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2018-02-01 21:20
『茂木が線香、議員手帳などの配布で、公選法違反か?自公幹部も立腹。議員辞職を求める声も』のつづきを・・・。
最初に・・・。上のエントリーのリテラの記事の中にも、メディアが報じないという話が出ていたのだけど。
もしかして、昨年11月頃から、TVメディア、とりわけニュース&ワイドショーは「もう政治ネタを扱ってはいけない」というお触れでも出ているのだろうか?(@@)
一時は森友問題や小池百合子氏の動向を熱心に扱っていたワイド・ショーも、10月に衆院選が終わって、臨時国会が始まった途端、ほぼ全くと言っていいほど政治ネタ、特に国政に関わるネタは扱わず。
貴ノ岩に対する傷害事件が発覚したのを機に、今に至るまでひたすら相撲界がらみのネタを長々と扱う(あと不倫ネタね)状況が続いている。<今日も朝からずっと理事会選挙の話ばっか。国の政治より相撲界の政治の方が大事なのね。^^;>
しかも、恐ろしいことに、ふつ〜のニュース番組まで相撲界ネタ、あおり運転ネタなどが幅を占めていて、国政や国会のネタをゆっくり取り上げる時間がどんどん少なくなっているのである。(-_-)
今週、予算委員会が始まって、茂木線香問題や森友問題の新しい情報が出て来ても、ほとんどの番組が小さくしか扱わず。<安倍政権に都合の悪いネタは、ほぼスル〜という感じのところも。>
おそらく茂木大臣の線香問題のことをまともに認識している一般国民は、ごくわずかなのではないかと察する。_(。。)_
* * * * *
尚、この問題を考える時は、政党支部という言葉に騙されてはいけない。 (・・)
自民党は各選挙区の議員(or候補者など)を代表にした「政党支部」を設けていて。<ほとんど、「ひとりに一つずつ〜・・・大切な政党支部」状態なのね。>
それぞれの議員は、自分個人の事務所や政治団体ではやりにくい政治活動を行なうために、またお金をやりとりするポケット&トンネル代わりとして、この政党支部を使っているのである。(~_~;)
<実際は、政党支部も議員秘書や事務所の職員などが仕切っていて。条件の緩い政党支部で、いったん献金などを受け取って、あとから個人の政治団体に寄附する形でお金を移すケースが多い。・・・茂木氏の場合、個人の政治資金団体で購入した何十冊もの衆議院手帖を、政党支部に寄附してから、有権者に配布している。^^;(*1)>
茂木氏は、あくまでも自分の事務所ではなく、「政党支部が〜」「自分は関わっていない」と主張しているのだけど。<今日の委員会では、「(政党支部として)党勢拡大のために線香を配った」とかわけのわからない説明をしてたりして。(>_<)>
たとえ政党支部が購入したものを配っていたとしても、(政党支部に寄附した形をとったとしても)実際には、茂木氏の秘書などが、ミエミエに茂木氏からのものとして、地元の有権者に配っているのである。(**)
* * * * *
ところで、前の記事にも記したように、茂木敏充氏が代表を務める政党支部による物品配布&公選法違反疑惑については、昨年から週刊誌に取り上げられているのである。^^;
昨年8月に茂木氏が経済再生担当大臣にも、週刊新潮に「いきなり公職選挙法違反!」という記事が出たのだが。他のメディアはほとんど取り上げず。茂木氏は違法性を否定するコメントを発表しただけで、話が終わってしまったのだ。(>_<)
<週刊新潮は、このあとも手帖配布について記事を出していたのだが。国会も夏休み中で、しかも、民進党は代表選で忙しかったせいか、野党からの批判もきこえず。そのあとは民進党分裂&衆院選に突入してウヤムヤになってしまった。(-_-;)>
ちなみに、これが茂木大臣の反論コメントである。^^;
『茂木敏充経済再生相、週刊新潮の「公選法抵触の可能性」記事にコメント発表 「合法にやっている」
茂木敏充経済再生担当相は9日午前、同日発売の「週刊新潮」で、地元の衆院栃木5区の有権者に「衆議院手帖」やカレンダーを無償配布しており、公職選挙法に抵触する可能性があると報じられたことに関し、記者団に対して「まったく合法にやっている」と述べた。午後には事務所の名前で改めて、違法性を否定するコメントを発表した。コメントは以下の通り(原文ママ)。
