛相および防衛省は「不時着」「不時着水」と強調し、昨年10月の東村高江の民間地で米軍機が炎上したときも、小野寺防衛相は「着陸した際、火を吹いた」などと発言するなど、事故を矮小化しようと必死だったが、今回の自衛隊ヘリの墜落も同じなのだ。
しかも、事故が起こった場所が佐賀県だということも安倍政権に打撃を与えている。というのも、佐賀では佐賀空港に陸自のオスプレイを配備する計画が進んでおり、昨年7月に県議会は配備計画を受け入れることを求める決議案を可決。菅義偉官房長官も「非常に大きな前進」と大喜び。同年12月には佐賀市議会も県議会につづいて容認決議案を可決している。
だが、今回の事故によって、このオスプレイ配備に向けた動きに県民からストップがかかる可能性は高い。そのため、小野寺防衛相も当初の過大事故であることを認めようとしなかった姿勢から一転、安倍首相は県民の反発を恐れて同型機ヘリの飛行停止の指示を出したのだ。沖縄では米軍機の事故が多発しても「飛行停止」を一切口にしないのに、である。
安倍首相は名護市長選を睨んで、松本文明内閣府副大臣の「何人死んだんだ」という暴言ヤジに素早く辞表を提出させたが、今回も佐賀空港へのオスプレイ配備を進めるため、県民感情を刺激しない姿勢を取るだろう。しかし、オスプレイが危険機種であることは違いなく、今回のような悲惨な事故が再び起こる可能性はあるのだ。
(編集部)
【佐賀 神崎で自衛隊のヘリ墜落の通報】
— 🦋ななみん🦋IRIS (@7nanamin31) 2018年2月5日
佐賀県神埼市の民家に、自衛隊ヘリ墜落
自衛隊のヘリコプター、AH-64 アパッチが墜落
自衛隊機、陸自アパッチ予防着陸 陸自ヘリ墜落
小野寺防衛相の会見もありました
ANNニュース映像 pic.twitter.com/qMZsp2jzpr
報道によると、自衛隊ヘリが不時着した模様。黒煙 pic.twitter.com/s1UtpQhnSm
— oozora_kirei⭐️ (@oozora_kirei) 2018年2月5日
【速報】
— かずやん@FUKUOKA (@kazuyan2017) 2018年2月5日
佐賀県 自衛隊ヘリが住宅街に着陸炎上
現在、詳しい状況を確認中とのこと📺❇ pic.twitter.com/Oemt9gx5F5
テレ朝。佐賀県で自衛隊ヘリが墜落した民家の住人は4人家族だが、墜落時に1人だけ家に居た10歳の少女は保護されていると(NHK情報では、この時間は住人は外出中で、家の中には人はいなかったと見られるとも)。ヘリの乗組員1人が意識不明の状態。NHKによれば事故機には2人が搭乗し、1人が心肺停止と。 pic.twitter.com/dk72ccXY1b
— YAF (@yagainstfascism) 2018年2月5日
攻撃用ヘリだろうがセスナだろうが落ちてきたら怖いだろうが
— Kurosuke (@kurosuke_0620) 2018年2月5日
何こういう事故にこじつけて反自衛隊論唱えようとしてんだこいつ pic.twitter.com/rpcpxKUfpO
佐賀県神埼市の民家に、自衛隊ヘリ墜落
— JOE CAESAR FUSE 100k (@jcf825) 2018年2月5日
自衛隊のヘリコプター、AH64 アパッチが墜落
自衛隊機、陸自アパッチ予防着陸?
小野寺防衛相の会見
墜落炎上現場の様子も映ってます pic.twitter.com/2agUr01Quq
民家に自衛隊ヘリ墜落
— Yumi Yamashita (@yumiyam1) 2018年2月5日
佐賀新聞 号外 pic.twitter.com/tVhS0Vsr1r
ヘリ墜落現場は300m先 直前に「予防着陸」の連絡
— seiso men (@seisomn1) 2018年2月5日
(18/02/05)
5日午後5時前、自衛隊のヘリコプターが佐賀県神埼市の住宅街に墜落しました。 pic.twitter.com/tSrPmtStin
【陸自AH-64ヘリ墜落事故】
— 佐藤正久 (@SatoMasahisa) 2018年2月5日
小野寺防衛相、同型機の飛行停止と自衛隊の全てのヘリの点検整備を指示した他、大野防衛大臣政務官を現地に派遣。本事故に伴い民家全焼2棟、部分焼1棟https://t.co/bPvTMbI7vl pic.twitter.com/69qTCjrN4g
自衛隊ヘリの墜落、民家直撃を小野寺防衛相が当初「着陸」「落着」とゴマカシ! 佐賀にオスプレイ配備を強行するため
— アジア記者クラブ(APC) (@2018_apc) 2018年2月5日
一般人には「落着」と言われてもそれが何を意味するのか伝わらない用語であるだけでなく、事故を軽んずる言葉だ。https://t.co/c2zCgKRnAS
こいつ!ラリってるのでは?
— BlueDR1239 (@SEIRYUINN) 2018年2月5日
リンプーカン通いすぎじゃねの!?
自衛隊ヘリの墜落、民家直撃を小野寺防衛相が当初「着陸」「落着」とゴマカシ! 佐賀にオスプレイ配備を強行するため https://t.co/L2dMYkKmQZ @litera_webさんから
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