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安倍三選で下野がいい 自民党の自浄作用は政権交代に不都合
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2018年02月02日 世相を斬る あいば達也
安倍晋三夫婦を一敗地に塗れさせるには、官邸や公邸でふんぞり返っている安倍晋三及び昭恵夫人を、その住まいから引き摺り下ろしてこそ意義がある。チャウセスク夫婦ではないが、国民を蔑ろにした権力者の不様さを、国会議員に、国民に、世界に喧伝し、今後、このような私利私欲、自己の妄執や思いこみで、国民から託された主権を蔑ろにする政治家の末路を“見える化”することが、非常に重要なのである。
その為には、安倍首相が国会で、官邸で、公邸で、私邸で、ゴルフ場で、加計幸太郎とのパーティーにおいて、意気軒昂に振る舞っていて貰わないと、ショック療法の効果は激減する。特に、日本の歴史や経済について、SNSや“まとめサイト”で世間を知ったように感じている若い世代に対し、弱いメッセージ性では、“気づき”のキッカケにならない。彼らの世界、非正規雇用が当たり前、“日銭さえ稼げればそれで良い”、どうせ年金なんか貰えないという風潮に歯止めをかけなければならない。
なぜ、彼らは、キリギリスのような生き方でも不安を感じないのかというと、衣食住の中の、衣と住に切実さがない。「衣」に切実さがないのは、多分良いことだろう。筆者も彼らに見習うことで、衣料にかかる費用は激減した。「住」は逆玉状態なので、一生の買物が「家」という根拠が薄弱になった。爺ババ世代の家があり、両親の家がある。もうそれだけ、「住」ニーズはなくなる、空き家問題までが発生している。仮に、自分の家にこだわるにしても、うえ二世代の家を、いずれ売れば穴埋めが可能だ。挙句に、結婚する夫婦が一人っ子ではなおさらだ。ゆえに、四苦八苦して「家」を買うことで人生の時間や費用を大きく消費する必要がない。
一世一代の決心の必要もない。場合によれば、結婚などと云う生々しい人間関係で、コスパを悪くはしたくない。結婚、出産が合理的生き方とは言いがたい。性欲などは、マス●ーベーションや風俗で充分満足。生々しい人間関係に煩わされるのは嫌だ。恋愛性欲世界にも、大きな格差が生じている。本来の恋愛性欲世界から離脱した男女が大量発生している現状は、極めて不健全だ。どのように、この問題を解決するかは、宮台氏ら社会学者に任せておこう。ただ言えることは、彼らのような半バーチャルな生き方は、人間社会の共同体を著しく破損する。
だからといって、国民に向かって、おまえ等は、このように生きろと命じることに権力者が魅力を感じてはいけない。安倍晋三や日本会議のように。政治に出来ることは、これでは拙いぞ、と気づかせる環境の整備だけなのだ。公務員とまでは行かないが、10〜20年程度は同一職場にいられる就業環境であるとか、最低限の昇給が保証されている環境とか、定年後、年金で最低限の生活を営める環境などを政治が提供することである。そのような環境が整うことで、自ずと、人びとの心に余裕が生まれ、生身の恋愛性欲世界や共同体意識が芽生えるものと思考する。多分、その環境が、民主主義維持の必須アイテムなのだろう。
そうそう、話は横道に逸れたが、自民党内で安倍三選阻止の自浄作用が起きかけている。それが、以下の二本の記事なのだが、可能性はゼロではない。安倍晋三のままでは、自民党は下野するリスクが増大するばかりだ。もうこの辺で、軌道修正をしておかないと、本当に、いまだ元気な“小沢一郎”に大仕事をさせてしまうという恐怖感である。自民党の中で、安倍のままでは、下野するリスクを抱えてしまう。憲法改正も、安倍の前のめりにつき合っていたら、国民投票で否決されたら、二度と、党是である「憲法改正」が出来なくなる不安は大きくなりつつあるのだ。
額賀派が反安倍に舵を切れば、岸田派も動く、二階派も動く可能性がある。これに、一般の自民党員の票如何では、石破が棚ぼたのように内閣総理大臣になり、次は岸田という流れが出来てしまう。まぁ当然、烈火の如く、この暗躍な試みを潰しにかかる安倍官邸だが、個人的には、より一層汚い政権運営をする安倍官邸と云う痕跡を撒き散らして貰いたい。自民党が下野した時、東京地検特捜部の仕事が楽に済むように、或いは罪状が増えると云う意味で、是非、安倍さんには三選を達成して貰いたい(笑)。