本日発売の週刊新潮に「いきなり公職選挙法違反!」とのタイトルで、衆議院手帳やカレンダーを選挙区内に配布しているのは公職選挙法違反ではないかとの記事が掲載されました。
記事でカレンダーとされているものは、政党支部の活動を紹介する広報ポスターです。カレンダーも印刷されていますが、主として政党支部の活動の写真で紹介しているポスターであり、政党支部の広報物との認識で政党支部関係者らに配布しています。
また、衆議院手帳は、茂木の名前や写真の入ったものではなく、党員や政党支部関係者らに政党の政治活動用資料として配布しており、記事にあるような不特定多数に配布した事実はありません。
したがって、いずれも政党支部の政治活動であり、記事が指摘するような公職選挙法上の問題はないと認識しています。(産経新聞17年8月9日)』
* * * * *
しかし、週刊新潮はあきらめず。(or誰かからの提案やアシストがあったのか?)今年にはいって、前の記事に一部をアップした『安倍内閣「茂木大臣」が三度目の公選法違反 手帖、香典、今度は“線香"』を掲載。
これを野党が国会で取り上げたことで、(TVワイドショ〜はスル〜してるけど)、問題視されるようになって来た。 (++)
まあ、茂木氏としては、昨年の夏、あの程度のコメントで話が終わったので、今回も同じようなことを言っておけば、簡単にコトが済むと考えたのかも知れないが。<実際、初日は「政党支部の政治活動だ」「自分の名前も記されていない」と自信ありげに説明。野田大臣と談笑する余裕もあった。^^;>
野党側が質問を重ねるうちに、だんだん追い込まれて、ピンチに陥っているのである。_(_^_)_
<モリカケ問題もそうだけど。何度もきくうちにわかることもあるのよね。 (・・)>
〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜
『茂木氏、有権者に線香配布認める 週刊誌報道、公選法違反は否定
2018年01月29日 18時02分 西日本新聞
茂木敏充経済再生担当相は29日の衆院予算委員会で、週刊誌が報じた秘書による有権者への線香配布を認めた。その上で、公選法違反には当たらないとの認識を示した。
茂木氏は「配布した物に私の氏名は入っていない。政党支部の政治活動として配布した」と説明。公選法は、公職の候補者らによる寄付行為について「氏名を表示し、または氏名が類推されるような方法でしてはならない」と規定している。立憲民主党の逢坂誠二氏への答弁。
25日発売の「週刊新潮」は、秘書が栃木県の選挙区の有権者に線香を配布し、公選法違反の疑いがあると報じた。(西日本新聞18年1月29日)』
『茂木敏充経済再生担当相は30日の衆院予算委員会で「衆議院手帳」を選挙区内の有権者に配っていたことを認めた。自身の政治資金団体が手帳を購入して政党支部に寄付し、政党支部が手帳を配ったと説明。「支部が政治活動として配布している」と述べた。立憲民主党の本多平直氏への答弁。(産経新聞18年1月30日)』
でも、茂木氏の説明答弁はだんだん苦しくなって、余裕がなくなって来るのである。しかも、野田聖子大臣と談笑していたことに関して、自公幹部から批判されたり、自分で説明しろと言われたりして、身内からも冷たい目で見られるようになるのだ。(~_~;)
『茂木経済再生相の“線香配布"追及
補正予算案を審議する予算委員会は参議院に論戦の舞台を移している。民進党の森本議員は茂木経済再生担当相が支部長を務める政党支部が地元の有権者に線香などを配った際に茂木事務所の人間だと名乗っていたのかただした。
公職選挙法では候補者の名前が表示されていなくても類推させる場合は寄付を禁止している。森本議員はこれに抵触するのではないかと追及した。
民進党・森本議員「茂木大臣の秘書が線香を配った際に、茂木事務所の誰々ですという挨拶は一切行っていないということでいいのか。一枚の名刺も持っていってないということでよろしいのか」
茂木経済再生相「個別の活動について、私がその場に居合わせているわけではありませんので、その点はわかりません」
