http://www.asyura2.com/18/senkyo239/msg/368.html
Tweet |
なぜシンゾーさんは防犯カメラや棍棒に52万円も払うのか 2018年度予算に見る アベ家の家計簿
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/222467
2018年2月2日 日刊ゲンダイ 文字起こし
1機139億円!(ステルス戦闘機F35) /(C)共同通信社
シンゾーさんちの町内で最近の話題といえば、近所に住むヤンキーのカリアゲくんのことだ。暇さえあれば、爆音をとどろかせてバイクを走らせたり、ロケット花火を飛ばして遊んでいる。付き合いがあるシュウさんに注意してもらったが、迷惑行為をやめる気配は全然ない。「バイクや花火をやるのは、おれの自由だろ?」と反論しているそうだ。
困ったシンゾーさんがゴルフ仲間のトランプさんに相談すると、「それなら、うちのグッズを使えばいいさ」と言う。本職は営業マンだから、売り込みは得意。それからは連日電話があり、防犯カメラや防犯ブザー、花火をたたき落とす棍棒まで勧めてくるのだ。
「そういえば、シュウさんちの猫も、うちの庭に入ってきて悪さをしてたっけ。最近は物騒な事件も多いし、何かやった方がいいかもな……」
シンゾーさんは防犯グッズの購入をトランプさんに約束。その総額は52万円だった――。
来年度予算案によると、防衛予算は今年度から1.3%増えて5兆1911億円となっている。税収59兆円の1割近くを費やす計算だ。軍事ジャーナリストの世良光弘氏が言う。
「まったくバカにできない金額ですし、そもそも防衛関連の支出は単価が高い。日米で開発したSM3ミサイルは1発20億円ぐらいしますし、F35A戦闘機は6機で838億円(1機139億円)です。これが本当に日本の安全保障に欠かせないモノなのか、必要だとすれば何発・何機で足りるのか、真剣に議論されるべきだと思いますが、国民には全然見えてきませんね。特に、日本政府が米政府から直接調達する対外有償軍事援助(FMS)の枠組みになると、完全にブラックボックス。確かにロッキード事件では間に入った商社が汚職に関わっていましたが、政府と政府の取引だと市場原理が働かないし、なぜその値段になったのかも不明瞭になります」
■儲けたのは営業上手なゴルフ仲間だけ
シンゾーさんも、妻のアキエさんに詳しい説明をせず、トランプさんの会社から防犯カメラを買うことにしていた。
防犯カメラの相場は、設置費用も含めて1台10万円前後。死角ができないようにするためには、素人ではなく業者に取りつけてもらった方がいいという。
もっとも、費用対効果を考えれば、1000円以下のダミーを買うという手もある。稼働中を示すランプを点灯させておけるタイプもあるので、不法侵入を試みる相手に警戒心を抱かせる効果は十分に見込めそうだ。
そもそも、高額な防犯カメラを買って据え付けたところで、カリアゲくんが暴走をやめるかは未知数。カネをどぶに捨てることになる恐れだってあるのだ。
それぞれの家がどんな防犯対策を取るかは、家族で十分に話し合って決めること。家計を預かるアキエさんにも、「トランプさんに言われたからって、買っちゃっていいの? それにこの領収書……。トランプさんに相談したときの飲み代まで払ったの?」とあきれられた。
「防衛予算で不可解なのは、その装備の導入を決める前に、何億円もの調査費が使われることです。調査の結果、導入しないとなった場合、税金をムダにした責任をだれが取るのか。そもそも国防の全体像がデザインされていれば、どんな装備が必要かもハッキリします。こんな武器の売り込みがあったから試しに使ってみようなんて無責任な姿にはならないはずです」(世良光弘氏)
結局、ヤンキーで儲けたのは、営業上手のトランプさんだけだった。
2018年度予算に見る アベ家の家計簿
— 齋藤一弥<穏やかなレジスタンス&里山資本 (@rainasu) 2018年2月2日
なぜシンゾーさんは防犯カメラや棍棒に52万円も払うのかhttps://t.co/Sozo7doHHE #日刊ゲンダイDIGITAL
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK239掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK239掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。