≪会長退任「自ら判断」=包囲網狭まる−自民・額賀氏
自民党額賀派の額賀福志郎会長は1日、同派参院議員団の退任要求について「最終的に私自身で判断する」と述べた。東京都内で開かれた派閥例会後に記者団に語った。衆院側の意見も踏まえ結論を出すとみられる。衆院側には「退任は避けられない」との声が強まっており、額賀氏に対する包囲網は狭まっている。
額賀氏は、衆院議員だけ出席した1日の例会で「こういう事態になったことは誠に残念であり、みんなに心配を掛けることがないよう対応する」と表明。その上で「判断を任せてほしい」と呼び掛け、了承を取り付けた。出席者からは派の結束を求める声が相次いだ。
例会終了後、額賀氏は記者団に「だいたいの雰囲気、衆院議員の考え方は聞いているので、そんなに時間をかけないで結論を出していく」と語った。額賀氏は1月25日、記者団に「(会長交代の)予定はない」と続投の考えを示していた。
額賀氏は既に衆院当選1、2回の若手から意見を聴取。今後、5日に3回生、7日に4回生からもそれぞれ意見を聴く予定だが、3、4回の議員の間では退任論が大勢となっている。
≫(時事通信)
≪ 額賀派クーデターの波紋 “反アベ”結集なら総裁選は大波乱
突然、勃発した自民党の第3派閥「額賀派」のクーデター劇。参院議員21人全員が、派閥領袖の額賀福志郎氏に退任を求めている。
この時期にクーデターが起きたのは、9月に行われる総裁選に備えるためだともっぱらだ。衆参54人の額賀派は、“反アベ”で動くつもりだとみられている。もともと、闘う集団だった額賀派が“反アベ”に回ったら、“安倍3選”に黄色信号がともる。
「クーデターの裏に、かつて参院ドンと呼ばれた青木幹雄さんがいるのは間違いないでしょう。額賀派に所属していた青木さんは、いまだに参院額賀派に絶大な影響力がある。青木さんが“右”と決めれば、21人全員が“右”に動く。派閥領袖の額賀さんは“安倍支持”ですが、どうやら青木さんは、総裁選では石破茂を担ぎたいようです。“安倍支持”の額賀さんをクビにして、派内を“石破支持”でまとめるつもりでしょう」(自民党関係者)
もともと、青木幹雄氏と石破茂氏の関係は最悪だったが、2016年の参院選の時、石破氏が青木幹雄氏の長男・一彦氏の選挙を全面支援したことで関係が修復したという。
■「3人」の共通点は“安倍嫌い”
自民党内は「額賀派」のクーデターを固唾をのんで見ている。第3派閥の「額賀派」が“反アベ”で腹を固めたら、第4派閥の「岸田派」(45人)と第5派閥の「二階派」(44人)も追随する可能性があるからだ。
3つの派閥が“反アベ”で固まったら、安倍首相は敗北する可能性がある。
「3つの派閥が手を組む可能性はゼロではないでしょう。まず、岸田派の実質的なオーナーである古賀誠氏と青木幹雄氏は親しい関係です。同じビルに事務所を構えている。さらに、二階派の領袖・二階俊博氏も、2人とはツーカーの仲。青木―古賀―二階は、いつでも話ができる。3人の共通点は内心、安倍首相を嫌っていることです。3人ともいわゆる“保守本流”です。保守本流は、GHQと一緒に憲法を制定し、日本の繁栄を支えてきた。ところが、安倍首相が敬愛する祖父の岸信介氏は“保守傍流”です。戦犯だったため憲法制定に加われなかった。だから、安倍首相は“押しつけ憲法だ”と批判し、“戦後レジームからの脱却だ”と戦後の日本を否定している。そもそも、保守本流と保守傍流は考え方がまったく違うのです。もちろん、青木―古賀―二階の3人は、勝ち目のないケンカはしないでしょうが、勝てるチャンスがあれば、一気に勝負にでてくるはず。場合によっては、岸田文雄氏を担いでもいいと考えているはずです」(政界関係者)
NNNの調査では「次の自民党総裁に誰がふさわしいか」は、石破21%、安倍19%だった。国民も“安倍3選”にはウンザリしている。今頃、安倍首相は悲鳴を上げているのではないか。
≫(日刊ゲンダイデジタル)
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