茂木経済再生相は「政党支部の政治活動で行ったもので公職選挙法にのっとっていると考えている」と強調した。
こうした中、31日朝の与党幹部の会合で29日の衆議院予算委員会の審議中に茂木経済再生相と野田総務相が談笑していたことについて「緊張感に欠けている」との声が上がった。野田総務相は公職選挙法を担当していて、公明党の井上幹事長は「なれ合いに見える。しっかり両大臣に注意して欲しい」と述べたという。(NNN18年1月31日)』
『自民・森山国対委員長は、「茂木大臣の方から、よく説明責任を果たしていただくことが大事だろう」、「大臣という立場にあるから、しっかり説明責任を果たしていただきたい」などと述べた。
一方、自民・公明両党の幹事長らが31日朝に会談し、公明党の井上幹事長は、茂木氏の問題について、「誤解を与えないように、しっかりと説明責任を果たしていくのが大事だ」と述べるなど、茂木氏自身が説明責任を果たすべきだとの認識で一致した。(FNN18年1月31日)』
* * * * *
おまけに野党の中では、与党に近い立場にいるはずの維新からも批判の声、そして希望の党から議員辞職を求める声が。 (・o・)<前記事に記したように、小野寺防衛大臣は線香配布(ただし名入り)で議員辞職したことがあるからね。>
『*希望 玉木代表「みずから出処進退判断を」
希望の党の玉木代表は、国会内で記者会見し、「過去に同じ自民党の議員で議員辞職された事例もあり、出処進退を大臣みずから判断されるべきだ」と述べました。そのうえで、玉木氏は総務省の対応について、「茂木大臣の答弁をサポートする意味で公式見解を出したのかもしれないが、違和感を禁じえない。中身について、しっかり確認したうえで、おかしいものであれば、撤回を求めたい」と述べました。
*維新 馬場幹事長「疑念を感じざるをえない」
日本維新の会の馬場幹事長は、国会内で記者会見し、「疑念を感じざるをえない。立法府に属する人間は、堂々と順法精神を持って、日々の活動に取り組むのは当たり前で、『名前が出ていないからいいだろう』という開き直りは少し違和感がある」と述べました。
*自由 小沢代表「けじめをつけるべき」
自由党の小沢代表は、国会内で記者会見し、「過去に小野寺防衛大臣は線香を配って議員辞職した。金品で有権者の支援を得ようという行為は、いつでも、どこでも、どの国でも禁じられていることで、あるべきことではない。小野寺氏を例に引くまでもなく、当然きちんとけじめをつけるべきだろう」と述べました。(NHK18年1月30日)』
茂木大臣は過去にも違法献金疑惑が出たこともあるし。もし調べれば、まだまだ色々と出て来るかも知れず・・・。
今日の予算委員会の中継を覗いてみたら、茂木大臣がす〜っかり疲れた顔で、元気なく大臣席に座っている姿が映って。(野田大臣とお話もできないし。^^;)もう少し追い込んだら、閣僚辞任までは持って行ける可能性もゼロではないぞと思ったりもするmewなのだった。(@@)
THANKS
「衆議院手帖」は政治団体が購入 茂木経済再生相が説明
1月30日 16時44分 NHK
茂木経済再生担当大臣は、みずからの事務所が「衆議院手帖」を選挙区内で配布しているという一部週刊誌の報道をめぐり、みずからの政治資金団体が「衆議院手帖」を購入し、政党支部に寄付したあと、政党支部が配布したと説明しました。
茂木経済再生担当大臣の事務所をめぐっては、一部週刊誌で、秘書が選挙区内の有権者に、線香に加えて、主に国会内などで販売されている「衆議院手帖」などを配布していて、公職選挙法に違反する疑いがあると報じられました。
これに関連して、30日午後の衆議院予算委員会で、茂木大臣の政治団体が「衆議院手帖」を購入したのではないかと指摘されたのに対し、茂木大臣は「購入したのは政治資金団体だ。販売場所の関係もあり、購入した。そして、政治資金団体が政党支部に寄付し、寄付された政党支部が実際に政治活動として配布している」と述べました。
一方、茂木大臣は、配布について、「政党の政治活動として行っている」と述べ、公職選挙法には違反していないという認識を重ねて示しました。
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